大震災により原子力発電所が被災となり、関東地方では計画停電が行われることになりました。早速、環境展には各社から非常用の電源装置が出品されていました。計画停電は長期なものではなく、原発の問題が解決すれば終焉するものと思われます。それでも、コンピューターなどを使用している人には必要となるものかと思われ、それなりの販路があるのでしょう。ただし、出品している企業は何れも中小企業であったり、商社であったりすることから、どこまでアフターサービスが保証できるか疑問です。まあ、時流に乗って売り切ろうということかもしれません。
　一段目の写真は太陽光発電パネルと組み合わせた中型のもので、二段目の写真はさらに小型にしたものです。一段目は数十万円ですが二段目は数万円でした。いずれも中国製で、一夏使ったら故障しそうな感じのする機械でした。三段目の写真はかなり本格的なもので、電灯線から充電させて停電時に放出するものです。これは震災前から製造しているとのことで、コンピューターのバックアップ用に使われているようです。三種類とも鉛バッテリーであり、使用後の処分はどうするか不明でした。
２０１１年６月１０日