2006年09月01日

●活性化した宝飾の見本市でした。

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以前は官の主導でマンネリ化してたのですが。
民に委譲したら元気になりました。

宝石、宝飾品の見本市である「ジャパンジュエリーフェア(通称、JJF)」にでかけてきました。この見本市は1993年から続いていて、今年で13年目になります。元々の主催者は、社団法人日本ジュエリー協会という経済産業省参加の公益法人でした。かっては、この協会が音頭をとって見本市を開催していたのですが、お固い役所が運営していたので何だか堅苦しく、活気のないものでした。素人の私が観察していても会場内の雰囲気がイマイチというものでした。そのため、来場者は減少していき、3年前は場内がガラガラでした(不況による宝飾品の売り上げが減っていたことも要因にあるか)。一時は、この見本市が廃止になるのでは、という噂も出ていたほどでした。
 2年前から運営方針を変えて、主催者を見本市専門の或るイベント会社に委託したようです。協会は一応主催者に名を連ねていますが、実質的な事務・手続きなどはイベント会社が全て取り仕切っているようです。運営が民間に移ったとたんに、広告手法、集客手段などが変わり、来場者が増えて会場が明るい雰囲気となりました。二段目に写真では通路に来場者の姿が見えますが、3年前の同じ見本市では通路には誰もおらず閑散としていました。これからは、見本市も民間主導によって活性化させ、活気のある商談を行わせるのが主流になるのではないでしょうか。小泉首相は「官」から「民」へ、権利や行政を委譲しようと主張していましたが、これも民に委譲して成功した一つの事例ではないでしょうか。
 三段目の写真は貴金属のチェーンを売るブースです。無造作にチェーンが並べられていますが、いずれもウン万円するものばかりです。四段目の写真は夜店出はありません。インド方面から販売にきた業者のブースです。つり下げられているのは宝石を連ねたネックレスです。小売店などはこのようなブースから、数十本、数百本単位でネックレスを仕入れていくのです。全国の宝石屋のショーケースには、ここから仕入れられた宝石、宝飾製品が並べられているのです。
2006年9月1日

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2006年08月19日

●金融機関が主催する農産物、畜産物の見本市です。

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安全な食材、食肉、鶏卵などを供給する見本市でした。
これからの見本市の一つの傾向になるかもしれません。

8月に開催された見本市で、農産物、畜産物を展示した「アグリフードEXPO」にでかけてきました。この見本市は珍しいことに、政府系金融機関の農林水産金融公庫が主催していて、展示物は第一次生産物の農産物、畜産物だけに限定したもの、今までにはなかったものです。農林水産金融公庫の主要な融資先を出店させたもので、全国から農業や畜産に力をいれている農家や企業を集めていました。
 この見本市のテーマは、「国産と安全」でした。出店している各ブースでは、無農薬、低農薬の野菜や米、トレーサビリティのハッキリした食肉などが展示されていました。現在問題となっている米国産の牛肉の裏をはって、高いが安心して食卓に載せることができる食品ばかりでした。こんな個性的な見本市があってもいいのではないでしょうか。
 場内を廻ってみると小規模ながら、安全な食品を追求している農家などが多いことに気がつきました。現在は、中国からは安いが何だか不安な食材、食品が出回っています。農薬を使いすぎて食べると食中毒ではなく、慢性病になるような食品もあるらしいのです。香港では農薬を大量に使用した食材が社会問題となり、「毒菜」という名称までつけられました。これからの日本の消費者は、「国産愛好」というのではなく「国産安全」という食品を選ぶことになるでしょう。多少は価格が高くとも、身体に安全な国産食材が選択されるでしょう。
 なお、金融機関が独自に見本市を開催するのは珍しいことですが、これからは信用金庫、信用組合などの金融機関も顧客の活性化のために見本市や展示会を主催する傾向になるようです。
2006年8月18日

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2006年08月02日

●結婚式場専門の見本市です。②

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ぬいぐるみの販売や写真集の制作をする企業の出店が目立ちました。

「ブライダル産業フェア」には結婚式で使われる色々な商品が出品されてましたが、一段目の写真では簪(かんざし)の専門店です。和服であればカツラを被ることになり、そのためには豪華な簪が必要となります。まあ、ドレスであれば洋風にティアラが使われるので、和式でも同じことでしょう。なお、ここで展示されているのは結婚式場での簪なので高くても数万円といった程度です。また、結婚式場で使われるティアラも数千円程度で中国製のものが出品されてました。上流階級の人達が使うような本物のダイヤや宝石をあしらったティアラは展示されてませんでした。本物の宝石を使ったティアラでは数百万円から数千万円もしますが(映画「ローマの休日」でヘップバーンが髪に着けていたもの)、滅多に使われていないらしいようです。
 二段目、三段目の写真はティディーベアーなどの熊のぬいぐるみです。ここ数年の流行りでは、結婚式場でぬいぐるみを両親にプレゼントしているようです。昔は花束贈呈でしたが今は花束とぬいぐるみの贈呈があるらしい。だれが流行らせたかは知りませんが、式場ではこのような小物をカップルに売りつけようと企んだのでしょう。あれもこれも買わせることで、一組の結婚式の単価を高くするのが最終の目標ではないかと思われます。見本市の会場では、このようなぬいぐるみを展示していたブースが10ヵ所以上ありました。
2006年8月2日

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●結婚式場専門の見本市です。①

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昨年に比べて少し侘しくなりました。
これも若者人口減少の影響でしょうか。

 結婚式場やホテルの式場の業者が来場者の「ブライダル産業フェア」に出掛けてきました。これから結婚式をあげるカップルのためのものではなく、式場や披露宴を業務とする業者だけ相手にしているので出品されているものは式場の装置や備品が主なものです。このため、式場のような華やかさはありません。結婚する人口が減ってきたのか、例年に比べて見本市に出店する企業が少なくなったような感じがします。また、来場者(つまり結婚式場の業者)の人数も少なくなったようです。
 二段目の写真は会場内を回遊していたモデル達です。結婚式や披露宴で使われる貸衣装のニューモデルを来て歩いていました。次期に流行るデザインの衣装を来場者に紹介すると同時に場内を華やかにしていました。しかし、乙姫様風や芸者風などのデザインをあれこれと考えるものですね。毎年のようにデザインを変え、あの手この手で結婚式での費用を増やそうという魂胆でしょうか。
 三段目の写真は式用のドレスです。これらは全て中国縫製のため数万円と安価になっていました。今まで、ドレスは借りるものでしたが、これからは買い取りしていくことになるでしょう。
2006年8月2日

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2006年07月24日

●ファッションの見本市に出かけてきました。

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現金を持っていけば誰でもブティックが開業できます。
量販店にはないものが沢山ありました。

世界の衣料メーカーが出店する「ファッション・フェア」に出掛けてきました。この見本市は「ファッション」に関する全ての企業が進出したもので、特に固定したしばりはありません。つまり、身にまとう商品に関するものなら何でも出店することができるもので、衣料だけに限定されたものではありません。このため、会場には毛皮、ブーツ、バッグ、下着、小物、傘など何でもアリなのです。女性が外出する時につかわれる商品の全てが並んでました。
 この見本市では、どちらかといえば大量生産には向かない企画物のファッションがメインになってました。個性的なデザインのものが多くあり、量販店では見かけられないような商品が目につきます。この会場にくれば、ブティックや個人商店に必要なファッション製品が全て揃います。会場には地方から来場したブティックや個人経営の衣料品店の経営者が多数みかけられました。そうです、軍資金を持ってここに来て、スーパーやデパートには無いファッションを買いつけなければ地方の個人衣料品店は生き残っていけないのです。皆様、一生懸命商談していました。
 一段目の写真はフランスからきた衣料品のメーカーです。デザイナーが経営者で、ブースで商談していることもあり、多品種少量生産の衣料品を販売していました。
 二段目の写真は手袋だけのブースで、ありとあらゆる種類の手袋が展示されてました。個性的なデザインのものが多いようです。
 三段目の写真はバッグ専門の業者で、主にジーンズ地のバッグを扱ってました。生産はタイ国ですが、デザインを送って現地で生産させているようです。
 四段目の写真はオカマやホストではありません。新デザインの下着を販売しようと意気込んでいるメーカーです。下着を着けて立っているのはその会社の営業部員だそうです。奇抜な展示なので皆様驚かされますが、これって労働基準法違反ではないでしょうか。しかし、本人もなんだか楽しそうに裸で立ってました。
2006年7月24日

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●茨城県による大商談会です。

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茨城県の県庁が音頭をとって開催しました。
地方から東京に向かうのが現在の見本市の潮流です。

茨城県が主催した「いばらぎ産業大県フェア」です。協賛は、地元金融機関、中小企業育成公社、公共団体などが多数であり、地方公共団体の主催としては大がかりな見本市でした。茨城県にある企業(大から中小零細まで含めて)が参加でき、東京で大きな商談を期待して出店していました。茨城県の地域の産業が沈滞したので、全国に地元企業の技術力や特色を発信しようとするものでしょう。なお、茨城県が東京に進出した他の理由には、県内に規模の大きな展示会場が無いこともあります。しかし、このように東京に打って出るのはいいことです。茨城県は今年が始めての開催ですが、これから毎年恒例になるでしょう。
 会場内は多数の企業を出店させるために、ブースを細かくしてあり、通常の半分の面積でした。しかし、商談にはこれだけの広さがあれば十分です。まずは東京で出店してみて、来場者の反応を見ることが大切です。
 三段目の写真は工業団地の売り込みでした。茨城県では、公社が各地に工業団地を造成し、企業を誘致しているのですが今のご時世では中々進出しておりません。県庁が主催するのですがから、当然のように県が造成した工業団地の売り込みも一生懸命でした。なお、このブースは入口正面に設けられていて、いやでも目につくものでした。
 四段目の写真はビジネスマッチングの会場です。会場に待機している茨城県の企業に対し、商談をしたい来場者が打ち合わせする場を設けたものです。一回の商談は15分程度で、来場者が順次交代して面談してました。民間の見本市ではこのような商談の場は設けられていないのが通例で、やっぱり公共団体が主催したためにこのような面談会場を開設したのでしょうか。
2006年7月23日

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2006年07月10日

●文具紙製品展ではアナログですが根強い人気があります。②

文具紙製品展では面白い商品が多いのです。
アナログ商品であることからの特徴でしょう。
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文具・紙展では色々な商品が展示されてます。
 一段目の写真はハシコーポレーションが販売しているエンゲルスという硬貨計数器です。橋社長はコンビニ・ストアーを経営していたのですが、硬貨を勘定するのが面倒なため、二段目にあるような計数器を開発しました。カマボコのような溝に硬貨を入れ、その長さで金額を計数できるものです。今はどこの商店でもお目に掛かることができ、ヒットした商品です。なお、写真に写っている橋社長は、歌手の橋幸夫の甥っ子になります。
 今回見てきた商品のうちで面白かったのは、三段目、四段目にある注文タオルです。インターネットで図柄を送ると、特製の織り機によりその図柄を織り上げたタオルを製造してくれる会社です。これはタオルにインクで図柄を染めたのではなく、ジャガード織りにより図柄を起毛させているので、洗濯しても図柄が染落ちることはありません。贈答品には面白い商品となりそうです。
 次いで面白かった商品は、五段目と六段目にあるクッション入り段ボール箱です。段ボール箱の中に細かい紙片を枝のように収めておき、壊れては困るような商品をこの細かい紙片によって保護しようとするものです。使い捨てでありますが、全て紙製品なので廃棄が簡単になります。今年からの新製品だそうですが、これからが楽しみとなりそうな商品です。
2006年7月10日

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●文具紙製品展ではアナログですが根強い人気があります。①

