2006年09月01日
●活性化した宝飾の見本市でした。




以前は官の主導でマンネリ化してたのですが。
民に委譲したら元気になりました。
宝石、宝飾品の見本市である「ジャパンジュエリーフェア(通称、JJF)」にでかけてきました。この見本市は1993年から続いていて、今年で13年目になります。元々の主催者は、社団法人日本ジュエリー協会という経済産業省参加の公益法人でした。かっては、この協会が音頭をとって見本市を開催していたのですが、お固い役所が運営していたので何だか堅苦しく、活気のないものでした。素人の私が観察していても会場内の雰囲気がイマイチというものでした。そのため、来場者は減少していき、3年前は場内がガラガラでした(不況による宝飾品の売り上げが減っていたことも要因にあるか)。一時は、この見本市が廃止になるのでは、という噂も出ていたほどでした。
2年前から運営方針を変えて、主催者を見本市専門の或るイベント会社に委託したようです。協会は一応主催者に名を連ねていますが、実質的な事務・手続きなどはイベント会社が全て取り仕切っているようです。運営が民間に移ったとたんに、広告手法、集客手段などが変わり、来場者が増えて会場が明るい雰囲気となりました。二段目に写真では通路に来場者の姿が見えますが、3年前の同じ見本市では通路には誰もおらず閑散としていました。これからは、見本市も民間主導によって活性化させ、活気のある商談を行わせるのが主流になるのではないでしょうか。小泉首相は「官」から「民」へ、権利や行政を委譲しようと主張していましたが、これも民に委譲して成功した一つの事例ではないでしょうか。
三段目の写真は貴金属のチェーンを売るブースです。無造作にチェーンが並べられていますが、いずれもウン万円するものばかりです。四段目の写真は夜店出はありません。インド方面から販売にきた業者のブースです。つり下げられているのは宝石を連ねたネックレスです。小売店などはこのようなブースから、数十本、数百本単位でネックレスを仕入れていくのです。全国の宝石屋のショーケースには、ここから仕入れられた宝石、宝飾製品が並べられているのです。
2006年9月1日
2006年08月19日
●金融機関が主催する農産物、畜産物の見本市です。




安全な食材、食肉、鶏卵などを供給する見本市でした。
これからの見本市の一つの傾向になるかもしれません。
8月に開催された見本市で、農産物、畜産物を展示した「アグリフードEXPO」にでかけてきました。この見本市は珍しいことに、政府系金融機関の農林水産金融公庫が主催していて、展示物は第一次生産物の農産物、畜産物だけに限定したもの、今までにはなかったものです。農林水産金融公庫の主要な融資先を出店させたもので、全国から農業や畜産に力をいれている農家や企業を集めていました。
この見本市のテーマは、「国産と安全」でした。出店している各ブースでは、無農薬、低農薬の野菜や米、トレーサビリティのハッキリした食肉などが展示されていました。現在問題となっている米国産の牛肉の裏をはって、高いが安心して食卓に載せることができる食品ばかりでした。こんな個性的な見本市があってもいいのではないでしょうか。
場内を廻ってみると小規模ながら、安全な食品を追求している農家などが多いことに気がつきました。現在は、中国からは安いが何だか不安な食材、食品が出回っています。農薬を使いすぎて食べると食中毒ではなく、慢性病になるような食品もあるらしいのです。香港では農薬を大量に使用した食材が社会問題となり、「毒菜」という名称までつけられました。これからの日本の消費者は、「国産愛好」というのではなく「国産安全」という食品を選ぶことになるでしょう。多少は価格が高くとも、身体に安全な国産食材が選択されるでしょう。
なお、金融機関が独自に見本市を開催するのは珍しいことですが、これからは信用金庫、信用組合などの金融機関も顧客の活性化のために見本市や展示会を主催する傾向になるようです。
2006年8月18日
2006年08月02日
●結婚式場専門の見本市です。②



ぬいぐるみの販売や写真集の制作をする企業の出店が目立ちました。
「ブライダル産業フェア」には結婚式で使われる色々な商品が出品されてましたが、一段目の写真では簪(かんざし)の専門店です。和服であればカツラを被ることになり、そのためには豪華な簪が必要となります。まあ、ドレスであれば洋風にティアラが使われるので、和式でも同じことでしょう。なお、ここで展示されているのは結婚式場での簪なので高くても数万円といった程度です。また、結婚式場で使われるティアラも数千円程度で中国製のものが出品されてました。上流階級の人達が使うような本物のダイヤや宝石をあしらったティアラは展示されてませんでした。本物の宝石を使ったティアラでは数百万円から数千万円もしますが(映画「ローマの休日」でヘップバーンが髪に着けていたもの)、滅多に使われていないらしいようです。
二段目、三段目の写真はティディーベアーなどの熊のぬいぐるみです。ここ数年の流行りでは、結婚式場でぬいぐるみを両親にプレゼントしているようです。昔は花束贈呈でしたが今は花束とぬいぐるみの贈呈があるらしい。だれが流行らせたかは知りませんが、式場ではこのような小物をカップルに売りつけようと企んだのでしょう。あれもこれも買わせることで、一組の結婚式の単価を高くするのが最終の目標ではないかと思われます。見本市の会場では、このようなぬいぐるみを展示していたブースが10ヵ所以上ありました。
2006年8月2日
●結婚式場専門の見本市です。①



