震災の影響で会場は少し寂しいものでした。

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 建物の増改築、修理などで利用する資材、施工を提供する「リフォーム産業フェア」に出掛けてきました。要するに、町の工務店店主を相手に、リフォームする際に使用する資材の新商品を紹介する見本市です。会場内には背広ではなく、作業着を来た工務店主や職人の姿が見かけられました。今年は大震災の影響か、来場者が少なくなっているような気がしました。
 二段目の写真はシャワーユニットで、賃貸アパートの老朽化したシャワーユニットを交換するための資材です。何れも中国製ですが、数年前の商品に比べると技術的には進歩していました。このユニットにガス湯沸器を接続すれば快適なシャワーを使用することができます。三段目の写真は屋根板材で、瓦屋根を葺き替えてこの屋根板材を載せるのだそうです。一見するとスレート板材のように見えるのですが、実はトタン板に砂粒を接着したもので非常に軽いものです。生産しているのがニュージーランドなのだそうで、世界的に販売しているものだそうです。四段目の写真は壁材などに使うボードですが、何と麦わらを圧縮して固めてあるのでした。大量の麦わらは日本国内で入手できず、当然、中国製でした。これから国内で販売する予定なのだそうですが、石膏ボードなどにとって変わるかもしれません。五段目の写真は木質のブロックを使って組み立てた国会議事堂の模型を展示したブースです。或る工務店が開発したもので、材木を薄板に切り、組み合わせることのできる溝を刻んだブロックを素材として各種の模型を組み立てることができるようにしました。レゴのようなもので、開発した工務店では「高齢者の趣味のために提供しようと考えた」と申してました。しかし、単価が安いので儲かりそうにない、と嘆いていましたが。
2011年7月2日