毎度の文具紙製品展ですが、大きくもならず、小さくもなりません。
コンピューター化社会になっても文具は会社の必需品でしょう。
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オフィス用品の見本市である、文具・紙展に出掛けてきました。今年は、オフィスの情報漏洩防止のためのオフィスセキュリティ展とオフィスで使用する機械のオフィス機器展が併設されてました。最近では企業から名簿などの情報漏洩事件が何度も報道されています。このため、パソコンなどを利用した入場者制限やファイル管理などの機器が多数出品されてました。ノートやボールペンなどの消耗品を含むオフィス用品や機器は会社があるかぎり必需品で、文具・紙展では毎度のように展示されてます。これからコンピューター社会になっても無くなることはないでしょう。この見本市の規模は毎年変わらず、それだけ根強い需要があるからではないでしょうか。
 出品物で面白かったのは二段目、三段目の写真にある重要書類の処理装置です。重要書類はシュレッダーで切断しますが、その後の紙屑の処理が大変です。シュレッダーで切断した後の紙屑は嵩が張り、大きな容積となります。この機械はシュレッダーと圧縮機を一体化させたもので、重要書類を投入するとシュレッダーで細かく切断され、次いで圧縮機で押しつぶされて円筒形のペレットに加工します。ペレットは三段目の写真にあるように、ウンチのように出てきます。この形であれば容積が小さくなり、廃棄するのが簡単になります。なお、このペレットはそのまま焼却できるので、ストーブなどで燃やすことができるそうです。
2006年7月10日

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●文化を伝えるブックフェアなのですが。 ②

掘り出し物があるかもしれません。最終日は一般人も入場できるので、出かけられるのもよいかもしれません。
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あまり知られていませんが、ブックフェアの楽しみに本の安売りがあります。会場内では定価の二割引き、三割引きで書籍が売られています。これを目当てに出掛ける人も多いようです。日本では定価販売が強制されていますが、外国では人気の無い書籍は割引で販売するのは常識となっています。国内でも、町の書店で割引販売すればもっと売れるのではないでしょうか。ただし、私の執筆した書籍は割引では売りませんが。
 今年のブックフェアの特色として、英語教材の出店が増えたことです。文部科学省が来年から小学校から英語教育を始めることを決めたため、これを勝機と考えた出版社が多いからです。ありとあらゆる英語教材が展示されていました。しかし、小学生から英語を教える必要があるのでしょうか。英語が話せない私にとっては大きな疑問です。
 二段目、三段目の写真はそのような出版社の一つです。母体は英会話学校らしいのですが、今回は紙芝居を教材として出品していました。小太りの外人がその作者です。日本古来の紙芝居に外国の物語を入れ、これで小学生にも馴染みやすく英単語を解説するのだそうです。なかなかユニークなアイデアですが果して成果があるでしょうか。
 その内に、食い詰めた外人が小学校の前で英語の紙芝居をすることになるかもしれません。昔のように自転車の荷台に紙芝居道具を乗せ、飴を売りながら「Listen to me,long long ago ・・・」などと説明する日も近いかもしれません。
2006年7月9日

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●文化を伝えるブックフェアなのですが。 ①

書籍、雑誌の見本市であるブックフェアは年々下火になってきたようです。
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 出版社、印刷会社、編集プロダクションが出店するのが「ブックフェア」なのですが、最近の活字離れにより書籍、雑誌の売れ行きが年々減少しています。このため、この見本市も年々規模と出店数が減少しています。10年程前に、幕張メッセで開催したときは盛大なもので、幕張メッセの施設をぶち抜きで借り上げていました。その頃は出版社も勢いがあったのでしょう。大小の出版社、編集プロダクションがそれぞれ趣向を凝らしたブースを設置していました。それに比べると、今年の会場は昨年の半分程度、幕張メッセで開催した時の五分の一程度でした。こうなると日本の出版文化、いや、将来の日本の知識産業が衰退してしまうのではないか、と少なからず心配してしまいます。
 そんな中で、「農漁山村文化協会」のブースは人目を引くほど広いブースを借り上げていました。この出版社は食品、料理などが得意な出版社であり、昨今の食育ブームにあやかって多数の商品を展示していました。そのブースの角でゴザを敷いて何やら手作業をしている叔母さんがいました。これは各地にある昔ながらの手作りの玩具の実演でした。こんな演出も面白いものではないでしょうか。
2006年7月9日

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2006年06月27日

●久しぶりに機械要素技術展に行ってきました。

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下請けと元請けがお互いを探すための見本市です。
地方団体の出店が増えてきましたが、はたして。

少し特殊な見本市ですが、『機械要素技術展』に出掛けてきました。この見本市は商品を販売するのではなく、機械についての加工技術や製造技術を持った企業がその技術能力を発表しています。また、完成品ではなく、ネジ、バネやモーターなどの部品を製造している専業のメーカーが出店しています。つまり、この見本市ではテレビ、冷蔵庫といった完成品のメーカーは出店しておらず、といって、食品や衣類のような一般消費財のメーカーも出店していません。
出店しているのはプレスや切削などの加工や製造の技術を持った中小企業か、大企業向けに部品を製造しているメーカーに限られます。来場者は、特定の技術を持った下請け企業を探している大中の企業や、新しい部品を購入したい企業だけとなります。つまり、出店する側も来場する側も何れも機械工場を持ち、足らない技術を補ってくれる下請けや協力会社を探すための見本市と言っていいでしょう。外注先としての下請け企業と発注先としての元請け企業がお互いに商談をする場です。
 今回の見本市(私は2年ほどお休みしていたので前回、前々回は知りません)での特徴は、地方自治体が地元の企業を率いて一括して出店していることです。主な自治体は次のようになりました。
 大田区産業振興協会
 東京都中小企業振興公社
 坂城町出品者協会
 しまね産業振興財団
 かがわ産業支援財団
 茨城ものづくり産業活性化プロジェクト
 共同受注グループラッシュすみだ
 下諏訪町工業振興協議会
 高崎市中小企業振興協議会
 いわて産業振興センター
 テクノタウンみのわ
 いいものあるね岡谷
 京都産業21
 新潟県県央地域地場産業振興センター
 岡山県産業振興財団
 やまぐち産業振興財団
 諏訪市新規販路開拓研究会
 とくしま産業振興機構
 安曇野市内商工会
 柏崎技術開発振興協会
 にいがた産業創造機構
 NESUC-IIDA(飯田市)
 上越市
 長岡産業活性化協議会
 中国地域ニュービジネス協議会
 埼玉県中小企業振興公社
 これらの地方自治体、地域公益法人などがそれぞれブースを借り、そのブースを細分化して地元の中小企業にスペースを貸すことになります。地方の中小企業が東京にまで乗り込み、全国の企業と商談して仕事を増やすことは地域活性化になって良いことです。しかし、こんなに多くの地方自治体や地方公益法人が同じようにブースを借り出すのはいいことなのか少し疑問になります。地方自治体や地方公益法人がこの見本市に支払われるブース代は元は税金なのです。東京での商談により地方の活性化を図り、地方に仕事を回すだけのために税金を使ってどの程度の効果があるか疑問でしょう。これだけ多くの地方自治体や地方公益法人が、民間企業が運営する見本市(この会場の運営は営利を目的とした企業が主催している)に税金を投下するのであれば、いっそのこと、全国の地方自治体が主催者となって、独自の見本市を開催されては如何でしょうか。全国からありとあらゆる中小企業が出店したとなればそれはそれで面白いのではないでしょうか。
 四段目の写真の出店者には驚かされました。『下請けに自信があります』と大きく看板を掲げていました。私個人の信条は『下請けやめてニッチをめざせ』なのですが、この企業は『下請けで十分です。技術には自信があります。』とアッピールしていて、私とは正反対の行動でした。下請けであっても技術力があって、それなりの利益を計上できるのであれば下請けで満足するのも一つの方針かもしれません。
2006年6月26日

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2006年06月13日

●ラブホテルではなく、レジャーホテルと呼んで下さい。②

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びっくりするようなイベントがありました。
その反面、全く異業種のブースもありました。

  『レジャーホテルフェア』の会場内で、人だかりがしている場所がありました。通路一杯に人が溢れ、身動きがとれないような状況でした。ブースは小さいものであり、それほど目立つものではないのですが、来場者が止まってしまい、動こうとしません。
ブースの中では現役の風俗嬢(右端の女性)が実物大の男性模型を使い、マッサージの説明を行っていました。風俗嬢自らの体験から、どのようにして男性を楽しませるか、を熱心に説明していました。模型で臓器の位置を指さしながら、風俗嬢の話を聞くと迫力がありました。なお、左側の二人の女性は現役のAV女優だそうで、業界では有名人らしいようです。このブースを出店した会社は、マッサージ用のオイルや大人の玩具を販売するのが本業で、客寄せのために女性による実物説明を行っているのだそうです。
 三段目の写真は留学コンサルタントの会社のブースです。華やかなレジャーホテルに関係したブースと違い、少しくたびれかけたオジサンが二人が客待ちしてました。ここのブースだけが他のブースと比べてヒッソリとしていて、ブラックホールに迷い込んだような感じがしました。レジャーホテルと海外留学とは全く場違いな組合せですから。
 この会社の社長から話を聞いてみると、(レジャーホテルは繁盛している)→(レジャーホテルのオーナーは高所得者である)→(オーナーの息子を留学させるだけの資産がある)→(オーナーが集まる見本市に出店する)→(息子を留学させたいオーナーと出会うことができる)→(商談がまとまる)、という連想で出店されたそうです。会場内の雰囲気とは違ったブースでしたが、まあ、同業者だけが集まる『留学相談会』に出店するよりも目立つでしょう。無事商談が多数まとまることを祈ってます。
2006年6月13日

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●ラブホテルではなく、レジャーホテルと呼んで下さい。

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奥の深い業界です。
今年は昨年よりも規模が大きくなりました。

昨年に続き、マイナーな見本市の『レジャーホテルフェア』に行ってきました。要するに、昔で言うと『連れ込み旅館』『ラブホテル』という系列ですが、現在は格調高く『レジャーホテル』と業界では呼んでいるようです。場合によっては『ファッションホテル』と呼ぶこともあるようです。昔のような後ろめたさや暗さを無くし、近代的な明るさを業界に求めているのではないでしょうか。来場者は当然のことながらホテルの経営者、マネージャー、従業員に限られます。しかし、ここはレジャーホテルの経営、運営についての見本市であることから、出店している企業は設備機器関係、リネン・用度品などの消耗品関係ばかりで、会場内は真面目な商談ばかりでした。
 二段目の写真では『アルメックス(ALMEX)』という企業の出店ブースです。この見本市ではかなり広いスペースで出店しており、電気機器やIT関連の商品を出品していました。このアルメックスという企業の名称をご存じの方は相当の業界通でしょう。この会社は、レジャーホテルの内部にある電気設備や館内通信配線などの設備工事を専門に請け負っており、業界での施工のシェアーは80%ではないかと言われています。レジャーホテルの客室にはテレビ、カラオケ、電話、有線放送などの複数の電気設備が配備されています。これらの電気製品は東芝、日立、松下といった大手企業の製品ばかりですが、大企業は直接レジャーホテルに納品をしていません。必ずホテル専門の施工業者を介して間接的に納品されています。つまり、家電メーカーよりも工事会社のアルメックスの方が力が強いのです。
 実を言うと、レジャーホテルの館内は情報と制御のための信号ラインが複雑に巡らせてあり、通信回線の固まりのようなものです。防犯装置、料金清算システム、電気錠、照明調光装置などが複数あり、それらを統括して制御しなければならず、設備工事は独特のノウハウが要求されます。このため、アルメックスのような専業工事会社が成立し、大手家電メーカーと謂えども参入できない分野となっています。アルメックスはこの業界での先駆者であり、永年の経験とノウハウの蓄積で二番手を引き離しており、一つのニッチ企業と言えるのではないでしょうか。
 三段目、四段目の写真では、ホテル客室内に設置されるらしい道具のようです。どのような使い方をするのかは私は知りません。
2006年6月13日

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2006年06月10日

●大阪ビジネスEXPO、に行ってきました。

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大阪府下にある中小企業が東京に殴り込みをかけました。
地味な会場でしたが、地方からの出店で成果があったでしょう。

