スクール&ホームセキュリティの見本市です。

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学校などの安全と警備を目的とした商品が出品されてましたが。
小手先の目新しい商品では売れないと考えますが。


 学校などの安全、警備を主体とした見本市で、警報装置や不審者通報装置などが出品されてました。ここでは何社かが「刺股」の新製品を出品していました。最近、学校には不審者が侵入し、凶器を使って生徒が傷害にあう事件が増えてます。このため、その筋からのご注進で校内に「刺股」を常備することが奨励されてます。刺股とは、長い棒の先にU字形をした金属棒を固定したもので、これで侵入者の胴体を押さえるものです。棒が長いので、侵入者が刃物などを振り回しても危害が及ばない効果があります。
 その筋が設置を勧めるのですから、商機と見た業者は各種の改良を加えた刺股を開発して展示していました。上段の刺股は、棒の回りに針を出した恐ろしい商品を開発しました。侵入者が棒を握って振り払うのを防止することができるそうです。中段、下段の刺股は、先端がキャッチのようになっていて、これでU字形となった空間に侵入者の足を挟み込みようになってます。侵入者の足を掴んだら、棒を捩じって侵入者を転倒させようとするものだそうです。
 業者の方はあれこれと刺股の改良を考えますが、はたしてこんな小細工で侵入者を取り押さえることができるでしょうか。現在、小学校の教員の過半数は女性です。また、生徒の減少により教員の新規採用が減っていて、教員の高齢化が目立ってきています。教員が女性で高齢化していることから、このような刺股を使用できる人がどれだけいるでしょうか。実際に不審者が校内に侵入してきても、刺股を活用できるまでには至らないでしょう。それよりも、不審者を校内に侵入させないような設備をするか、専属の警備員を雇用した方が現実的ではないでしょうか。実際には使えないような商品を開発するのは無駄なことと思いますが。
2005年11月8日