個性的な社長と商品でした。





商品は小さいが夢があります。

 地元の新宿区にある企業が出店しているので大型の商品は少なく、机の上に載るような小さな商品が目立ちます。一段目の写真は神棚を販売する会社で、代理店を募集してました。社長は「神棚を置いてある家庭は繁盛する」という信念があり、神棚に関する単行本を自費出版していました。神棚そのものは他社の製品なのですが、この会社では神棚を天井から吊り下げる棚をセットにして販売してました。本業は材木問屋であり、関連会社には注文住宅の工務店もあり、神棚を販売しているこの会社が一番儲けているようでした。
 二段目の写真は三条から来た会社で、自転車用の工具を展示してました。昨今は自転車がブームとなっているので、デザイン化された美しい工具を開発しているのだそうです。自転車を修理するのもマニアの楽しみなので、それに合わせた工具が売れるのでしょう。
 三段目、四段目の会社は、絹糸で出来たブラシを販売していました。絹糸を亀の子タワシのように束ねてブラシとし、これで肌を磨くと皮膚の表面にある角質が削がれて美しくなるのだそうです。元々は工業ブラシを製造していたのですが、将来性がないために美容品に転業したそうなのです。一個数千円と高額ですが、女心を誘う商品でした。
2013年4月22日