今回は、『大阪ビジネスEXPO』と銘うった変わった見本市にでかけてきました。『大阪』とタイトルがありますが、大阪で開催したのでは無く、東京ビッグサイトで開催したものです。ですから、大阪の中小零細企業が集まって東京に出張し、まとめて商談を行います、と言った意味になります。主催者は、大阪府下の東大阪市、堺市、守口門真市、北大阪などの商工会議所です。いずれの都市も町工場が多い地域であり、これらの中小企業の活性化のために東京に乗り込んできたのです。東大阪市を始めとする関西の都市では、金属加工やプラスチック成形の町工場が多い地域であり、それらの中小企業を束ねて東京で見本市を開き、東京の企業からの商談を進めようというものです。『大阪にはこんな技術を持っている中小企業があるんだぞ。仕事があれば受けて立つ。』と言った意気込みが感じられます。
 このような見本市は地方の中小企業にとっていいことではないでしょうか。東京という国際都市で見本市を開催すれば、関東圏の企業ばかりか全国、或いは世界の企業からその技術力と加工能力を認知され、営業範囲が広がるからです。地方にある中小企業では、地場にある見本市或いは商談会などで営業することはありますが、地方都市では交流できる人脈や企業に限りがあります。四国や山陰の地方都市で頑張って営業しても、地元の産業界の売り上げが少ないので、それ程の営業成績にはなりません。では、東京の見本市や商談会に出席して営業しようとしても、一社だけで参加するとなれば中小企業には大きな負担となって二の足を踏むことになります。全国からビジネスマンが集まる東京で商談すれば良い成果を得られることは判っていても、余剰資金の少ない中小企業には高値の花です。
 参加者がブース代に幾ら支払ったかは不明ですが、各商工会議所が援助しているようで参加し易い金額ではなかったでしょうか。今回のように地域の知り合いの中小企業が一緒に参加するとなれば、今まで東京で商談したことの無い企業であっても出店し易いのではないでしょうか。
 写真の二段目、三段目は出店者のブースですが、元々東大阪市、堺市にある中小企業では部品の加工や製造が得意であり、机に並べられている商品も素材や部品ばかりであり、一般には馴染みの薄いものでしょう。しかし、このような部品を必要とする東京のメーカーや商社にとっては、この商談の場は絶好の機会でした。あちこちのブースで熱心な質問と対応が見かけられました。
 四段目の写真は、加工を請け負う企業のブースです。自社で持っている工作機械などを並べ、製作できる部品や精度などをアッピールしていました。他の見本市に比べると地味なのですが、これはこれでいいのです。加工を依頼したい企業があり、加工だけを受注したい企業も存在しているからです。むしろ、このような商談会に数多く出掛けることで、下請けとしての知名度を上げればそれだけ仕事が舞い込むチャンスが増えるはずです。
 五段目の写真は、自社の加工技術でステンレス板でギターを製作したきた社長です。ギターの音は最悪ですが、こんな遊び心があってもいいのではないでしょうか。ステンレスの加工技術を持つ企業なのですが、自社の技術を客観的に表示するような商品が無いため、工場の技術を視覚で判別することができるようにわざわざギターを作ったのでしょう。なお、奥の方にあるのは、自社で製作したステンレスのシロホンです。
 六段目の写真は会場内でイベントを告知する人です。ヘルメットの上に液晶のモニターを固定し、イベントやブースの位置を表示していました。あまりスマートな宣伝方法とは言えませんが、中小企業らしい会場の雰囲気造りに役立っていたようです。
 こんな地方から東京にきて見本市を開催するのはいいことでしょう。出店者にとっては新しいチャンスが広がり、東京の企業にとっては近くの会場に足を運ぶだけで大阪の中小企業と商談ができるからです。地方公共団体や地方商工会議所は地元でイベントや商談会を開催するところが多いのですが、少し金をかけて東京で見本市を開催することで視野や営業範囲が格段に広がっていきます。
2006年6月10日

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●落ちぶれたビジネスシヨウでした。

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ビジネスショーではありません。ビジネスシヨウです。
名称にも古さが感じられます。

見本市の草分けの『ビジネスシヨウ』です。今年で58回目となり、終戦直後から始まった大老舗です。が、これは今後は問題のある見本市でしょう。
 そもそも、この見本市は企業の事務合理化を進めるために戦後から開始されたもので、新しい事務器機や計算機などを紹介してきました。コンピューター、パソコン、電卓などの事務用品を発表してきて、日本の高度成長を支えてきたのです。しかし、開始から58年目となり、この見本市は動脈硬化を起こしてきて、時代に合わなくなってきたようです。昔は事務器機を紹介する見本市は少なかったので、各社は競って出店していました。また、世の中の進歩もそれ程早くなかったので、年一回のビジネスシヨウでも十分に利用できたかもしれません。しかし、昨今ではパソコンやコンピューターのメーカーは、ホテルの会場を借りて独自に新商品を発表しており、わざわざビジネスシヨウに出店する必要性も無くなりました。また、技術の進歩が早くて、新商品は開発する都度順次発表していかなければなりません。年一回のこの見本市を待って発表するのでは遅すぎます。
 その他にも多くの要因があって、国内の事務機器メーカーはビジネスシヨウを見限ってきたようです。会場には一応は事務機器メーカーが出店してますが、どこも今までの付き合いで嫌々ながら出店したような雰囲気があって、並べてある商品は興味をそそるような新製品は見あたりません。出店者数が少なくなり、魅力のある商品が出品されていないとなると来場者は減少します。会場を見渡しても来場者はパラパラとなり、閑散としたものでした。
 今年は『ビジネスシヨウ』の看板名を小さくし、『IT&C/アドバンストオフィス2006』という見本市名に変更していますが内容は旧態依然でした。会場内を廻ってみるとアクビがでるような雰囲気でした。ブースには活気がなく、出品物には魅力が無く、ないない尽くしの場内でした。名前を変えても実態が同じであれば誰も来場しません。
 今年はビッグサイト西館の一階部分を借り上げたのですが、出店者が少なかったのでしょう、下段の写真にあるように会場の途中はボードで仕切られていました。本来ならばこのボードの裏側のスペースも出店用のブースを並べる筈だったのですが、参加希望者が少なくてこのスペースを埋めることできなかったようです。主催者の営業不足というよりも、会場の設営や運営内容に魅力が全く無くなってきたからでした。
 この見本市の主催者は日本経営協会と東京商工会議所なのですが、今までと同じ手法でビジネスシヨウをずるずると惰性で開催してきたようです。工夫や創意が見られず、出店者と来場者のいずれもから見放された見本市は早々に止めるべきです。半世紀の間続けてきたのですが、ここらでもう諦めるべきではないでしょうか。
2006年6月10日

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●手芸用品、素材のホビーショーに行ってきました。②

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一般には縁のない特殊なボタンの展示がありました。
見本市でなければ拝見することはできないでしょう。

私的には会場を見回しても関心のある商品が無く、面白いものではなかったホビーショーなのですが、一つだけ発見をしてきました。日本釦協会が出品していたボタンの展示でした。我々が普段目にするようなボタンではなく、特殊な用途に使われるボタンばかりを並べていました。高齢者や身体障害者などに向けたボタンであり、形状や構造が変わっていて、見たことのないようなものでした。ボタンの業界の奥の深ささが判りました。このような特殊なボタンは、見本市でなければ出品されないでしょう。
2006年6月9日

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●手芸用品、素材のホビーショーに行ってきました。①

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中高年女性のための手芸の世界です。
しかし、熟練を必要としない簡単なものが目立ちます。

 趣味の世界のホビーショーに行ってきました。世の中は余暇消費時代となっており、家事や仕事で余った時間をどのように活用するかが人生の目標となってきました。しかしながら、余暇をどうして使ったらよいか判断できない人達も多いのです。このため、余暇を消費するための趣味を提供する産業が成り立ってきたようです。このホビーショーは30年の歴史のある有名なものです。しかし、ホビーと言っても趣味全般をその範疇に入れているのではなく、見本市の開始の時から『手芸』が主なテーマとなっているようです。
 このため、会場内は女性(但し、子供の世話に手のかからなくなった中高年ばかりですが)が多く来場されてました。なお、この見本市は業者だけのものではなく、一般の方の来場も可能であり、場内では手芸用品を即売しています。このため、商談会というよりは手芸を一般に広め、業界のすそ野を拡大させることが目的のようです。
 会場のブースではそれぞれ新しい手芸材料や技法を紹介しており、その場で実際に試してみることもできます。三段目の写真は日傘に自分オリジナルの絵を描くという新しい手芸です。毎年新しい手芸が開発され、来場者に披露されてます。しかしながら、このような手芸はマスプロで既に半完成された素材に手を加えるものであり、私の感性からすれば手芸というより組み立てキットのようなもので、『趣味』といえるかどうか疑問です。趣味というのは素材から組み立てたオリジナルのものでなくてはならないでしょうか。ただ、世間には基礎から完成するまでの一連の作業をこなせない人達も多く、そのような人達に『時間潰し』のキットを提供するのがホビー産業ではないでしょうか。
2006年6月9日

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2006年06月06日

●駐車場の見本市です。どの業界にもその道のプロがいます。

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駐車場ビルの設計ではオンリーワンです。
こうなると独壇場で営業できるようです。

狭い場所に多くの自動車を駐車しようとすれば、自然に上下方向に重ねることになります。その思想が一番発展したのが駐車場ビルです。都心ではあちこちにみかけられます。この会社は、元々は一級建築士なのですが、駐車場ビルに特化して、設計から施工管理、営業のコンサルタントまで行っています。国内では駐車場ビルの設計だけを専門に行う業者はいない、とのことでした。他社が進出しないような特定の業種だけに入り込み、その業種でのトップを狙った企業です。このような営業方針も中小企業の一つの方向でないでしょうか。
2006年6月5日

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2006年06月05日

●駐車場の見本市です。駐車場の新ビジネスのようです。

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駐車場を広告の場に変えてしまうビジネスです。
これから期待しても良いアイデアです。

駐車場に関連した出店者で面白い仕事をしている会社がありました。この会社では駐車場の車止めに反射する広告板を貼り、広告の掲載料を徴収するサービスを考えました。仕事は始まったばかりなのですが、面白いアイデアでしょう。広告料は駐車場の地主を折半にするのでしょうか。殺風景な駐車場が広告板でカラフルになるでしょう。
2006年6月5日

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●駐車場の見本市です。自転車の駐輪設備もあります。

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どこにでも見かけられる駐輪設備なのですが、もう少し工夫が欲しいです。

 駐車場や駐車設備の見本市である『パーキングジャパン』に出掛けました。この見本市は自動車の駐車場ばかりでなく、自転車、オートバイなどの駐車設備のメーカーも出店しています。実を言うと、駐車業界は道路交通法の改正のため、特需により大変な騒ぎなのです。道路交通法では、今まで警官が行ってきた駐車違反を民間に委託することになり、短時間の駐車でも違反となります。このため、時間貸し駐車場や立体駐車場設備が急に増加したおります。今回の見本市ではその影響があってか、参加者も増えて盛況でした。
 この見本市では自転車の駐輪場の設備製造会社からの出品も多く、都心での取り締まりに対応していました。例年よりも多い会社から自転車を整列して管理する機械が出品されてました。このような駐輪設備の製造会社は大きな会社は無く、何れも数人から数十人程度の中小企業ばかりでした。それほど大量に売れるものではないからでしょう。一段目から三段目の写真はそれぞれの会社が出品した駐輪設備なのですが、何れも板金加工したものでそれほど変化があるものではありません。また、私の個人的な感覚からすれば、何れの設備も『ヤワイ』のです。直ぐに壊れるようなものであり、もう少し丈夫に製造してもらってもいいのではないかと思います。マンションなどの駐輪場では、このような設備がありますが数年もするとガタガタになってますので。
 四段目の写真は家電メーカーから出品された駐輪設備ですが、充電機能付きです。家電メーカーでは電気自転車を発売しており、自転車と駐輪設備をセットで販売していこう、という意向が伺われます。なお、この会社ばかりでなく、会場には大手の家電メーカーが複数出品されました。
2006年6月5日