昨年に比べて少し侘しくなりました。
これも若者人口減少の影響でしょうか。
結婚式場やホテルの式場の業者が来場者の「ブライダル産業フェア」に出掛けてきました。これから結婚式をあげるカップルのためのものではなく、式場や披露宴を業務とする業者だけ相手にしているので出品されているものは式場の装置や備品が主なものです。このため、式場のような華やかさはありません。結婚する人口が減ってきたのか、例年に比べて見本市に出店する企業が少なくなったような感じがします。また、来場者(つまり結婚式場の業者)の人数も少なくなったようです。
二段目の写真は会場内を回遊していたモデル達です。結婚式や披露宴で使われる貸衣装のニューモデルを来て歩いていました。次期に流行るデザインの衣装を来場者に紹介すると同時に場内を華やかにしていました。しかし、乙姫様風や芸者風などのデザインをあれこれと考えるものですね。毎年のようにデザインを変え、あの手この手で結婚式での費用を増やそうという魂胆でしょうか。
三段目の写真は式用のドレスです。これらは全て中国縫製のため数万円と安価になっていました。今まで、ドレスは借りるものでしたが、これからは買い取りしていくことになるでしょう。
2006年8月2日
2006年07月24日
●ファッションの見本市に出かけてきました。




現金を持っていけば誰でもブティックが開業できます。
量販店にはないものが沢山ありました。
世界の衣料メーカーが出店する「ファッション・フェア」に出掛けてきました。この見本市は「ファッション」に関する全ての企業が進出したもので、特に固定したしばりはありません。つまり、身にまとう商品に関するものなら何でも出店することができるもので、衣料だけに限定されたものではありません。このため、会場には毛皮、ブーツ、バッグ、下着、小物、傘など何でもアリなのです。女性が外出する時につかわれる商品の全てが並んでました。
この見本市では、どちらかといえば大量生産には向かない企画物のファッションがメインになってました。個性的なデザインのものが多くあり、量販店では見かけられないような商品が目につきます。この会場にくれば、ブティックや個人商店に必要なファッション製品が全て揃います。会場には地方から来場したブティックや個人経営の衣料品店の経営者が多数みかけられました。そうです、軍資金を持ってここに来て、スーパーやデパートには無いファッションを買いつけなければ地方の個人衣料品店は生き残っていけないのです。皆様、一生懸命商談していました。
一段目の写真はフランスからきた衣料品のメーカーです。デザイナーが経営者で、ブースで商談していることもあり、多品種少量生産の衣料品を販売していました。
二段目の写真は手袋だけのブースで、ありとあらゆる種類の手袋が展示されてました。個性的なデザインのものが多いようです。
三段目の写真はバッグ専門の業者で、主にジーンズ地のバッグを扱ってました。生産はタイ国ですが、デザインを送って現地で生産させているようです。
四段目の写真はオカマやホストではありません。新デザインの下着を販売しようと意気込んでいるメーカーです。下着を着けて立っているのはその会社の営業部員だそうです。奇抜な展示なので皆様驚かされますが、これって労働基準法違反ではないでしょうか。しかし、本人もなんだか楽しそうに裸で立ってました。
2006年7月24日
●茨城県による大商談会です。




茨城県の県庁が音頭をとって開催しました。
地方から東京に向かうのが現在の見本市の潮流です。
茨城県が主催した「いばらぎ産業大県フェア」です。協賛は、地元金融機関、中小企業育成公社、公共団体などが多数であり、地方公共団体の主催としては大がかりな見本市でした。茨城県にある企業(大から中小零細まで含めて)が参加でき、東京で大きな商談を期待して出店していました。茨城県の地域の産業が沈滞したので、全国に地元企業の技術力や特色を発信しようとするものでしょう。なお、茨城県が東京に進出した他の理由には、県内に規模の大きな展示会場が無いこともあります。しかし、このように東京に打って出るのはいいことです。茨城県は今年が始めての開催ですが、これから毎年恒例になるでしょう。
会場内は多数の企業を出店させるために、ブースを細かくしてあり、通常の半分の面積でした。しかし、商談にはこれだけの広さがあれば十分です。まずは東京で出店してみて、来場者の反応を見ることが大切です。
三段目の写真は工業団地の売り込みでした。茨城県では、公社が各地に工業団地を造成し、企業を誘致しているのですが今のご時世では中々進出しておりません。県庁が主催するのですがから、当然のように県が造成した工業団地の売り込みも一生懸命でした。なお、このブースは入口正面に設けられていて、いやでも目につくものでした。
四段目の写真はビジネスマッチングの会場です。会場に待機している茨城県の企業に対し、商談をしたい来場者が打ち合わせする場を設けたものです。一回の商談は15分程度で、来場者が順次交代して面談してました。民間の見本市ではこのような商談の場は設けられていないのが通例で、やっぱり公共団体が主催したためにこのような面談会場を開設したのでしょうか。
2006年7月23日
2006年07月10日
●文具紙製品展ではアナログですが根強い人気があります。②
文具紙製品展では面白い商品が多いのです。
アナログ商品であることからの特徴でしょう。






