全国の信金が集まる最大規模の見本市です。

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よい仕事おこしフェア 2019年が開催されました。

 全国の信用金庫が集まって、関東地方では最大の見本市が開催されました。この見本市は東京に本社がある城南信金が主幹事となり、全国の信金と共同で開催するもので、各信金の優良顧客を出店させるものです。各地で営業している信金は独自に商談会、見本市を開催していますが、それぞれの規模は小さいものです。また、開催地が地方であると来場者は地元の人達に限られ、人数も少ないものです。このため、以前から城南信金が音頭をとって、北海道から沖縄までの信金を一括して商談を行う見本市を開催していました。地方の情報を東京に集め、その情報を全国に広げていこうという趣旨です。
 以前は東京ドームで開催されていたこともあったのですが、野球場であるため使いにくいことから数年前から有楽町の国際フォーラムを会場にしています。駅から徒歩2分であり、交通の便が良いのが特徴です。全国の信金を集めて、これだけの規模で開催する見本市は珍しいもので、末永く続けて欲しいものです。2段目の写真は参加した信金の所在地を示す地図で、これだけの信金が集まっていました。
 今回の出店者は各信金から要請された顧客であり、450社になりました。それだけ地方の企業が東京で商品を展示して商談を成約したいということでしょう。ただ、国際フォーラムは会場面積が狭いため、ブースが狭くなり、会場はゴチャゴチャとしています。しかし、モノは考えようで、通路が狭く来場者と出店者の肩が触れ合うような状況では、賑いがあって活気が感じられるでしょう。
 今回の見本市は特定のテーマは無いため、何でも有りの出店でした。製造業のブースは三分の一以下で、ご当地の観光案内、地方行政団体、大学などの教育機関なども出店していました。このため、温泉旅館の案内や劇団の紹介などもあり、警視庁からは振り込め詐欺撲滅のキャンペーンもありました。
 しかし、地方からの出店であることから、第一次産業の食品関係の企業が目立って多く、さながら地方の名産展のようでした。5段目、6段目の写真は地方の食品を展示していて、即売もしていました。7段目の写真は下関市のブースで、名産のフグを宣伝していましたが、飾りつけが何とも微笑ましいものでした。
2019年10月11日