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2006年05月27日

●美の殿堂、ビューティーワールドに行ってきました④

美というものへの飽くなき欲求でしょうか。
私では怖くて試せませんが。
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 この出店者は肌の老化を防止して若返る道具と美容液を販売していました。中段の写真はその美容方法のために用いる道具で、ドラムの回りに細い針を飛び出させたものです。この道具を使って下段の写真のように肌の表面をこすると、皮膚の表面には無数の細かい穴が開けられます。こうして出来た穴に美容液を擦り込むと、穴を通過して肌の下の細胞に老化防止の美容液をしみ込ませることができるとのことです。要するに、細い針でメスのように皮膚に傷を付け、傷口から何らかの若返りのホルモンが混じった薬液を細胞の奥深く注入するのです。
 こうなると、美容ではなくて、簡単な手術といえます。美を追求するために恐ろしいことを考えるものです。この出店者は韓国の企業であり、韓国と米国では美容器具としての認可を得ているそうですが、日本では薬事法、医師法などの制限で実施できるかどうか不明です。なお、この道具では針の長さにより処理方法が違っているようで、針が短い場合は家庭で使うことができるようです。だが、針が長くて皮膚に深い穴を開ける場合には、韓国でも医師の立ち会いで施療しているとのこと。
 あまり知られていませんが、韓国は美容や整形手術では先進国であり、業務用の美容器具、化粧品などでは多数の企業が出店していました。日本と比べると女性の美に対する期待が大きいこと(どうも、結婚相手を見つけるのに重要な要素となっている)と、顔や皮膚に傷をつけて整形手術することにあまり違和感を持たない国情があるようです。この企業の他にも、日本ではお目に掛かれないような優れた(命懸けか?)美容機械を出店している韓国企業を見かけました。
2006年5月27日

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●美の殿堂、ビューティーワールドに行ってきました③

美容器具も後進国からの追い上げがあります。
国産はより高級品の路線になるでしょう。
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 パキスタンからの出店者で、美容関係の道具を販売していました。パキスタンからの出店は数社あり、何れもハサミ、爪切り、ピンセットなどが主な商品です。私も知らなかったのですが、パキスタンはこのような美容関係の道具の大生産国であり、ヨーロッパ、アメリカなどに大量に輸出しているとのことです。素材のステンレス、鋼材は日本やヨーロッパなどから輸入し、加工だけをしているようです。
 日本製に比べると造りが未だザツであるため、日本には本格的には入っていません。安価なために、学生の実習用などではすでに販売実績があるそうです。ヨーロッパ、米国などでは安価なことで、安い美容院やエステサロンなどで使用されているらしい。パキスタンでも遅かれ早かれ技術が向上することから、日本にも大量に入ってくることは予想されます。
 この手の道具は中国製が多いのではないかと思っていたのですが、パキスタンが世界の大生産国であることは気がつきませんでした。多分、中国などにも輸出しているのではないでしょうか。
2006年5月27日

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●美の殿堂、ビューティーワールドに行ってきました②

女性の美しさにはは金がかかるようです。
若い女性はどうしてヤリクリしてるのでしょうか。
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 この見本市では美容・エステの最新の技術や器具を展示しています。美容院・エステ店で実際に実施しているサービスを会場内で実演しています。男性であっては本来は見ることができないサービスであり、珍しい光景でした。
 上段、中段の写真はマツゲを伸ばす美容サービスで、本物のマツゲに糊で人口マツゲを接着し、マツゲを長く見させようとするものです。細い人口マツゲを一本一本ピンセットで摘まみ、糊で本物のマツゲに固定していました。作業は細かいもので、根気のいる仕事です。人口マツゲ一本を接着する費用は百円以上であり、両目のマツゲを伸ばすとなると二千円以上かかることになります。美しくなるには、さらにパーマ、ネイルアート、化粧品などとどんどん費用がかかります。若い女性の財布からはお札がドンドン飛び出していくことになります。OLの安い月給で美しくなるのは大変なことがよく分かりました。
 下段の写真は人口タツゥーで、貼り付けるだけで刺青ができるものです。昔からある転写紙によるものですが、デザインが豊富になりました。本日は出店者により無料で貼り付けていました。
2006年5月27日

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●美の殿堂、ビューティーワールドに行ってきました①

若い女性でムンムンする会場でした。
女性の美しさだけを追い求める見本市です。
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 美容・エステ関係の見本市である『ビューティーワールド』(beautyworld) に出掛けました。この見本市の特色は、何といっても女性の来場者が極めて多いのです。しかも、二十歳前後の若い瑞々しい女性ばかりです。日頃の見本市では、ドブネズミ色をした背広の男性(しかも、中年がほとんどである)ばかりですが、この会場だけは華やかな雰囲気であふれていました。
 女性の美に関する企業の出店であることから、来場者は美容士、エステシャン、ネイラー、マッサージ師に限られています。しかし、「髪の毛」に関する企業は出店しておらず、肌、爪、痩身に関するサービス、器具に限定されてます。パーマ屋や理髪店などの髪に関する見本市はこれとは全くジャンルが別になります。
 来場者の8割は若い女性で、1割は中高年の女性、1割は中高年の男性、といった比率ではないかと推測されます。中高年の男女はエステ店、美容院、マッサージ店の経営者でしょう。若い女性はこのような美容に関するお店で働く人達です。若さで会場内はムンムンしているのですが、誠に失礼ながら若い来場者の人達の服装や持ち物はあまり高級ではありません。美容業界は外から見ると派手なのですが、従業員の待遇(給与)は悪いのです。特に、学校を卒業して直ぐにパーマ屋に勤める女性は、インターンという見習いであり、恐ろしく安い給与で働いているようです。華やかな女性美を求める業界と、徒弟制度の下で安く働かされている若い従業員のアンバランスが垣間見えるようでした。
2006年5月27日

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2006年04月08日

●4年に一度のペイントショー。

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塗料業界の大イベントです。日頃は塗料・塗装は無縁なのですが、ここに来場すれば日曜大工の知識が十分身につくはずです。

 4年に一回開催される塗装の見本市である『ペイントショー』で、塗料・塗装業界が開催しています。日本塗料工業会、日本塗料商業組合、日本塗料工業会、日本塗料協会の4団体の合同による主催ですが、そもそもこんなに業界団体が必要なのでしょうか。合同で見本市を開催するより、主催者を合併して一団体にした方が早いのではないかと考えるのですが。まあ、塗料業界の4年に一度の大イベントであり、商談を目的とするよりも塗装の産業について一般の人に理解して欲しいためのお祭りでしょうか。そのため、この見本市では関係者だけの制限はなく、業界とは無関係の一般客も来場を許可しています。業界が社会へのアッピールするイベントのようなもので、会場内には素人が参加できるようなワークショップなども併設されています。
 塗装であることから塗装の道具を製造する会社が出店しており、2段目の写真は刷毛を製造するメーカーのブースです。用途により各種形状がことなる刷毛が展示されてました。3段目の写真は、刷毛のメーカーが参考出品した最高品質の刷毛で、2本で10万円のお値段です。最高級の馬の毛を使い、最高の技術を持った職人が製作したとのこと。プロが使うと持ちやすく、使い易いのだそうですが、このお値段ではプロでもちょっと手が出ません。
 4段目、5段目は一般来場者向けのワークショップで、ペンキでオリジナルの額縁を作ってみよう、というものです。日頃はペンキとは無縁の来場者(時間を持て余した高齢者が目立つのだが)が個性のある額縁の製作に取り組んでました。
2006年4月8日

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●外洋船舶向けの見本市、Sea Japanにでかけました。

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レジャーでもなく内航でもない、外洋船舶専門の見本市でした。
とても特殊な業界です。

 船舶関係の見本市である『SEA JAPAN』に出掛けてきました。船舶関係の見本市は複数の種類があるようで、有名なのはレジャーボートだけを集めたボートショーであり、毎年幕張メッセで開催しています。ヨットや釣り舟などの見本市もあるようです。この見本市は商用船舶であり、主に外洋船に関する設備やシステムを販売している企業の出店ばかりです。従って、極めて特殊で高価な製品やシステムが目立ち、一般人からすると全く関連性がないような分野です。例えば、船舶用の大型エンジン、衛星通信による海上での通信システムや自動操舵装置、緊急脱出用の保安ボートなどが出品されており、海洋航行のために必要な特殊な商品でした。
 中段の写真は大型船舶の操船を訓練するシュミレーターです。極めて高度なコンピューター処理をしており、コンピューターグラフィックですが波の模様や船の揺れ具合が精巧に表現されてます。画面を見ていると船酔いするような感じがしました。ゲームセンターにあるようなゲーム機に比べると動作にリアル感があります(当然なのだが)。商船学校や船舶会社の訓練用に納入されてるとのこと。
 下段の写真は船舶用のコンプレッサーです。極めて無骨で古臭いデザインですが、立派な現行機種です。船舶に艤装した機械が洋上故障すると、機関士が船舶内で修理しなければなりません。無骨であるが単純な構造の機械であれば応急修理も可能です。そのため、このような剥き出しの設計となっているのだそうです。なお、船舶用の機械は陸上用のものとは全く違い、信頼性、耐久性などの要求が高いそうで、船舶専門の中小の製造メーカーが活動できる余地があるようです。ニッチな分野と言えるでしょう。
2006年4月8日

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2006年03月28日

●健康博覧会の不思議な機械

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一般の常識では計り知れない機械がありました。
それでも売れるのは買う人がいるからです。

 『健康博覧会』では不思議な商品を見かけました。一段目と二段目の写真は水に電極を投入するだけで『還元水素水』を製造する機械なのだそうだ。還元水素水は酸化還元電位が高く、体内で活性酸素と結びつくため老化の原因となるような物質を体外に排出させることができるとのこと。この水を飲むことで『ルルドの水』のように病気が奇跡的に治るとのことなのだが、何度説明を聞いてもよく判らなかった。素人からすると単なる電気分解のように思われるのですが。中学校の理科の時間に実験しませんでしたか。
 三段目の写真は『ストレス測定器』だそうである。頭と手足に電極を付け、インピーダンスを測定することでその人のストレスの状況とその度合いを数値として表示できるそうなのだ。身体のインピーダンスがストレスとどのように関係するのかは不明であるが、それなりの表示が出るらしい。この機械でお客のストレス度を数値で表示させ、不安をあおることで健康食品や健康器具を売りつけるための口実にはなるようだ。価格は一セットで200万円。
 四段目の写真は身体に羽織ることで体温が上がり、痩せる効果があるというバスタオルである。会場では来場者に貸し出しをしてその効果を試していた。タオルに何かの鉱物の粉末を塗布し、遠赤外線の効果により身体が暖かくなるらしい。遠赤外線の効果があることはいいことなのだが、問題は価格である。木綿のバスタオルに鉱物を薄く塗り付けただけの商品なので、製造原価は千円以下と思われるものが三万円もするのだ。このような特殊な商品を販売するためには営業費用(人件費、在庫費用など)が膨大となり、それらの費用が最終的な販売価格に跳ね返ってくるようだ。
2006年3月27日

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●怪しげなのだがそれでも健康は欲しいのです。

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健康が第一なので、健康を金で買いたい人が多いようです。
しかし、販売のカラクリからすると?