文具・紙展では色々な商品が展示されてます。
一段目の写真はハシコーポレーションが販売しているエンゲルスという硬貨計数器です。橋社長はコンビニ・ストアーを経営していたのですが、硬貨を勘定するのが面倒なため、二段目にあるような計数器を開発しました。カマボコのような溝に硬貨を入れ、その長さで金額を計数できるものです。今はどこの商店でもお目に掛かることができ、ヒットした商品です。なお、写真に写っている橋社長は、歌手の橋幸夫の甥っ子になります。
今回見てきた商品のうちで面白かったのは、三段目、四段目にある注文タオルです。インターネットで図柄を送ると、特製の織り機によりその図柄を織り上げたタオルを製造してくれる会社です。これはタオルにインクで図柄を染めたのではなく、ジャガード織りにより図柄を起毛させているので、洗濯しても図柄が染落ちることはありません。贈答品には面白い商品となりそうです。
次いで面白かった商品は、五段目と六段目にあるクッション入り段ボール箱です。段ボール箱の中に細かい紙片を枝のように収めておき、壊れては困るような商品をこの細かい紙片によって保護しようとするものです。使い捨てでありますが、全て紙製品なので廃棄が簡単になります。今年からの新製品だそうですが、これからが楽しみとなりそうな商品です。
2006年7月10日
●文具紙製品展ではアナログですが根強い人気があります。①
毎度の文具紙製品展ですが、大きくもならず、小さくもなりません。
コンピューター化社会になっても文具は会社の必需品でしょう。



オフィス用品の見本市である、文具・紙展に出掛けてきました。今年は、オフィスの情報漏洩防止のためのオフィスセキュリティ展とオフィスで使用する機械のオフィス機器展が併設されてました。最近では企業から名簿などの情報漏洩事件が何度も報道されています。このため、パソコンなどを利用した入場者制限やファイル管理などの機器が多数出品されてました。ノートやボールペンなどの消耗品を含むオフィス用品や機器は会社があるかぎり必需品で、文具・紙展では毎度のように展示されてます。これからコンピューター社会になっても無くなることはないでしょう。この見本市の規模は毎年変わらず、それだけ根強い需要があるからではないでしょうか。
出品物で面白かったのは二段目、三段目の写真にある重要書類の処理装置です。重要書類はシュレッダーで切断しますが、その後の紙屑の処理が大変です。シュレッダーで切断した後の紙屑は嵩が張り、大きな容積となります。この機械はシュレッダーと圧縮機を一体化させたもので、重要書類を投入するとシュレッダーで細かく切断され、次いで圧縮機で押しつぶされて円筒形のペレットに加工します。ペレットは三段目の写真にあるように、ウンチのように出てきます。この形であれば容積が小さくなり、廃棄するのが簡単になります。なお、このペレットはそのまま焼却できるので、ストーブなどで燃やすことができるそうです。
2006年7月10日
●文化を伝えるブックフェアなのですが。 ②
掘り出し物があるかもしれません。最終日は一般人も入場できるので、出かけられるのもよいかもしれません。



あまり知られていませんが、ブックフェアの楽しみに本の安売りがあります。会場内では定価の二割引き、三割引きで書籍が売られています。これを目当てに出掛ける人も多いようです。日本では定価販売が強制されていますが、外国では人気の無い書籍は割引で販売するのは常識となっています。国内でも、町の書店で割引販売すればもっと売れるのではないでしょうか。ただし、私の執筆した書籍は割引では売りませんが。
今年のブックフェアの特色として、英語教材の出店が増えたことです。文部科学省が来年から小学校から英語教育を始めることを決めたため、これを勝機と考えた出版社が多いからです。ありとあらゆる英語教材が展示されていました。しかし、小学生から英語を教える必要があるのでしょうか。英語が話せない私にとっては大きな疑問です。
二段目、三段目の写真はそのような出版社の一つです。母体は英会話学校らしいのですが、今回は紙芝居を教材として出品していました。小太りの外人がその作者です。日本古来の紙芝居に外国の物語を入れ、これで小学生にも馴染みやすく英単語を解説するのだそうです。なかなかユニークなアイデアですが果して成果があるでしょうか。
その内に、食い詰めた外人が小学校の前で英語の紙芝居をすることになるかもしれません。昔のように自転車の荷台に紙芝居道具を乗せ、飴を売りながら「Listen to me,long long ago ・・・」などと説明する日も近いかもしれません。
2006年7月9日
●文化を伝えるブックフェアなのですが。 ①
書籍、雑誌の見本市であるブックフェアは年々下火になってきたようです。



出版社、印刷会社、編集プロダクションが出店するのが「ブックフェア」なのですが、最近の活字離れにより書籍、雑誌の売れ行きが年々減少しています。このため、この見本市も年々規模と出店数が減少しています。10年程前に、幕張メッセで開催したときは盛大なもので、幕張メッセの施設をぶち抜きで借り上げていました。その頃は出版社も勢いがあったのでしょう。大小の出版社、編集プロダクションがそれぞれ趣向を凝らしたブースを設置していました。それに比べると、今年の会場は昨年の半分程度、幕張メッセで開催した時の五分の一程度でした。こうなると日本の出版文化、いや、将来の日本の知識産業が衰退してしまうのではないか、と少なからず心配してしまいます。
そんな中で、「農漁山村文化協会」のブースは人目を引くほど広いブースを借り上げていました。この出版社は食品、料理などが得意な出版社であり、昨今の食育ブームにあやかって多数の商品を展示していました。そのブースの角でゴザを敷いて何やら手作業をしている叔母さんがいました。これは各地にある昔ながらの手作りの玩具の実演でした。こんな演出も面白いものではないでしょうか。
2006年7月9日
2006年06月27日
●久しぶりに機械要素技術展に行ってきました。




