不況のせいか、レジャー産業は下火になったのでしょうか。

09leisure01.jpg
09leisure02.jpg
09leisure03.jpg
09leisure04.jpg
09leisure05.jpg
09leisure06.jpg
レジャー経費に割く費用が減少したのでしょうか。
第三次産業は不況の影響をそのまま受けたようです。


 今年も開催された「レジャー&サービス産業展」に出掛けてきたのですが、今年は少し様子が変わってました。この見本市会場には二つの入口があるのですが、一方の入口には一段目の写真にあるように「レジャー&サービス産業展」の看板がかかっていて、他方の入口には「レジャーホテルフェア」の看板がかかっています。つまり、入口が違っているのですが会場内は同じ共通しているのです。この二つの主催者は同じ会社であって、例年は異なった時期に別々に見本市を開催するのですが、今年は会場を一つにして同時に開催することになったようです。例年に比べ使用面積が半分になっていて、二つ同時開催のため実質的には四分の一の面積に縮小されました。この二つの見本市では、出店者と来場者がかぶることがあるので、これでも十分らしいのですが、出店者の減少は目新しい商品が少なくなり淋しくなってきました。
 三段目の写真は、レジャーホテルでお馴染みのベッドを出品しているブースです。例年ならば十社以上のベッドのブースが並ぶのですが、今年は2社程度でした。レジャーホテル(ラブホテル)も不況で、設備投資をしなくなったようです。四段目の写真は、スポーツジムの機械を販売しているのかと思ったら、リハビリ治療のフランチャイズを募集しているブースでした。リハビリの運動指導と設備は需要が多いらしく、このブースでは設備の設置と許認可の代行、マッサージ師の手配を代行してくれるのだそうです。建物さえあればリハビリ施設として開業でき、健康保健による治療費を請求できるのだそうです。今回初めて見たフランチャイズ募集なのですが、高齢化社会には必要となってくるようです。五段目の写真では、マッサージ機の販売をしているブースで、特殊なベッドでマッサージをすることで骨の位置を修正するのだそうです。
 六段目の写真は、光ファイバーを使った造形です。複数本の光ファイバーを網のように編み、それを造形物に被せることで造形全体を光らせるのです。六本木ヒルズなどで大規模なイベントに使われたのですが、余り売れなくて困っているそうです。今回はレジャーホテルの入口などに設置してもらえないか、と期待して出品されたのだそうです。
 今年は従来のレジャーの見本市とは少し内容が変わってきて、実利的なレジャーに移行しているようです。
2009年12月6日