 見本市は数多くありますが、『博覧会』とネーミングした展示会はこの『健康博覧会』だけで、国内では唯一でしょう。明治時代には各地で博覧会が開催され、西洋の最先端の技術を展示し、国内産業の振興を図ったのでしょう。するとこの健康博覧会は、『健康に関する博識を展示して世の中に広め、多くの国民に展覧させることが主旨なのでしょうか。会場内には健康に関するありとあらゆる商品、器具、食品などが並べられ、医療ではなく、医薬でもなく、健康を増進させるための商品、技術が展示されてました。
 この博覧会を訪れると、健康というイメージを金で買う人と、健康を具体化させて商品、器具を売る人がいることが判ります。しかし、ホントに健康が金で買えるのでしょうか問題です。どこか怪しげなところが多い見本市でした。なお、この健康博覧会は業者でなくても入場でき、健康食品、健康器具を購入することができます。二段目の写真ではドリンク剤を販売しているブースで、店頭で購入するよりも少し安くなってました。会場には健康オタク(中高年が大半ですが)がウロウロと品定めしてました。
 健康食品の最大の欠点は価格が高いことです。ローヤルゼリーやメシマコブなどを筆頭に一瓶数万円する商品も珍しいものではありません。三段目の写真は痩せる紅茶なんだそうで、これを毎日飲むと痩せる効果があるそうです。この机の上にあるのがその紅茶なのですが、一瓶三万円してました。どうみても普通の紅茶のように見えるのですが。
 会場内にはそれぞれのブースで各社がオリジナルの健康食品を販売してましたが、それらの商品の出所はどこでしょうか。実は、健康博覧会には下請けメーカーも出店しているのです。四段目の写真でお判りのように、「受諾製造」を引き受ける企業があります。このような下請けメーカーが発注元の企業の依頼により各種の健康食品を製造しているのです。すると、A社が販売している健康食品も、B社が販売している健康食品も、実は同じ工場から出てきたことが多いのです。A社、B社のような会社は販社と呼ばれ、製造工場は持たずに受諾製造をしてくれるメーカーから商品を購入し、自社のパッケージに入れて販売しているだけなのです。こういうカラクリが判ると、健康食品は阿呆らしくて購入する気にはならなくのではないでしょうか。
2006年3月27日

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2006年03月27日

●東京国際アニメフェアに行ってきました。

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物品の見本市とは違う、空想の世界であるアニメを売買する見本市です。
これから日本が力を入れていく輸出商品でしょう。

 アニメは日本独特の文化であり、世界に輸出できる数少ないオリジナルの商品だそうです。その地場産業が東京なので、2002年からは東京都が後援して『東京国際アニメフェア』を毎年開催しています。会場内には今流行っているアニメ、これから発表されるアニメがそれぞれの会社のブースに展示されています。こうしてアニメを東京から発信させ、世界からアニメのバイヤーを来日させて商談(ライセンスやキャラクター商品の売買)を行わせようとするものです。アニメは日本が世界に向けて輸出できる知的財産なのです。
 とはいっても、このフェアはアニメ業界のお祭りのようなものです。各種のイベントが同時に開催され、優秀なアニメ作家や企業を表彰してより優れたアニメを開発していくのが本音のところでしょう。この見本市は一般客も入場でき、アニメファンがどっと押しかけてきてました。場内にはセル画や商品を直売するブースもあり、この場でなければ買えないものもあってマニアは必見の見本市です。ただし、この見本市ではアニメのプロダクションや玩具会社などのプロが出店しているたので、素人が出店する同人誌即売会とは会場内の雰囲気が全く違います。プロの出店なのでブースのデザイン、対応が洗練されています。同人誌即売会のような泥臭さや学園祭のような雰囲気はありません。
2006年3月27日

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2006年03月21日

●ホテルレストランショー

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ホテル、旅館、レストラン向けの見本市です。
ホテル業、飲食業の裏側が見られます。

 ホテル、旅館、レストラン、飲食店に向けた見本市「ホテルレストランショー」に出掛けました。この見本市は、同一会場で「厨房設備機器展」「ケータリングショー」も同時に開催されています。以前は別々に開催されていたのですが、数年前から協同して同時開催することになったようです。主催者は現在でも別々なのですが、顧客となる来場者がほとんど同じであることから、三者が同一会場を分割して開催するようになっています。ホテル、レストランなどの業者は、調理用の設備用具とインテリアなどの内装品を同時に観察することができ便利です。他の見本市でも、業界が接近しているため同時に開催した方が来場者にとって便利な見本市も見かけられます。例えば、プロカメラマンショーと写真用品展、宝飾展とメガネ展などの併設が考えられます。しかし、それぞれの見本市では主催者の思惑や利権、さらには監督省庁の管轄範囲などの表に出ない理由により、同一会場で合併して開催することは有りません。主催者のエゴではなく、来場者の利便性を考えて協同開催して欲しいものです。
 上段は或る電気会社のブースに待機していたコンパニオンです。見本市を華やかにするためにコンパニオンが必須の要件ですが、今までは水着かミニスカートが大半でした。今年は今流行の『萌え~』のためかメイド姿のコンパニオンがいました。しかし、コンパニオンは「お帰りなさい、ご主人さま」とは言ってくれませんでした。
 中段にあるのは回転寿司店向けの搬送コンベアを受注するためのブースです。回転寿司のコンベアは珍しいものではありませんが、これが何とマレーシアの会社の出店なのです。東南アジアではもうマレーシア製の回転寿司コンベアが盛んに利用されていて、シンガポール、マレーシア、タイでは珍しくないとのことでした。日本独自の文化であった回転寿司コンベアにも外国製が出現したとは驚かされました。
 下段の写真は飲食店のインテリアに用いる人工石です。発泡スチロールの表面に塗装をして、自然の石のような加工をしていました。後ろに見える石灯籠なども同じように人工石です。伝統のある日本料理店や料亭の庭先に設えた石灯籠や庭石が、実は発泡スチロールでできた軽い人工石であるならば情緒もひったくれありません。伝統美や日本的風景が合理化という名目により、どんどん消滅させられているようです。
2006年3月20日

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2006年03月20日

●フランチャイズショー  その2

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フランチャイズでは食事に関連する事業が多いようです。
毎日のことであり、入り込むのが容易だからでしょう。

 フランチャイズショーには毎年新しい事業提案をするフランチャイズ(以下、FC)本部が見られます。上段と中段の写真は、これから始まる「介護老人宅、養護ホームに食事を供給するFC事業」の出店です。介護が必要な老人に向けた調理済料理を加盟店(介護サービス業者や養護ホーム業者)に供給し、加盟店はその料理を老人に配給するシステムです。給食サービスの変形で、老人に向けた内容のメニューに特化したものと言えます。FC本部から加盟店には調理されたパックの食事が冷凍の状態で配達され、加盟店ではそのパックを湯せんで温め、食器に配膳するだけで食事の用意ができます。何と合理的で近代的な老人向けの食事サービスでしょうか。しかし、冷凍の料理を温めるだけであり、介護老人には調理する人の温もりは伝わらないでしょう。養護ホーム、老人ホームの介護サービスも暖かみが感じられなくような気がしてきます。
 下段の写真は見本市会場の食堂ではありません。FC本部が設置したその事業で販売する料理の実物を販売している模擬店です。来場者は、ラーメン、カレー、焼肉料理、寿司などの料理をその場で食事できるように配置されてました。これは試食ではなく有料の食事ですが、加盟店を募集するFC本部が実際にどのような料理、味を出すのかその場で確認することができます。来場者にとっては昼食を摂ることと、そのFCでの料理がどの程度のレベルにあるかの認識を同時に行うことができ、一石二鳥で合理的です。FCの勧誘では、無料であるが少量の試食よりも、有料であっても店舗と同じ量、質の食事を味あわせるのが具現性が良いのではないでしょうか。
2006年3月20日

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●フランチャイズショー その1

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加盟店を募集するフランチャイズの見本市です。
不思議なフランチャイズもありました。

 フランチャイズの加盟店を募集するため、フランチャイズ本部が出店するのが「フランチャイズショー」です。この見本市は日経新聞社が主催していますが、この他にも同じような内容の見本市が2、3種類あるようです。
 フランチャイズ(以下、FC)とは、店舗を持っている零細企業家に本部が看板とマニュアルを渡し、簡単な講習でだれでも事業を開始できるシステムです。いわば、経営のノウハウをFC本部から金銭で購入し、素人であってもそこそこ儲けることができる商売の知識の切り売りと言えます。コンビニ、ラーメン屋、焼肉屋などが主なもので、今日では珍しいものではなくなってきました。その昔は、商売のノウハウ、営業のコツは丁稚奉公して知識を身につけるのが当たり前でした。しかし、世の中の進歩は早いため、数年も丁稚として勉強するような時間的な余裕はありません。また、丁稚で勉強しても、知識が身についた頃には社会が変化していき、商売の知識が通用しなくなっているかもしれません。
 このため、ノウハウや経営経験を金で買い、誰でもが儲かるシステムを売る商売ができました。それがFCなのです。しかし、加盟店が儲かるといってもそこそこで、大設けはできないようになってます。やっぱり儲けは胴元(FC本部)が吸い上げるような仕掛けになっているようです。
 さて、FCといっても、以前はコンビニのような各種雑多小売店やラーメン屋のような飲食店ばかりでしたが、昨今は色々な職種も進出しています。一般消費者からすれば、「こんな商売までがFCなの!」と驚かされるようなものまであります。しかし、一方では商売の知識を売りたい人がいて、他方では知識を買って商売をしたい人がいるのですから驚くに値しません。売れる知識、ノウハウであれば何でもFCになってしまいます。
 中段、下段の写真は「競馬の勝ち馬を予想するFC」です。本部が過去の出走馬の成績からそのレースの勝ち馬を予測するパソコンソフトを販売し、FC加盟店(すなわち、馬券を購入する人)がそのソフトの出力データで勝ち馬を判断するものです。ブースを一見するとノミ屋のようですが、予想屋であれば違法ではありません。しかし、本当のノミ屋もこのFCに加盟して、レースの勝ち馬を予測しながら営業しているかもしれませんが。
2006年3月20日

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2006年02月18日

●世界らん展  その2

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即売会も併設されてました。
品種が多いのと比較的安価なのでほとんどの来場者が購入していました。

 「世界らん展」では、一般から募集した蘭の花が多数(びっくりする位の数ですが)展示されていました。これらの花は審査員により品評され、優れた花の出品者は表彰されています。一等、二等などの蘭の花は素人が見ても美しいもので、日頃花屋で見ている蘭の花とは月とスッポンの違いがありました。
 このような、見せるための展示された蘭の花とは別に、会場の半分位の広さには細かなブースが設けられて業者による即売が行われています。全国、全世界の蘭の園芸農家が出店していて、花や苗を販売していました。この即売が目的で、らん展に来場される人も多いようです。(9日間で45万人!)
 業者が販売している花や苗では、千円程度の手頃なものからお好みで色々出品されてました。驚かされるのは、高額な苗が平気で売り買いされていることでした。二、三千円程度のものは平板に無造作に並べられております。よくよく見ると、奥の方には高額な苗が展示されてました。私の観察した中で一番高額な苗は95万円でした。この他にも、30万円、50万円の苗があり、その高額さに驚かされました。多分、それなりに美しい花を咲かせる苗ではないかと思うのですが、万一育成に失敗して枯らしてしまったらどうなるのか。という疑問は趣味の世界に無い私からの取り越し苦労でしょうか。それだけ蘭の趣味は奥が深いのでしょうか。
2006年2月18日

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●世界らん展  その1

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後楽園ドームで開催された「世界らん展」に行ってきました。
蘭の栽培は趣味の中でも高級なものです。

 見本市とは少し違うのですが、東京ドームで開催されている「世界らん展」に出掛けてきました。「花」という対象物に限定した展示会は少ないもので、その中でも「蘭」という種類に限定したものはこれだけであり、毎年開催されてます。主催者は読売新聞、NHKであり、協賛者は資生堂、ミキモト、住友生命などの超大手企業ばかりという展示会としては特異なものです。特に、半官半民のような固いNHKが主催している展示会はこれだけではないかと思われます。或る情報によれば、蘭とう花がテーマであり、高貴な趣味のイメージがあるためNHKが乗り気になった、とのこと。
 花の中でも蘭の栽培は高級な趣味のようで、それなりの同好の方が多いようです。趣味のすそ野が広いため、観覧者も多いために展示会が成り立つようです。この展示会では高級な欄が多く展示されていることから、一見の価値はあります。欄という花がこんなに種類があるのかと驚かされ、花屋で売っている欄はホンの一部の種類であることが理解されました。見事な大花を咲かせるためにプロ、アマチュアが精根込めて育成しており、その情熱には驚かされます。
2006年2月18日