下請けと元請けがお互いを探すための見本市です。
地方団体の出店が増えてきましたが、はたして。
少し特殊な見本市ですが、『機械要素技術展』に出掛けてきました。この見本市は商品を販売するのではなく、機械についての加工技術や製造技術を持った企業がその技術能力を発表しています。また、完成品ではなく、ネジ、バネやモーターなどの部品を製造している専業のメーカーが出店しています。つまり、この見本市ではテレビ、冷蔵庫といった完成品のメーカーは出店しておらず、といって、食品や衣類のような一般消費財のメーカーも出店していません。
出店しているのはプレスや切削などの加工や製造の技術を持った中小企業か、大企業向けに部品を製造しているメーカーに限られます。来場者は、特定の技術を持った下請け企業を探している大中の企業や、新しい部品を購入したい企業だけとなります。つまり、出店する側も来場する側も何れも機械工場を持ち、足らない技術を補ってくれる下請けや協力会社を探すための見本市と言っていいでしょう。外注先としての下請け企業と発注先としての元請け企業がお互いに商談をする場です。
今回の見本市(私は2年ほどお休みしていたので前回、前々回は知りません)での特徴は、地方自治体が地元の企業を率いて一括して出店していることです。主な自治体は次のようになりました。
大田区産業振興協会
東京都中小企業振興公社
坂城町出品者協会
しまね産業振興財団
かがわ産業支援財団
茨城ものづくり産業活性化プロジェクト
共同受注グループラッシュすみだ
下諏訪町工業振興協議会
高崎市中小企業振興協議会
いわて産業振興センター
テクノタウンみのわ
いいものあるね岡谷
京都産業21
新潟県県央地域地場産業振興センター
岡山県産業振興財団
やまぐち産業振興財団
諏訪市新規販路開拓研究会
とくしま産業振興機構
安曇野市内商工会
柏崎技術開発振興協会
にいがた産業創造機構
NESUC-IIDA(飯田市)
上越市
長岡産業活性化協議会
中国地域ニュービジネス協議会
埼玉県中小企業振興公社
これらの地方自治体、地域公益法人などがそれぞれブースを借り、そのブースを細分化して地元の中小企業にスペースを貸すことになります。地方の中小企業が東京にまで乗り込み、全国の企業と商談して仕事を増やすことは地域活性化になって良いことです。しかし、こんなに多くの地方自治体や地方公益法人が同じようにブースを借り出すのはいいことなのか少し疑問になります。地方自治体や地方公益法人がこの見本市に支払われるブース代は元は税金なのです。東京での商談により地方の活性化を図り、地方に仕事を回すだけのために税金を使ってどの程度の効果があるか疑問でしょう。これだけ多くの地方自治体や地方公益法人が、民間企業が運営する見本市(この会場の運営は営利を目的とした企業が主催している)に税金を投下するのであれば、いっそのこと、全国の地方自治体が主催者となって、独自の見本市を開催されては如何でしょうか。全国からありとあらゆる中小企業が出店したとなればそれはそれで面白いのではないでしょうか。
四段目の写真の出店者には驚かされました。『下請けに自信があります』と大きく看板を掲げていました。私個人の信条は『下請けやめてニッチをめざせ』なのですが、この企業は『下請けで十分です。技術には自信があります。』とアッピールしていて、私とは正反対の行動でした。下請けであっても技術力があって、それなりの利益を計上できるのであれば下請けで満足するのも一つの方針かもしれません。
2006年6月26日
2006年06月13日
●ラブホテルではなく、レジャーホテルと呼んで下さい。②



びっくりするようなイベントがありました。
その反面、全く異業種のブースもありました。
『レジャーホテルフェア』の会場内で、人だかりがしている場所がありました。通路一杯に人が溢れ、身動きがとれないような状況でした。ブースは小さいものであり、それほど目立つものではないのですが、来場者が止まってしまい、動こうとしません。
ブースの中では現役の風俗嬢(右端の女性)が実物大の男性模型を使い、マッサージの説明を行っていました。風俗嬢自らの体験から、どのようにして男性を楽しませるか、を熱心に説明していました。模型で臓器の位置を指さしながら、風俗嬢の話を聞くと迫力がありました。なお、左側の二人の女性は現役のAV女優だそうで、業界では有名人らしいようです。このブースを出店した会社は、マッサージ用のオイルや大人の玩具を販売するのが本業で、客寄せのために女性による実物説明を行っているのだそうです。
三段目の写真は留学コンサルタントの会社のブースです。華やかなレジャーホテルに関係したブースと違い、少しくたびれかけたオジサンが二人が客待ちしてました。ここのブースだけが他のブースと比べてヒッソリとしていて、ブラックホールに迷い込んだような感じがしました。レジャーホテルと海外留学とは全く場違いな組合せですから。
この会社の社長から話を聞いてみると、(レジャーホテルは繁盛している)→(レジャーホテルのオーナーは高所得者である)→(オーナーの息子を留学させるだけの資産がある)→(オーナーが集まる見本市に出店する)→(息子を留学させたいオーナーと出会うことができる)→(商談がまとまる)、という連想で出店されたそうです。会場内の雰囲気とは違ったブースでしたが、まあ、同業者だけが集まる『留学相談会』に出店するよりも目立つでしょう。無事商談が多数まとまることを祈ってます。
2006年6月13日
●ラブホテルではなく、レジャーホテルと呼んで下さい。




