印刷機の見本市、JGASでは、その1

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4年に1度の印刷機の見本市です。
主に、中規模の印刷会社を対象にした商品が展示されました。


 印刷機、印刷用品の見本市である『JGAS2005』に出掛けてきました。印刷機関連の見本市であり、印刷機本体の製造会社、インクの製造会社、製本機などの印刷に関連する機械の製造会社が出店してました。この見本市は4年に一度開催されるものであり、オリンピックと同じです。印刷に関連する見本市はこれ以外にも別の団体が開催しており、印刷業者の規模、能力に合わせて見本市を開催しているようだ。新聞紙の印刷機などは大がかりになり、顧客の印刷業者も町の印刷会社とも違っているため、別の見本市で展示されている。
 会場内には中規模の印刷業者に向けた機械や設備が展示されていた。町中にある親父さんが一人で経営してい零細な印刷屋が使う印刷機ではなく、グラビア印刷したり、製本できるまでの能力を持った中規模以上の印刷会社を来場者の対象としたものである。会場にには4色を連続して印刷できるオフセット印刷機が並べられていた。普通、このような印刷機を直接見ることはできないし、印刷する過程をその場で理解することができた。内外の大手印刷機械メーカーが出店していたが、このような印刷機のメーカーは世界的にも限られていて、ドイツ、日本、米国などの数カ国の独壇場であった。
 従来の印刷ではフィルム製版が必要であったが、昨今はコンピューターによるDTPでそのまま印刷版面が出力できるようになり、技術革新が進んできている。数年もするとフィルム製版の作業が無くなるのではなかろうか。
2005年10月8日