業者からは仏具も商品なのです。

需要は全国に広くあります。このため、小売店はこうして仕入れます。

 こちらは仏具を専門とする業者の商談会の会場です。棚からぶら下がっているのはアクセサリーではありません。全て「数珠」なのです。これらの小物は仏壇店・仏具店で販売されるもので、二段目の写真にあるように小売店は必要な数だけ買物カゴに入れていきます。仏具といっても流通業者にとっては「商品」であり、「宗教用具」となるのは小売店から信者や寺院に伝わってからなのでしょう。
 三段目の写真は仏像を販売するコーナーで、大きさなどにより区分けされてました。綺麗に仕上げられてますが、皆中国製です。国内には仏壇を飾っている家庭が数千はあると思われ、それぞれに仏像が飾られるとなれば膨大な数が必要となってきます。
 四段目、五段目の写真は仏間や寺院で使用される座布団であり、ここに座ってお経を読むためのものです。夏のお盆の時に使用されるので、畳表で作られてます。このような特殊な座布団は宗教界でしか販売できないでしょう。
2012年4月7日