奥の深い業界です。
今年は昨年よりも規模が大きくなりました。
昨年に続き、マイナーな見本市の『レジャーホテルフェア』に行ってきました。要するに、昔で言うと『連れ込み旅館』『ラブホテル』という系列ですが、現在は格調高く『レジャーホテル』と業界では呼んでいるようです。場合によっては『ファッションホテル』と呼ぶこともあるようです。昔のような後ろめたさや暗さを無くし、近代的な明るさを業界に求めているのではないでしょうか。来場者は当然のことながらホテルの経営者、マネージャー、従業員に限られます。しかし、ここはレジャーホテルの経営、運営についての見本市であることから、出店している企業は設備機器関係、リネン・用度品などの消耗品関係ばかりで、会場内は真面目な商談ばかりでした。
二段目の写真では『アルメックス(ALMEX)』という企業の出店ブースです。この見本市ではかなり広いスペースで出店しており、電気機器やIT関連の商品を出品していました。このアルメックスという企業の名称をご存じの方は相当の業界通でしょう。この会社は、レジャーホテルの内部にある電気設備や館内通信配線などの設備工事を専門に請け負っており、業界での施工のシェアーは80%ではないかと言われています。レジャーホテルの客室にはテレビ、カラオケ、電話、有線放送などの複数の電気設備が配備されています。これらの電気製品は東芝、日立、松下といった大手企業の製品ばかりですが、大企業は直接レジャーホテルに納品をしていません。必ずホテル専門の施工業者を介して間接的に納品されています。つまり、家電メーカーよりも工事会社のアルメックスの方が力が強いのです。
実を言うと、レジャーホテルの館内は情報と制御のための信号ラインが複雑に巡らせてあり、通信回線の固まりのようなものです。防犯装置、料金清算システム、電気錠、照明調光装置などが複数あり、それらを統括して制御しなければならず、設備工事は独特のノウハウが要求されます。このため、アルメックスのような専業工事会社が成立し、大手家電メーカーと謂えども参入できない分野となっています。アルメックスはこの業界での先駆者であり、永年の経験とノウハウの蓄積で二番手を引き離しており、一つのニッチ企業と言えるのではないでしょうか。
三段目、四段目の写真では、ホテル客室内に設置されるらしい道具のようです。どのような使い方をするのかは私は知りません。
2006年6月13日
2006年06月10日
●大阪ビジネスEXPO、に行ってきました。






大阪府下にある中小企業が東京に殴り込みをかけました。
地味な会場でしたが、地方からの出店で成果があったでしょう。
今回は、『大阪ビジネスEXPO』と銘うった変わった見本市にでかけてきました。『大阪』とタイトルがありますが、大阪で開催したのでは無く、東京ビッグサイトで開催したものです。ですから、大阪の中小零細企業が集まって東京に出張し、まとめて商談を行います、と言った意味になります。主催者は、大阪府下の東大阪市、堺市、守口門真市、北大阪などの商工会議所です。いずれの都市も町工場が多い地域であり、これらの中小企業の活性化のために東京に乗り込んできたのです。東大阪市を始めとする関西の都市では、金属加工やプラスチック成形の町工場が多い地域であり、それらの中小企業を束ねて東京で見本市を開き、東京の企業からの商談を進めようというものです。『大阪にはこんな技術を持っている中小企業があるんだぞ。仕事があれば受けて立つ。』と言った意気込みが感じられます。
このような見本市は地方の中小企業にとっていいことではないでしょうか。東京という国際都市で見本市を開催すれば、関東圏の企業ばかりか全国、或いは世界の企業からその技術力と加工能力を認知され、営業範囲が広がるからです。地方にある中小企業では、地場にある見本市或いは商談会などで営業することはありますが、地方都市では交流できる人脈や企業に限りがあります。四国や山陰の地方都市で頑張って営業しても、地元の産業界の売り上げが少ないので、それ程の営業成績にはなりません。では、東京の見本市や商談会に出席して営業しようとしても、一社だけで参加するとなれば中小企業には大きな負担となって二の足を踏むことになります。全国からビジネスマンが集まる東京で商談すれば良い成果を得られることは判っていても、余剰資金の少ない中小企業には高値の花です。
参加者がブース代に幾ら支払ったかは不明ですが、各商工会議所が援助しているようで参加し易い金額ではなかったでしょうか。今回のように地域の知り合いの中小企業が一緒に参加するとなれば、今まで東京で商談したことの無い企業であっても出店し易いのではないでしょうか。
写真の二段目、三段目は出店者のブースですが、元々東大阪市、堺市にある中小企業では部品の加工や製造が得意であり、机に並べられている商品も素材や部品ばかりであり、一般には馴染みの薄いものでしょう。しかし、このような部品を必要とする東京のメーカーや商社にとっては、この商談の場は絶好の機会でした。あちこちのブースで熱心な質問と対応が見かけられました。
四段目の写真は、加工を請け負う企業のブースです。自社で持っている工作機械などを並べ、製作できる部品や精度などをアッピールしていました。他の見本市に比べると地味なのですが、これはこれでいいのです。加工を依頼したい企業があり、加工だけを受注したい企業も存在しているからです。むしろ、このような商談会に数多く出掛けることで、下請けとしての知名度を上げればそれだけ仕事が舞い込むチャンスが増えるはずです。
五段目の写真は、自社の加工技術でステンレス板でギターを製作したきた社長です。ギターの音は最悪ですが、こんな遊び心があってもいいのではないでしょうか。ステンレスの加工技術を持つ企業なのですが、自社の技術を客観的に表示するような商品が無いため、工場の技術を視覚で判別することができるようにわざわざギターを作ったのでしょう。なお、奥の方にあるのは、自社で製作したステンレスのシロホンです。
六段目の写真は会場内でイベントを告知する人です。ヘルメットの上に液晶のモニターを固定し、イベントやブースの位置を表示していました。あまりスマートな宣伝方法とは言えませんが、中小企業らしい会場の雰囲気造りに役立っていたようです。
こんな地方から東京にきて見本市を開催するのはいいことでしょう。出店者にとっては新しいチャンスが広がり、東京の企業にとっては近くの会場に足を運ぶだけで大阪の中小企業と商談ができるからです。地方公共団体や地方商工会議所は地元でイベントや商談会を開催するところが多いのですが、少し金をかけて東京で見本市を開催することで視野や営業範囲が格段に広がっていきます。
2006年6月10日
●落ちぶれたビジネスシヨウでした。


