紙で何でもできてしまいます。

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 巨大な桜の花のスクリーンが掲げられた手前には、やはり巨大な花の木が飾られていましたが、この花の木は全て段ボール製なのです。二段目の写真にあるように、根元の部分から頂上まで一連の段ボール板を切り抜いてあり、複数の段ボール板を組み合わせているのです。強度の高い専用の段ボール板を素材とし、専用のカッティング機でCADにより切断していくと部材ができます。イベントなどで用いられる一品物の飾りを製造するには適しているでしょう。また、幼稚園や小学校の備品の製造にも使えるかもしれません。
 三段目の写真は流水のインテリアです。二枚のアクリル板の間に水を封入して下から空気を出して泡を表現したり、上から水を流して波のように表現したりしています。店舗の入口や衝立などに使用されていることが多いものですが、この会社は規格品を製造していてカタログ販売をしているとのこと。注文により流水のパネルを製作する会社は他にもあるらしいのですが、量産をしているのは珍しいと説明してました。
2011年3月20日