これから調理道具です。

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まだ見かけない商品ですが、これから流行るでしょう。


 厨房設備機器展では面白い商品を見つけました。
 一段目、二段目の写真はコーヒーの生豆を煎るための道具です。生豆を煎るには、昔からホウロクが用いられていましたが、多くは土器や鉄製のものでした。この煎り器は厚いアルミニュームでできており、熱の回りが早くなるように工夫しています。断面構造もマユ型にしてあり、豆を攪拌できるようにしてあって熱が均等に回るようにしてあります。業務用ではなく、一般家庭で使用するのが目的でしょう。
 三段目の写真は加熱用のアルコール缶です。レストランや飲食店では、客席に出した料理が冷めないようにアルコールに火を付けて加熱することが多いものです。従来は石油系のアルコールを用いていましたが、このアルコールの原料はサトウキビを発酵させて製造したものです。ブラジルからの輸入品ですが、従来の石油系のアルコールに比べて3倍位値段が高いのが欠点です。しかし、これからの温暖化現象防止のために使われてくることも多くなるのではないでしょうか。
2007年4月17日