ビジネスショーではありません。ビジネスシヨウです。
名称にも古さが感じられます。
見本市の草分けの『ビジネスシヨウ』です。今年で58回目となり、終戦直後から始まった大老舗です。が、これは今後は問題のある見本市でしょう。
そもそも、この見本市は企業の事務合理化を進めるために戦後から開始されたもので、新しい事務器機や計算機などを紹介してきました。コンピューター、パソコン、電卓などの事務用品を発表してきて、日本の高度成長を支えてきたのです。しかし、開始から58年目となり、この見本市は動脈硬化を起こしてきて、時代に合わなくなってきたようです。昔は事務器機を紹介する見本市は少なかったので、各社は競って出店していました。また、世の中の進歩もそれ程早くなかったので、年一回のビジネスシヨウでも十分に利用できたかもしれません。しかし、昨今ではパソコンやコンピューターのメーカーは、ホテルの会場を借りて独自に新商品を発表しており、わざわざビジネスシヨウに出店する必要性も無くなりました。また、技術の進歩が早くて、新商品は開発する都度順次発表していかなければなりません。年一回のこの見本市を待って発表するのでは遅すぎます。
その他にも多くの要因があって、国内の事務機器メーカーはビジネスシヨウを見限ってきたようです。会場には一応は事務機器メーカーが出店してますが、どこも今までの付き合いで嫌々ながら出店したような雰囲気があって、並べてある商品は興味をそそるような新製品は見あたりません。出店者数が少なくなり、魅力のある商品が出品されていないとなると来場者は減少します。会場を見渡しても来場者はパラパラとなり、閑散としたものでした。
今年は『ビジネスシヨウ』の看板名を小さくし、『IT&C/アドバンストオフィス2006』という見本市名に変更していますが内容は旧態依然でした。会場内を廻ってみるとアクビがでるような雰囲気でした。ブースには活気がなく、出品物には魅力が無く、ないない尽くしの場内でした。名前を変えても実態が同じであれば誰も来場しません。
今年はビッグサイト西館の一階部分を借り上げたのですが、出店者が少なかったのでしょう、下段の写真にあるように会場の途中はボードで仕切られていました。本来ならばこのボードの裏側のスペースも出店用のブースを並べる筈だったのですが、参加希望者が少なくてこのスペースを埋めることできなかったようです。主催者の営業不足というよりも、会場の設営や運営内容に魅力が全く無くなってきたからでした。
この見本市の主催者は日本経営協会と東京商工会議所なのですが、今までと同じ手法でビジネスシヨウをずるずると惰性で開催してきたようです。工夫や創意が見られず、出店者と来場者のいずれもから見放された見本市は早々に止めるべきです。半世紀の間続けてきたのですが、ここらでもう諦めるべきではないでしょうか。
2006年6月10日
●手芸用品、素材のホビーショーに行ってきました。②



一般には縁のない特殊なボタンの展示がありました。
見本市でなければ拝見することはできないでしょう。
私的には会場を見回しても関心のある商品が無く、面白いものではなかったホビーショーなのですが、一つだけ発見をしてきました。日本釦協会が出品していたボタンの展示でした。我々が普段目にするようなボタンではなく、特殊な用途に使われるボタンばかりを並べていました。高齢者や身体障害者などに向けたボタンであり、形状や構造が変わっていて、見たことのないようなものでした。ボタンの業界の奥の深ささが判りました。このような特殊なボタンは、見本市でなければ出品されないでしょう。
2006年6月9日
●手芸用品、素材のホビーショーに行ってきました。①



中高年女性のための手芸の世界です。
しかし、熟練を必要としない簡単なものが目立ちます。
趣味の世界のホビーショーに行ってきました。世の中は余暇消費時代となっており、家事や仕事で余った時間をどのように活用するかが人生の目標となってきました。しかしながら、余暇をどうして使ったらよいか判断できない人達も多いのです。このため、余暇を消費するための趣味を提供する産業が成り立ってきたようです。このホビーショーは30年の歴史のある有名なものです。しかし、ホビーと言っても趣味全般をその範疇に入れているのではなく、見本市の開始の時から『手芸』が主なテーマとなっているようです。
このため、会場内は女性(但し、子供の世話に手のかからなくなった中高年ばかりですが)が多く来場されてました。なお、この見本市は業者だけのものではなく、一般の方の来場も可能であり、場内では手芸用品を即売しています。このため、商談会というよりは手芸を一般に広め、業界のすそ野を拡大させることが目的のようです。
会場のブースではそれぞれ新しい手芸材料や技法を紹介しており、その場で実際に試してみることもできます。三段目の写真は日傘に自分オリジナルの絵を描くという新しい手芸です。毎年新しい手芸が開発され、来場者に披露されてます。しかしながら、このような手芸はマスプロで既に半完成された素材に手を加えるものであり、私の感性からすれば手芸というより組み立てキットのようなもので、『趣味』といえるかどうか疑問です。趣味というのは素材から組み立てたオリジナルのものでなくてはならないでしょうか。ただ、世間には基礎から完成するまでの一連の作業をこなせない人達も多く、そのような人達に『時間潰し』のキットを提供するのがホビー産業ではないでしょうか。
2006年6月9日
2006年06月06日
●駐車場の見本市です。どの業界にもその道のプロがいます。


