法人ばかりか個人も来場しています。

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福祉は生活でるため、あらゆる産業が参入してきています。


 福祉のために使われる機械、道具などを展示する「国際福祉機器展」に出掛けてきました。福祉とあることから、要介護者である高齢者や身体障害者に関連した企業や要介護者の家族、または要介護者本人が来場する見本市です。通常の見本市であれば業者と業者が商談するのが通例であり、個人が来場をすることは稀です。しかし、要介護者の中には自宅での介護を受けている人も多く、一般家庭が顧客ということも多いためです。また、介護専門の学校の学生も新商品や業界を把握するために参加していて、この会場内にいる来場者の年齢差は広くなっています。二十歳前の学生もいれば、八十歳を越している老人も見かけられます。少し特異な見本市と言えるでしょう。
 10年程前のこの見本市では、介護保険制度が始まったばかりであり、保険制度による補助金を狙って多くの企業が福祉機器業界に参入しました。全国から様々なアイデアで福祉機器を開発し、その試作品を出品した中小企業を見かけました。田舎の鉄工場が考えた車椅子などは数多く出品されていて、当時は50社近くあったと記憶してます。何だかわからないが、とにかく福祉機器を試作して挑戦してみよう、という考えだったようです。あの頃はとても売れそうにない車椅子を出品していた地方の中小企業もありましたが、それなりに熱気があったようです。しかし、時間と共にそのような中小企業は淘汰され、二度と出店することもなくなりました。介護保険制度が始まった当初は大企業の参入は少なかったのですが、制度の活用が円滑になるとこの業界にも大企業が参入してきました。その結果、福祉機器の業界には資本系列、技術系列により大企業、中企業、小企業がそれぞれ棲み分けるようになってきました。二段目の写真は、介護用、障害者用の自動車を展示したブースであり、国内の全ての自動車メーカーが出店してました。この見本市の最初の頃はこんなに多くのメーカーは出店してませんでした。
 三段目の写真で判るように、会場内には人が溢れてました。これから高齢化社会になり、老人介護が必須となってくるため、介護業者が勉強のために来場するのがよく分かります。介護業者で働く女性を多く見かけましたが、三十代、四十代の中年の女性が多かったような気がします。多分、パートで働いてみえるのでしょうか。
 四段目の写真は紙おむつを販売する会社のブースであり、紙おむつも色柄にバリエーションが出てきて、このような色のものが販売されていました。以前は、紙おむつといえば白色一色だったのですが、カラフルになってきました。しかし、大人用の紙おむつを使っている老人にとってはカラフルになったことが喜ばしいのかどうか不明です。
2009年10月1日