日本人の発想はここまで精密なようです。

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こんな商品はすごい、といより、たいしたものだという感じです。


 とある調理器具のメーカーの前では、焼き付かないロースターを展示していました。焼き肉などを焼いていると、焼き網に肉が焦げついてしまい離れなくなることがあります。その問題を解決しようというのがこのロースターでした。二段目の写真にあるように、焼き網は水を循環できるパイプで組み立てられていて、本体にある2つの穴から冷却水が循環できるようになってました。焼き網は使用の都度交換するため、取り外しができるようになっていて、本体と焼き網とは着脱自在なのですが、使用する時には両者のパイプが結合するようになってます。三段目の写真は内部構造であり、焼き網から回収された水をラジエターで冷却し、ポンプで循環できるようになってます。こうなるとロースターも精密機器になり、ここまで製造するとはたいしたものでした。しかし、こんなに精密なロースターであっては、焼き肉店もその保守や点検に困るのではないかと思うのですが。
2010年8月30日