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2006年02月02日

●国際宝飾展 その2

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特殊な見本市なので,警備は万全です。

 「国際宝飾展」では、宝石やアクセサリーがその場で売り買いされますが、全て現金取引です。信用力のある小売店には与信により掛け売りするらしいのですが、掛け売りは少ないと考えていいでしょう。物が物だけに小粒で高価であり、かつ、買い入れに来られる小売店では高額の現金を持参してくることから、どちらにも保安には注意する必要があります。このため、各ブースには上段の写真にあるようにガードマンが見張っていて、安全には万全の注意を払っているようです。このガードマンは出店者が雇った人であり、この人以外にも会場内を常時多数のガードマンが巡回していました。こんなにガードマンが目立つ見本市も珍しいのでは。
 下段はミャンマーから出店したブースに並べられていた最高級のルビーです。大粒の方であり、これらが末端の小売店に並べられると最低で百万円の価格が付けられるはずです。資本力の無い小さな宝石店ではまず見かけることのできない上質なものでした。このルビー以外にも宝石店ではまず見ることのできない高額のダイヤ、エメラルドなどもあり、目の保養にはよいでしょう。なお、宝石の量販店で売られているような小粒の宝石はここでは販売されておらず、小売り価格で数万円以下の宝石類はこの見本市では取引されず、全く別のルートで販売されているようです。
2006年2月2日

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●国際宝飾展 その1

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日本で最大の宝飾関係の見本市です。
見るだけでも楽しいのですが,素人さんはお断りです。

 見本市は12月、1月が農閑期です。年始年末はどの業界も多忙なため、見本市はお休みです。2月以降に続々と開催され、気候の良い5月になると毎週開催されます。天気が良ければ参加者も増え、会場が賑わうからでしょう。
 今年始めてでかけた見本市は、「国際宝飾展」です。宝石やアクセサリーを専門に展示し、原石業者や問屋がブースを出店ています。全国から小売店やデザイナーが来場し、その場で宝石、アクセサリー、金製品が売り買いされています。ここで購入された宝飾製品が全国の宝石店、時計店などに並べられ、女性の指や胸元に飾られることでしょう。この見本市では、一般の消費者の入場はできず、招待状の無い人は入れません。いわゆる、『素人さんお断り』です。
 会場内にはショーケースが並べられ、数億円から数千円までの宝石、宝飾品が展示されてます。このような宝飾専門の見本市は、東京では1月と9月に、神戸では5月に開催されておりますが、1月のこの宝飾展が一番規模が大きく、来場者も多い。しかし、香港の宝石見本市に比べると、出店社数、扱い金額は少なく、国際的には未だ発展途上と言えます。これは日本の風土が宝飾類にたいしてそれほど大きなマーケットになっていないからではないかと思われます。
 下段の写真では素材だけを販売する出店者で、宝石を支えるリングだけを販売していました。この他に、チェーンだけ、宝石を入れる箱だけなどを販売するブースもあり、この会場内で宝石店を開業できる全ての商品、材料を揃えることができます。軍資金があるのなら、あなたもここで全ての商材を一式整えて宝石店を開業することができます。
2006年2月2日

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2005年11月25日

●東京国際家具見本市。  その3。

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素人が見ても惚れ惚れする材木でした。
年輪のある材木は素晴らしいものです。

 「東京国際家具見本市」には家具屋に販売する材木屋も出展していました。材木と言っても一般家庭が使うような安価な杉や松ではなく、それだけで机や食卓になる一枚板です。一枚数十万円からの材木が多いのですが、このブースでは屋久杉の一枚を出品していました。お値段は何と1000万円。これだけ大きな屋久杉は現在は入手不可能とのことで、こんなお値段が付けられたそうです。これより小振りな屋久杉は結構みかけることができるそうですが、ここまで長尺のものは珍しいそうです。この板を購入される人はどんな人でしょうか。
2005年11月24日

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2005年11月24日

●東京国際家具見本市。 その2。

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見たこともないような緻密な家具がありました。
こんな細工であれば中国製品も怖くありません。

 「東京国際家具見本市」では、家具ばかりか木製品も出品されてます。これは九州の大川市の企業が出品していた組子入りのガラス扉です。細い木片で細工(組子)が組み立てられていて、菱の実のように六角形をしたデザインとなっています。緻密な細工であり、このような細かい仕事は日本人の好むものでしょう。上段の写真に左側にある扉1枚のお値段は140万円、右側にある扉4枚のお値段は350万円でした。芸術的な高級な作品なのですが、高級料亭や旅館が主な顧客かと思ったら、一般家庭に納品されることが多いとのこと。これだけの扉を購入する個人家屋では、総額がどのくらいになるか見当もつきません。しかし、高級家具の良さを理解して購入する個人客がまだいて、そのような顧客の好みに応じて精密な細工をする職人がまだいるのです。両者が存在することで日本の伝統工芸の技術が伝承されていくのです。日本の国情も捨てたものではありません。
2005年11月24日

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●東京国際家具見本市です。

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家庭で使用する家具の見本市です。
ヨーロッパの高級家具と中国の安価な家具が極端に陳列されてます。

 毎年開催されている「東京国際家具見本市」にでかけてみました。「家具」と表示されていることから、金属を使ったスチール製事務机や事務椅子は出品されてません。家庭で使用される机、椅子、ベッド、棚などが出品されていて、素材は木や布が主流となっています。どちらかと言えば量産品よりも少量生産の高級家具が目立ちます。国内の出展者は九州、四国、高山、北海道などの木材の生産地に近い地方から来られた業者が大半でした。外国からの出展者もあり、フランス、イタリアなどですが、こちらはデザインが優れている代わりに目の玉が飛び出るような金額の高級家具ばかりでした。反面、中国、韓国からの出展者もいましたが、こちらはホームセンター向けの安価な家具ばかりでした。
 上段、中段の写真は海外からの出展者であり、垢抜けたデザインの家具が並んでます。ソファーや机などを一揃い同じデザインで統一すると百万円は軽く出ます。この業界では模倣が多いとのことで、一社が新作を発表すると半年後には東南アジアなどから類似品が出回るということです。このため、会場内での写真撮影は禁止されてました。
 下段の写真は中国からの出展者のブースです。商売物のソファーに座っているのは中国から来た女性説明員です。休んでいるのではなく、客と商談するまではソファーに座って待機しているのです。日本の企業であれば許されないことであり、客が来ようが来なくとも接客のためには説明員は立って待機するのが常識です。この点が風習の相違といえばそれまでなのですが、何だか中国人の体質を表しているようでした。とにかく、やる気が無くて活気が無いのが中国からのブースでした。
2005年11月24日

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2005年11月13日

●東京ビジネスサミット  その2

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地方からの出展者なので野産物が目立ちます。
スーパーなどでは入手できない地場の特産ばかりです。

 「東京ビジネスサミット」では中小企業というよりも零細企業の出店が大半であり、しかも地方都市からの出店が多いので、出品する品目は自ずと農産物、海産物が目立つことになる。米、酒、干物などの食品を出品しているブースが多かった。しかし、スーパーでパックで売っている安くて不味い食品ではなく、その地方で採れた最良の食品ばかりである。お国自慢ではないが、私の村の食品を見ていってくれ、と叫んでいるようだった。考えてみると、東京で開催される見本市の多くは、大手食品メーカーによる大量生産の食品ばかりである。冷凍食品や加工食品ばかりで新鮮で採れたての地方の食品は展示していない。全国からその地方の美味しい食品だけを少しだけ並べている見本市も珍しいのではなかろうか。個人で高級な飲食店を経営している人達は、このような地方から出店する見本市にでかけ、市場では入手できない新鮮な食材を直接取引することを考えてもよいのではなかろうか。
 1段目の写真は、村で採れたキノコを出店していたブースである。山で採れたものだけを提供していきたい、と力説していた。2段目の写真は、リンゴや梨を出店していた山形から来た出店者である。3段目の写真は、沖縄県から集団で出店していたブースで、地元特産の黒砂糖や菓子を出品していた。4段目の写真は不思議な出店者で、商品は何もなく、イベントを販売したいという芸術家であった。熊本から上京してきた人で、地元で劇団を主催しているそうだ。地方の活性化のため、各種のイベントや劇を受注していきたいと説明していた。
2005年11月12日

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●東京ビジネスサミット  その1

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マイナーな中小零細企業向けの見本市です。
泥臭いところが面白いのです。

 一般にはあまり知られていないが、中小企業だけを出店対象とした「東京ビジネスサミット」という見本市が年一回開催されている。「中小企業」という企業規模だけを共通項にした参加資格であり、それ以外は何の制約も無いのが特徴である。主催しているのはベンチャーリンクという民間のコンサルタント会社である。言わば、中小企業総合展が官庁主導であるのに対し、こちらは民間主導による中小企業向けの見本市と言える。但し、中小企業総合展が製造業を出店対象とし、出店資格の審査は各県庁の担当者が行っている。東京ビジネスサミットではそのような規制は無く、マルチ商法やいかがわしい商品でなければ何でも構わない。このため、農産物の出店者の横に電気製品の出店者が並んだり、お酒を出店しているブースの横で健康茶を出店しているブースが並んだりするちぐはぐなものがある。しかし、何でもある、ということから、何が出ているか判らない、という探す楽しみがある。大企業ばかりで華やかさはあるが、会場が何か冷たい雰囲気の見本市とは違った面白さがあった。商店街のような賑わいと、路地裏を歩くような不完全さの見本市にも出掛けてみませんか。
 この見本市の特色は出店料が安いことである。1ブースを2日間借りて12万円程度であり、一般的な見本市では35万円もするから半分以下である。その代わり、ブースの面積が狭く、通路も狭いのが欠点である。この見本市では1ブースは2×2メートルであるが、標準のブースでは3×3メートルである。2段目の写真はブースの奥行きを示しているが、少し狭い。しかし、出品品目が少ない中小企業ではこの程度で十分ではなかろうか。出店料を安くすることで、地方の零細企業でも気軽に出店できるはず。
 また、出店には制限がないため個人商店が独自に出店することもできる。だが、出店者の多くは地方都市ごとにまとまって出店している。これは地方にある信用金庫や地方銀行がそれぞれビジネスクラブを持っていて、そのクラブの会員を取りまとめて集団で出店しているからだ。3段目の写真は静岡の信用金庫が音頭をとって、地元の中小企業を両側のブースに出店させていた。4段目の福井の信用金庫のクラブ会員が出店したものである。地方物産展のような雰囲気であるが、地元の特産品を全国に販売しようと熱心であった。通路が狭いのでアメ横のような感じがしたが、これはこれで人込みを歩くような感じて楽しい雰囲気であった。政府や中小企業庁では地方の活性化を叫んでいるが、そのためには全国の主要都市でこのような活気のある見本市を進めるべきではなかろうか。
2005年11月12日

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2005年11月08日

●スクール&ホームセキュリティの見本市です。

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学校などの安全と警備を目的とした商品が出品されてましたが。
小手先の目新しい商品では売れないと考えますが。

 学校などの安全、警備を主体とした見本市で、警報装置や不審者通報装置などが出品されてました。ここでは何社かが「刺股」の新製品を出品していました。最近、学校には不審者が侵入し、凶器を使って生徒が傷害にあう事件が増えてます。このため、その筋からのご注進で校内に「刺股」を常備することが奨励されてます。刺股とは、長い棒の先にU字形をした金属棒を固定したもので、これで侵入者の胴体を押さえるものです。棒が長いので、侵入者が刃物などを振り回しても危害が及ばない効果があります。
 その筋が設置を勧めるのですから、商機と見た業者は各種の改良を加えた刺股を開発して展示していました。上段の刺股は、棒の回りに針を出した恐ろしい商品を開発しました。侵入者が棒を握って振り払うのを防止することができるそうです。中段、下段の刺股は、先端がキャッチのようになっていて、これでU字形となった空間に侵入者の足を挟み込みようになってます。侵入者の足を掴んだら、棒を捩じって侵入者を転倒させようとするものだそうです。
 業者の方はあれこれと刺股の改良を考えますが、はたしてこんな小細工で侵入者を取り押さえることができるでしょうか。現在、小学校の教員の過半数は女性です。また、生徒の減少により教員の新規採用が減っていて、教員の高齢化が目立ってきています。教員が女性で高齢化していることから、このような刺股を使用できる人がどれだけいるでしょうか。実際に不審者が校内に侵入してきても、刺股を活用できるまでには至らないでしょう。それよりも、不審者を校内に侵入させないような設備をするか、専属の警備員を雇用した方が現実的ではないでしょうか。実際には使えないような商品を開発するのは無駄なことと思いますが。
2005年11月8日

