埼玉の地元の中小企業も意外な商品を製造していました。

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見かけることがあっても製造元が不明なことがあります。

 「彩の国ビジネスアリーナ」では、無名であっても業界では日本一の企業がありました。一段目、二段目の写真は「横引きシャッター」を製造している企業です。二段目の写真はその模型ですが、良く使われているのが駅の構内にあるキオスクで使われているシャッターなのです。キオスクが閉店するときに、左右から水平方向に引き出して店舗を閉鎖するために利用されています。市場規模が小さいので、三和や文化という大手シャッターメーカーは進出してこないのだそうです。大手シャッターメーカーは上下に移動するシャッターが専門であり、こちらの市場の方が巨大なのだからです。このようなニッチな商品を専門としている企業もあるのです。
 三段目、四段目の写真は災害用のスコップを展示してた企業です。スコップの形をしているのですが、シャベルを取り外すとバールに変身し、握り部分を90度回転させるとピッケルになる、という優れたものです。従来からあるスコップを3つの部品に分離してそれぞれを着脱自在にした構造です。色々と応用することができて便利なのですが、本体の重量が3キログラム以上あり、手に持つと重たいのです。スコップとして使うには使い辛いし、バールとして使うには強度不足となり、いずれも中途半端です。一家に一本あれば何でも応用できる、というのがうたい文句のようで
2015年2月14日