割り箸なのですがプラスチック製です。

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これから普及するか、それとも丸箸に移行するかが問題です。


 ホテル・レストランショーで見かけました。一段目の写真を一見すると普通のプラスチックの箸なのですが、これは「割り箸」なのです。二段目の右側にあるように、箸の頭の部分がつながっていて、それを割ることで二つに分離して箸として使うのです。それだけでは単なるプラ製の箸なのですが、この会社では使いおわった割り箸を飲食店から回収し、再度溶解して新商品に再生しています。つまり、この会社はプラ製割り箸の製造と回収、再利用を一貫して行い、循環社会を行っているのです。山梨県の一部の飲食店では既に実施していて、これから東京で普及させようと考えているそうです。しかし、普通のプラ製箸を飲食店で使用し、洗ってから客に出してもいいように思われるのですが。客の立場からすれば、新品の割り箸を使うことで清潔感が得られるものと考えているのかもしれません。中国製の割り箸の輸入が減少していくようなので、これからはこんなプラ製割り箸も見かけられることになるかもしれません。
2008年4月27日