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●日本で唯一の墓石の見本市です。

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明るい照明の下にあの墓石が多数展示されてました。
ここでも安い外国製品が大半となっています。

 墓石だけを商品として商談する唯一の見本市が「ジャパンストーンフェア」です。出店して墓石や石材を展示しているのは石材屋か商社で、来場するのは墓園や墓地に墓石を施工する墓石屋です。会場内には墓石がズラーと並べられていて、お客さまを待っていました。この見本市も数年前は盛大で、出展者数も今回の倍位はいたのですが、景気が低迷して墓石が売れなくなったのか、出展者も来場者も減ってきていました。以前はモダンな新作墓石や奇抜なデザインの墓石が出品されていたのですが、現在はオーソドックスな墓石ばかりで面白さに欠けるようになりました。それでも、墓石の見本市はここだけのため、業界の動向を知るにはこの見本市しか頼りになりません。
 現在、国内で流通している墓石の殆どは中国製です。会場に並べられているのは見本品であり、これを売るのではありません。日本から墓面に彫る文字を中国の工場にメールなどで送ると、現地で文字を入れて完成品で発送します。日本の墓石屋はセットになった墓石を墓地に設置するだけです。国際分業が進んでいるようです。国内産の石材でも、加工賃が安いため、一旦中国に輸出して現地で加工し、再度日本に発送するそうです。今までは中国製が強かったのですが、インドからも業者が出展していました。中国製よりもさらに安く完成品の墓石を輸出する、と力説していました。こうなると、「インド人もビックリ」ではないでしょうか。なお、石材屋が墓石屋に販売する墓石の価格は30万円から数十万円程度で、小売価格の半分以下のようでした。
2005年11月8日

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2005年10月28日

●産業交流展で見かけた企画倒れの新商品

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中小企業もいろいろ新商品を開発するのですが?
どう見ても売れそうにない新商品も多いのです(失礼ながら)。

 この見本市の出品には何でも有りのため、変わった(と言うより、売れない)商品も数多くみかけられた。それらを笑うのもいいが、第三者から見て売れないような商品を真剣になって開発している企業の姿勢を発見するのも一つの社会観察である。色々な会社が色々な商品を企画して実際に製作していることが判るはず。世間の知識が広がることは請け合います。
 上段の写真は、パラポラ型の反射体で太陽光線を集めてお湯を沸かす道具です。アルミコーティングした布を傘の骨に張り、中央に焦点を結ぶように設計してあります。30分でヤカンのお湯が沸くとのことです。災害のときやキャンプ場で使用すると燃料が無くとも料理ができる、と説明していました。だが、このような商品は既に何十年も前から発売されていて珍しいものではありません。災害時にはこんな脆弱な道具では実用に耐えることができないはず。見本市を観察していると何年かに一度はこれと同じ商品を開発する企業が現れますが、実際に売れた、という話は聞いていません。開発した人の独りよがりで売れるものと妄信したのでしょう。
 中段の写真は、果樹園、農地の廻りに網を張りめぐらし、網に盗人や猿が接触するとスイッチが入って警報音を出す、果実や農作物の被害を防止する装置です。これも目新しいものではありません。盗人ならば昼間の下見の時に目星をつけておいて、夜間に電源を切断してしまいます。猿なら警報音も最初だけは驚くのですが、その内に慣れてきて堂々と進入してきます。猿知恵の方がレベルが高いのです。
 下段の写真は、ゴミ袋の集積装置です。ゴミ袋を網で挟んで保管し、ゴミ収集車が来るまで管理しようとするもの。しかし、不特定多数の人が使用する道具であり、こんなチャチな機構では直ぐに壊されてしまいます。公共で使用するものは無骨で頑丈でなければ実用性がありません。
2005年10月28日

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●産業交流展に行ってきました。一味変わったものです。

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東京都が主催する、唯一の中小企業向けの見本市です。
楽市楽座を連想させるようなごった煮的なところがいいのです。

 東京都及びその周辺都市にある中小企業だけを出展対象とした見本市で、東京都が主催している珍しい見本市である。「東京都」という地域を限定し、さらに、「モノ造りをしている中小企業」という制限をした中で、やる気のある中小企業だけが出展している。一般の見本市では、大企業による出展が大半で、飾りつけ、ブースのデザインなどは洗練されています。コンパニオンもいて賑やかな演出があります。それに比べるとこの「産業交流展」では地味というより泥臭い雰囲気の会場であり、野暮ったいことが特徴です。出店者の資格も「単にモノ造りをしている中小企業」という締めくくりなので、範囲が極めて広く、ありとあらゆる種類の中小企業が出展していました。中小企業と言っても、百人規模の組織的な企業から一人で運営している家内工業的な企業まであり、まとまりのつかないへんてこな見本市でした。出品されている商品もレベルの格差がひどく大きく、玉石混同というよりは「石石石たまに玉混同」と表現するとピッタリです。
 こんな風に表現すると、この見本市は全くダメであり、見学する価値がないように思われますが、これが面白いのです。大企業では開発しないような変わった発想による商品や、アイデアだけで実用性が薄いような商品の中で、たまに光る商品もあるのです。それらを見つけ出すのが楽しいのです。いわば、中近東のバザールに出掛け、偽物ばかり売っている商店の中にたまに出てくる本物の骨董品を発掘するような面白さです。
 こう言った観点からすれば、この中小企業だけの見本市は見学することは大きな価値があります。一度は覗いてみて下さい。きっと何か得られるものがあるはずです。
 会場内を写した写真を参考にして頂くと判るのですが、あか抜けせずに泥臭さが満ちあふれています。ノボリを多数立てていますが、場末の駅前商店街のような雰囲気です。各ブースには飾りつけもなく、商品がテーブルに並べられていて殺風景なものです。だが、この無愛想さ、泥臭さがたまらなく好い、とおっしゃる方も多いのです。ネクタイをぶら下げたサラリーマンではなく、ジャンバーを着た零細企業の社長達にとってはこちらの雰囲気がピッタリしている、との感想でした。
2005年10月28日

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2005年10月25日

●治安対策、テロ対策のための見本市。

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軍事マニアなら一度は見てみたい特殊用品です。
見本市の場所や名称はナイショですが。

 防災、テロ対策のための商品を展示した見本市です。極めて特殊な商品ばかりで、来場者は警察、公安関係、消防関係などの極めて特殊な方々ばかりです。しかし、並べられている商品はミリタリーマニアが涎を垂らすようなものばかりでした。さすが、銃砲関係の武器は展示されてませんが、それに近いものが多いのが特徴です。元々、軍事用やゲリラ用に開発された商品なので、一般家庭で使われることはあり得ません。
 上から順に、暗視用のゴーグル、暴動鎮圧用の催涙弾発射銃、防毒用のスーツ、敵地上陸用の水中スクーターです。一部の商品はすでに警察関係が購入し、備品となっているものもあるようです。しかし、マニアが購入しようとしても売ってくれないそうです。身元がハッキリしていて、使用目的がハッキリした機関にしか納品しなとのこと。マニアにとっては見るだけの商品のようです。
 昨今のように不安な社会になってくると、このような警備、鎮圧のための道具が盛んに商談されることになりそうです。
2005年10月25日

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2005年10月24日

●日本トラックショー その2

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防弾使用の特殊車両です。
街で知らない内に走行していることもあるでしょう。

 一見するとどこにでもあるような平凡なバンである。しかし、この自動車はテロや強盗などに対応するために改造された防弾車である。窓ガラスの厚さは3センチ近くあり、ライフル弾、マグナム弾でも貫通しない能力がある。窓ガラスが強化されただけでなく、車体の側面、床には2センチ程の厚さの強化鋼板が埋められていて、地雷にも耐えることができる。ガラスと強化鋼板のため、車体の重量は1トン程増えるらしい。
 改造車の用途としては、現金、貴金属の運搬車輛がある。それ以外には、重要人物が利用する車輛の強化がある。小泉首相が乗り回している公用車も同じ程度の改造がされているらしい。改造が特殊過ぎるため一般には販売していないらしい。また、改造を依頼した顧客についても、支障があため公表できないらしい。
 国内でもこのような要人警護、貴重品運搬のために車輛を改造するメーカーが数社あるらしい。中国人などによるピストル強盗が多くなってきたため、今後はこのような特殊改造車の需要が増えるであろう。
平成17年10月24日

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●日本トラックショーが開催されました。

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トラックをテーマにした地味な見本市ですが、日本の物流を支えています。
昔流行ったデコトラはありません。

 現在(平成17年10月24日)に、幕張メッセでは「東京モーターショー」が開催されている。新聞などで広告が掲載されているので、新車やコンプセトカーを見るために家族連れで出掛けられた方も多いのではなかろうか。丁度同じ時期に、東京ビッグサイトで「日本トラックショー」が開催されていることをご存じの方は少ないであろう。「日本トラックショー」は2年に一度開催される小規模なもので、運送会社や企業内の車輛部門の担当者が来場している。地味な見本市であるが、ここで展示されたトラックやバンが日本の物流機構を支えているのである。
 上段の写真は新型トラックの説明である。モーターショーのように水着姿のコンパニオンや美女群はいません。極めて健全で地味な展示です。しかし、来場者は仕事で使う実用性のあるトラックの商談を目的としているので、派手なコンパニオンなどは必要がないからでしょう。しかし、ここで販売されている営業車は一台数千万円もするものもあり、個人需要のファミリーカーとは桁が違ってます。
 中段の写真は、アメリカのトラクターであり、「コンボイ」と呼ばれている。映画で上演されたことがあるのでご存じの方もいるであろう。日本国内の車検を持っており、公道を走行できる仕様になっている。同型のトラクターは国内に2台あるとのこと。このコンボイを所有する会社は、トラックに使用する各種のアクセサリーを販売するのが業務である。全国各地で開催される展示即売会にこのコンボイで出掛けているそうだ。いわば、アクセサリーの販売のための広告塔であるが、価格、維持費からすれば社長の道楽のようなものである。
 下段の写真は重量物を運搬するための特殊仕様のトレーラーである。車輪が全て油圧で舵切りすることができ、車体を平行に移動させることができる。タンクや建造物などの重量物を微妙な位置に移動させることができる。こんな特殊車を間近で見ることができるのはトラックショーだけである。
平成17年10月24日

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2005年10月09日

●印刷機の見本市、JGASでは、その3

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見本市では来場者に無料で紙バッグを配布しています。
この出展者は気の利いたキャリアーを配布してました。

 印刷機の見本市『JGAS』で、商品ではないが面白い物を見つけた。某印刷機メーカーが顧客に配付していたキャリアーである。見本市ではどの出店者もカタログや見本を入れるための紙バッグを配付しているところが多い。ところがカタログなどが多くなると結構重くなり、持ち運ぶのにくたびれることがある。
 そこでこの出店者は、紙バッグの代わりに下面に車輪を付けて引き歩くことのできるキャリアーを配っていた。プラスチック製の台車の上に段ボールの空き箱を乗せただけの簡単な構造であるが、重いカタログを持って会場内を移動するには極めて便利であり、疲れない。元々は欧州の見本市でどこかのメーカーが配付していたため、同じものを東京でも配付することになったらしい。中国製であり、長期間使用するものではなく、1、2回使用すれば壊れるようなチャチなものであるが、便利である。今まで、出店者が来場者に配付していたのは同じような紙バッグばかりであった。これからは無料で配付するにしても気の利いた物を配付して欲しいものである。無料で貰うものなので、苦情を言うような立場ではないが、どこの出店者も来場者が喜ぶような物を考えず、十年一日の如く同じような物を配付するのは止めた方がいい。これからは来場者のことを考えた配付品を工夫すべきでなかろうか。
2005年10月8日