駐車場ビルの設計ではオンリーワンです。
こうなると独壇場で営業できるようです。
狭い場所に多くの自動車を駐車しようとすれば、自然に上下方向に重ねることになります。その思想が一番発展したのが駐車場ビルです。都心ではあちこちにみかけられます。この会社は、元々は一級建築士なのですが、駐車場ビルに特化して、設計から施工管理、営業のコンサルタントまで行っています。国内では駐車場ビルの設計だけを専門に行う業者はいない、とのことでした。他社が進出しないような特定の業種だけに入り込み、その業種でのトップを狙った企業です。このような営業方針も中小企業の一つの方向でないでしょうか。
2006年6月5日
2006年06月05日
●駐車場の見本市です。駐車場の新ビジネスのようです。


駐車場を広告の場に変えてしまうビジネスです。
これから期待しても良いアイデアです。
駐車場に関連した出店者で面白い仕事をしている会社がありました。この会社では駐車場の車止めに反射する広告板を貼り、広告の掲載料を徴収するサービスを考えました。仕事は始まったばかりなのですが、面白いアイデアでしょう。広告料は駐車場の地主を折半にするのでしょうか。殺風景な駐車場が広告板でカラフルになるでしょう。
2006年6月5日
●駐車場の見本市です。自転車の駐輪設備もあります。




どこにでも見かけられる駐輪設備なのですが、もう少し工夫が欲しいです。
駐車場や駐車設備の見本市である『パーキングジャパン』に出掛けました。この見本市は自動車の駐車場ばかりでなく、自転車、オートバイなどの駐車設備のメーカーも出店しています。実を言うと、駐車業界は道路交通法の改正のため、特需により大変な騒ぎなのです。道路交通法では、今まで警官が行ってきた駐車違反を民間に委託することになり、短時間の駐車でも違反となります。このため、時間貸し駐車場や立体駐車場設備が急に増加したおります。今回の見本市ではその影響があってか、参加者も増えて盛況でした。
この見本市では自転車の駐輪場の設備製造会社からの出品も多く、都心での取り締まりに対応していました。例年よりも多い会社から自転車を整列して管理する機械が出品されてました。このような駐輪設備の製造会社は大きな会社は無く、何れも数人から数十人程度の中小企業ばかりでした。それほど大量に売れるものではないからでしょう。一段目から三段目の写真はそれぞれの会社が出品した駐輪設備なのですが、何れも板金加工したものでそれほど変化があるものではありません。また、私の個人的な感覚からすれば、何れの設備も『ヤワイ』のです。直ぐに壊れるようなものであり、もう少し丈夫に製造してもらってもいいのではないかと思います。マンションなどの駐輪場では、このような設備がありますが数年もするとガタガタになってますので。
四段目の写真は家電メーカーから出品された駐輪設備ですが、充電機能付きです。家電メーカーでは電気自転車を発売しており、自転車と駐輪設備をセットで販売していこう、という意向が伺われます。なお、この会社ばかりでなく、会場には大手の家電メーカーが複数出品されました。
2006年6月5日
2006年05月27日
●美の殿堂、ビューティーワールドに行ってきました④
美というものへの飽くなき欲求でしょうか。
私では怖くて試せませんが。



この出店者は肌の老化を防止して若返る道具と美容液を販売していました。中段の写真はその美容方法のために用いる道具で、ドラムの回りに細い針を飛び出させたものです。この道具を使って下段の写真のように肌の表面をこすると、皮膚の表面には無数の細かい穴が開けられます。こうして出来た穴に美容液を擦り込むと、穴を通過して肌の下の細胞に老化防止の美容液をしみ込ませることができるとのことです。要するに、細い針でメスのように皮膚に傷を付け、傷口から何らかの若返りのホルモンが混じった薬液を細胞の奥深く注入するのです。
こうなると、美容ではなくて、簡単な手術といえます。美を追求するために恐ろしいことを考えるものです。この出店者は韓国の企業であり、韓国と米国では美容器具としての認可を得ているそうですが、日本では薬事法、医師法などの制限で実施できるかどうか不明です。なお、この道具では針の長さにより処理方法が違っているようで、針が短い場合は家庭で使うことができるようです。だが、針が長くて皮膚に深い穴を開ける場合には、韓国でも医師の立ち会いで施療しているとのこと。
あまり知られていませんが、韓国は美容や整形手術では先進国であり、業務用の美容器具、化粧品などでは多数の企業が出店していました。日本と比べると女性の美に対する期待が大きいこと(どうも、結婚相手を見つけるのに重要な要素となっている)と、顔や皮膚に傷をつけて整形手術することにあまり違和感を持たない国情があるようです。この企業の他にも、日本ではお目に掛かれないような優れた(命懸けか?)美容機械を出店している韓国企業を見かけました。
2006年5月27日
●美の殿堂、ビューティーワールドに行ってきました③
美容器具も後進国からの追い上げがあります。
国産はより高級品の路線になるでしょう。


