缶切り一つでは災害を乗り切れません。

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大震災では小手先の道具では防げないと思うのですが。
平時の遊びには向いているようです。


 机の上に各種の空き缶を並べ、説明している老人がいました。この老人は新型の缶切り器の効能を説明していました。二段目の写真にあるように、この缶切り器では、空き缶の蓋を開けるときにその切り口を下に押し曲げるため、切り口が鋭くなく指を切らないのだそうです。
 では、この缶切り器を何に使うかと言えば、災害のために使うのだそうです。大地震のあったときなどには、空き缶の上蓋を開けて食器とし、米などを炊くために使用することができるというものです。なるほど、大地震能都器には空き缶を活用して飯盒の代わりにすることができるか、と感心してました。
 だが、この缶切り器は三千円するのだそうですが、大地震のあるまで大事に保管しておくのでしょうか。また、大地震があったときに空き缶が簡単に入手できるかどうか疑問です。まあ、キャンプに出掛けたときには、空き缶で食事を楽しむこともできそうですが、それ以上に活用できるとは思われません。大地震になったら公共団体が焚き出しをしてくれるはずであり、こんな小さな飯盒ではとても難民には食事が回りません。
2008年12月2日