今年の蒲焼は値上がりしましたね。





蒲焼はステーキよりも高価になりました。

 今年の土用の日ではウナギの蒲焼が高騰し、世間の鰻屋やスーパーでは値上げしたり、大きさを小さくしたことで話題となりました。その原因はウナギ養殖のためのシラスが世界的に減少したことです。ウナギを大量に消費するのは日本だけのようで、シラスの激減が日本の食事に大きな影響を与えたようです。
 それはそれとして、日本人は蒲焼が食べたいのです。そのため、蒲焼に代わる食品を各社工夫して出品していました。一段目の写真は輸入物のウナギで、タスマニア産のウナギを使った蒲焼で、この他にも世界各地の聞いたことのない場所から輸入されたようです。二段目の写真はうつぼの蒲焼で、三段目の写真はあなごの蒲焼で、四段目の写真はサンマの蒲焼です。江戸時代では、蒲焼は高級品で庶民の食べ物ではなかったようです。全国民が平等にウナギの蒲焼を食べることができる、というのは錯覚ではないでしょうか。代用の蒲焼でも栄養は同じでしょう。
2012年8月30日