パキスタンからの出店者で、美容関係の道具を販売していました。パキスタンからの出店は数社あり、何れもハサミ、爪切り、ピンセットなどが主な商品です。私も知らなかったのですが、パキスタンはこのような美容関係の道具の大生産国であり、ヨーロッパ、アメリカなどに大量に輸出しているとのことです。素材のステンレス、鋼材は日本やヨーロッパなどから輸入し、加工だけをしているようです。
日本製に比べると造りが未だザツであるため、日本には本格的には入っていません。安価なために、学生の実習用などではすでに販売実績があるそうです。ヨーロッパ、米国などでは安価なことで、安い美容院やエステサロンなどで使用されているらしい。パキスタンでも遅かれ早かれ技術が向上することから、日本にも大量に入ってくることは予想されます。
この手の道具は中国製が多いのではないかと思っていたのですが、パキスタンが世界の大生産国であることは気がつきませんでした。多分、中国などにも輸出しているのではないでしょうか。
2006年5月27日
●美の殿堂、ビューティーワールドに行ってきました②
女性の美しさにはは金がかかるようです。
若い女性はどうしてヤリクリしてるのでしょうか。



この見本市では美容・エステの最新の技術や器具を展示しています。美容院・エステ店で実際に実施しているサービスを会場内で実演しています。男性であっては本来は見ることができないサービスであり、珍しい光景でした。
上段、中段の写真はマツゲを伸ばす美容サービスで、本物のマツゲに糊で人口マツゲを接着し、マツゲを長く見させようとするものです。細い人口マツゲを一本一本ピンセットで摘まみ、糊で本物のマツゲに固定していました。作業は細かいもので、根気のいる仕事です。人口マツゲ一本を接着する費用は百円以上であり、両目のマツゲを伸ばすとなると二千円以上かかることになります。美しくなるには、さらにパーマ、ネイルアート、化粧品などとどんどん費用がかかります。若い女性の財布からはお札がドンドン飛び出していくことになります。OLの安い月給で美しくなるのは大変なことがよく分かりました。
下段の写真は人口タツゥーで、貼り付けるだけで刺青ができるものです。昔からある転写紙によるものですが、デザインが豊富になりました。本日は出店者により無料で貼り付けていました。
2006年5月27日
●美の殿堂、ビューティーワールドに行ってきました①
若い女性でムンムンする会場でした。
女性の美しさだけを追い求める見本市です。


美容・エステ関係の見本市である『ビューティーワールド』(beautyworld) に出掛けました。この見本市の特色は、何といっても女性の来場者が極めて多いのです。しかも、二十歳前後の若い瑞々しい女性ばかりです。日頃の見本市では、ドブネズミ色をした背広の男性(しかも、中年がほとんどである)ばかりですが、この会場だけは華やかな雰囲気であふれていました。
女性の美に関する企業の出店であることから、来場者は美容士、エステシャン、ネイラー、マッサージ師に限られています。しかし、「髪の毛」に関する企業は出店しておらず、肌、爪、痩身に関するサービス、器具に限定されてます。パーマ屋や理髪店などの髪に関する見本市はこれとは全くジャンルが別になります。
来場者の8割は若い女性で、1割は中高年の女性、1割は中高年の男性、といった比率ではないかと推測されます。中高年の男女はエステ店、美容院、マッサージ店の経営者でしょう。若い女性はこのような美容に関するお店で働く人達です。若さで会場内はムンムンしているのですが、誠に失礼ながら若い来場者の人達の服装や持ち物はあまり高級ではありません。美容業界は外から見ると派手なのですが、従業員の待遇(給与)は悪いのです。特に、学校を卒業して直ぐにパーマ屋に勤める女性は、インターンという見習いであり、恐ろしく安い給与で働いているようです。華やかな女性美を求める業界と、徒弟制度の下で安く働かされている若い従業員のアンバランスが垣間見えるようでした。
2006年5月27日
2006年04月08日
●4年に一度のペイントショー。





塗料業界の大イベントです。日頃は塗料・塗装は無縁なのですが、ここに来場すれば日曜大工の知識が十分身につくはずです。
4年に一回開催される塗装の見本市である『ペイントショー』で、塗料・塗装業界が開催しています。日本塗料工業会、日本塗料商業組合、日本塗料工業会、日本塗料協会の4団体の合同による主催ですが、そもそもこんなに業界団体が必要なのでしょうか。合同で見本市を開催するより、主催者を合併して一団体にした方が早いのではないかと考えるのですが。まあ、塗料業界の4年に一度の大イベントであり、商談を目的とするよりも塗装の産業について一般の人に理解して欲しいためのお祭りでしょうか。そのため、この見本市では関係者だけの制限はなく、業界とは無関係の一般客も来場を許可しています。業界が社会へのアッピールするイベントのようなもので、会場内には素人が参加できるようなワークショップなども併設されています。
塗装であることから塗装の道具を製造する会社が出店しており、2段目の写真は刷毛を製造するメーカーのブースです。用途により各種形状がことなる刷毛が展示されてました。3段目の写真は、刷毛のメーカーが参考出品した最高品質の刷毛で、2本で10万円のお値段です。最高級の馬の毛を使い、最高の技術を持った職人が製作したとのこと。プロが使うと持ちやすく、使い易いのだそうですが、このお値段ではプロでもちょっと手が出ません。
4段目、5段目は一般来場者向けのワークショップで、ペンキでオリジナルの額縁を作ってみよう、というものです。日頃はペンキとは無縁の来場者(時間を持て余した高齢者が目立つのだが)が個性のある額縁の製作に取り組んでました。
2006年4月8日