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●印刷機の見本市、JGASでは、その2

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日本は中古自動車ばかりか、中古印刷機も輸出しているのです。

 印刷機の見本市では、出店するメーカーが限られていて、印刷機自体が隙間商品ではないため私にとっては面白いものではなかった。しかし、この見本市で驚かされたのは、中古の印刷機、印刷関連機械のブローカーが多数出店していたことである。日本で使用されているオフセット印刷機などは世界的にみて最高水準の技術レベルがあり、中古であっても諸外国、特に後進国では、まだまだ使える機械なのである。ここに目を付けて、印刷会社で使用しなくなった中古の印刷機を買い取り、外国に輸出するブローカーが活躍することになった。
 上段の写真はインド人が経営する中古印刷機買い取り業者で、インド、中近東方面に輸出しているそうだ。中段の写真はロシア専門の輸出商社であり、下段の写真は韓国への輸出商社である。どの程度の金額で買い取られ、輸出されるか不明であるが、後進国では高性能ではあるが高価な新品の印刷機を購入できないため、このようなブローカーが活躍できるのであろう。問題は輸出した印刷機が故障したときの対応なのであるが、現地の販売店ではそれなりの修理技術があるようだ。また、補充部品もどこからか入手できるのであろう。中古の自動車が後進国に輸出されているのは有名であるが、中古の印刷機までもが輸出されているとは誰も考えなかったであろう。
2005年10月8日

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●印刷機の見本市、JGASでは、その1

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4年に1度の印刷機の見本市です。
主に、中規模の印刷会社を対象にした商品が展示されました。

 印刷機、印刷用品の見本市である『JGAS2005』に出掛けてきました。印刷機関連の見本市であり、印刷機本体の製造会社、インクの製造会社、製本機などの印刷に関連する機械の製造会社が出店してました。この見本市は4年に一度開催されるものであり、オリンピックと同じです。印刷に関連する見本市はこれ以外にも別の団体が開催しており、印刷業者の規模、能力に合わせて見本市を開催しているようだ。新聞紙の印刷機などは大がかりになり、顧客の印刷業者も町の印刷会社とも違っているため、別の見本市で展示されている。
 会場内には中規模の印刷業者に向けた機械や設備が展示されていた。町中にある親父さんが一人で経営してい零細な印刷屋が使う印刷機ではなく、グラビア印刷したり、製本できるまでの能力を持った中規模以上の印刷会社を来場者の対象としたものである。会場にには4色を連続して印刷できるオフセット印刷機が並べられていた。普通、このような印刷機を直接見ることはできないし、印刷する過程をその場で理解することができた。内外の大手印刷機械メーカーが出店していたが、このような印刷機のメーカーは世界的にも限られていて、ドイツ、日本、米国などの数カ国の独壇場であった。
 従来の印刷ではフィルム製版が必要であったが、昨今はコンピューターによるDTPでそのまま印刷版面が出力できるようになり、技術革新が進んできている。数年もするとフィルム製版の作業が無くなるのではなかろうか。
2005年10月8日

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2005年09月27日

●香港の宝飾展示会では、その3

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無造作に並べられているのは全てダイヤモンドです。
一粒が末端の宝石店で指輪にして販売されると数十万になります。

 宝石の卸売業者とプロのバイヤーとの商談であるため、商品の展示では飾りも無ければ価格表示も無い、スッキリしたものである。数万円から数百万円もするような宝石であっても、業者にとっては単に売り買いするだけの商品なのである。こんなところで宝石を買うのはロマンスも夢もないであろう。宝石店では華やかなインテリアで飾られ、慇懃な販売員が丁寧に商品説明をしてくれるため、女性客には女王さまのような気分を味合わせてくれる。女性にとって宝石を買うことは、宝石を持つ夢を買うようなものであろう。そんなロマンスが一切なく、業者同志が儲けだけを目標にして真剣勝負しているのが展示会なのである。
 上段の写真はダイヤモンドを販売するブースであるが、特別室ではなく、中程度の価格帯のカテゴリーに属する部屋である。無造作に皿の上に並べられているのがダイヤモンドである。品質、大きさによって皿に分けられていて、バイヤーは一粒づつ吟味しながら値段交渉している。下段の写真は特別室で展示されていたカラーダイヤである。それぞれは数百万円程度するものばかりである。
 なお、夜になってホテルのテレビで地元のニュースを観ていたら、この展示会会場でダイヤモンド4個を盗んだ犯人が逮捕されたことを報道していた。高額商品であるため、宝石の窃盗やバイヤーの財布を盗むスリが多いらしい。この展示会は有名であるため、全世界から窃盗団やスリ団がやってくるとのこと。展示会に来場するのはバイヤーばかりではなさそうだ。
2005年9月27日

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●香港の宝飾展示会では、その2

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特別室は日本では見ることのできないような超高級品である。

香港の宝飾展示会の会場の特徴は、カテゴリーによって展示室が分かれていることである。これは敷地が狭いという香港独特の制限から、東京ビッグサイトのように横に長い平坦な会場構成ができず、複数の展示室に設備が分散されていることから発生したようだ。このため、東京の展示会のように、水平に広い会場を細かくブースで区切ることができず、見学しようとするアイテムに合わせて部屋を探さなければならない。細い通路をうろうろと歩いて目的とする展示物のある部屋まで移動することになるが、そもそもこの展示会場が迷路のように設計されているので、目的とする部屋にたどり着くのが大変であった。しかし、日本のように大部屋でノッペリとした展示ではなく、カテゴリー別に部屋が区別されているので、例えば真珠が目的であれば真珠の展示室、翡翠が目的であれば翡翠の展示室、というようにその部屋だけで目的を達成できるので便利ではある。
 展示会場では大きく分けて6つのカテゴリーの部屋があり、その他に細かな商談室や廊下にまでブースが設営されている。複数に分けられた展示室の中での目玉は『特別室』であろう。ここは世界でもトップの宝石業者がブースを借り、高額な商品(宝石、宝飾加工品)を展示していた。他のカテゴリーの展示室はパネルで区切っただけのブースであるが、ここではブースそのものを小屋のように独立した部屋で区切ってあり、ブースも豪華であった。
 展示してある商品は日本の宝飾展では絶対に見ることのできないような高品質、超高額のものばかりであった。私の印象に残ったダイヤモンドでは、Dカラー、IFクラス、10キャラットのものであった。卸売価格で1億円近いものであった。この他にも5キャラットのピジョンブラッドのビルマルビー、30キャラットのエメラルドなども見かけられた。これらの宝飾品は各国から来場したバイヤーによって買い取られ、地元の顧客に転売されていくのであろう。これだけの宝飾品が売られていくのであるから、世界のどこかにはこのような高額品(多分、銀座のミキモト、タザキ、和光などでも売っていないような超高価格のもの)を購入できるウルトラ金持ちがいるのだろう。
 出展している業者に、『日本に進出する予定はあるか。』と尋ねたところ、『我々はニューヨークと香港だけをマーケットと考えている。日本には進出する気はない。』と言われた。日本は数千万円、数億円もするような宝飾品を購入できるような人種は薄く、彼らにとっては商売にはならないと判断されているようだ。なお、各ブースの業者はティファニーやカルチェのような有名ブランドの会社ではない。小さな無名のブローカーであるが、彼らのネットワークで珍しい宝飾品や高額の宝石が流通されているのである。
 写真は『特別室』の通路を撮影したものである。本当は写真撮影は禁止されているのだが、黙って写してきた。バイヤーがショーケースの中に気に入った宝飾品を見つけたら、ブースの中に入って商談することになる。この部屋の中の宝石は日本では見ることができないようなものばかりで、一日いても飽きることはない。同時に、余りにも現実離れした金額なので、ガッカリすることは確かである。
2005年9月27日

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●香港の宝飾展示会では

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香港で唯一の国際見本市会場です。
建物の外観は小さいように見えるのですが、上下に階層で分けられていて、相当な広さがありました。

香港で開催されている宝飾関係の見本市にでかけてみた。正式な名称は『香港珠寶鍾錶展覧會』となっていて、宝石、宝飾、時計を展示するものである。見本市のサブタイトルには『アジアで最大の宝石、貴金属の展覧会』とあり、世界第二の規模と内容を誇っているとのこと。すると、第一はどこかと考えるとニューヨークであり、次が香港なのであろう。
 主催者によれば、131ヵ国からの来場者が4万人、47ヵ国からの出展者が二千三百社、展示場の広さが7万平方メートルと発表している。日本でも例年1月に国内最大の宝飾展が開催されていて、来場者が3万4千人、出展者が千三百社、展示場の広さが5万平方メートルと発表されている。この数字を比較するだけであればそれ程大きな差は無いと思われるが、実態は大きな格差がある。両者を見学され方ならば、実感として日本と香港の宝飾の展示会は大人と子供、或いは月とスッポンの違いを体感されるのではなかろうか。
 日本と香港の展示会の大きな差では、出展者の数と出品数の豊富さにある。香港では、宝飾品に関するありとあらゆる企業が出展している。宝石の加工機械、宝飾品のパッケージ用品、宝石の鑑定機械などの、宝飾品の周辺産業の企業が数多く出展していることである。日本の宝飾業界には進出していない欧州の加工機械メーカーも数多く出展していて、国内では入手できないような道具や機械も見かけられた。ここの展示会に資金を持って行けば、宝飾店や宝石加工業を始めるための道具や用品が全て揃えることが可能なのである。次に、香港では宝飾品の階層が広いことが特徴である。上は億円単位の宝石から、下は計り売りしている加工していない原石のような安価な宝玉まで幅広い商品の選択ができる。日本の展示会では、ワゴンセールで販売されるようなゴミのように安価な宝玉は出品されていないが、極端に高額な宝石も出品されてない。いわば、中産階級を相手にしたような宝飾品が大半を占めている。ここが大きな違いであろう。
 このように日本と香港の宝飾の展示会の性格が大きく違っているのは、民族的な嗜好と宝飾についての歴史の相違であろう。東南アジアでは宝石、貴金属を財産として購入し、いざとなったらそれを持って国外に逃げ出すことができるように準備することが昔からの習慣であった。また、日本での宝飾の歴史からすれば、江戸時代では真珠や珊瑚などの限られた宝玉しかなく、海外のように幅広い宝玉を身につけることがなかったからでもあろう。さらに言及すれば、日本では中産階級が多く、高価な宝飾品を購入できる収入層が少ないことが根本的な原因はなかろうか。東南アジアの各国では国は貧しいが、巨額な資産を保有している裕福層も結構多いのである。これらの大金持ちは日本の個人資産家に比べて数倍、いや数桁も多い資産を持っているのである。このような超資産家が香港の宝飾展示会を支えているのではなかろうか。
 上段の写真は展示会場となっている『香港會議展覧中心』である。日本では『東京ビッグサイト』に相当するのであろう。香港という土地の狭い環境から、敷地面積は狭いのであるが、上下に5階層に展示場が分けられている。その狭い会場内を更に狭くブースを仕切ってあるため、会場内は迷路のようになっていた。全てを見て歩くには1日では足らず、2~3日はかかるのではなかろうか。
 下段の写真は会場の入口付近である。ここはホールであることから広々として見えるが、ブースが並ぶ展示場では購入しようとする人で混雑していた。日本の宝飾展では人出が少なくて閑散としているが、ここでは各国から買い付けに来た業者で活気に溢れていた。
2005年9月27日

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2005年09月14日

●ダイエット&ビューティフェアで、その4

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男の知らない化粧品がある。

『ダイエット&ビューティ』という見本市では、化粧や痩身についてのあらゆる商品が展示されていたが、男では知ることのない商品ばかりであった。街を歩いている普通の女性は、自宅ではこんな商品を使っているのか、と考えると笑うようなものがあった。
 一番目の人の顔をしたお面はコラーゲンでできていて、顔の皮膚を若返らせるのだそうだ。昔からある顔パックの一種らしい。
 二番目にあるのは、キャビアを添加した美顔クリームである。クリームと食品のキャビアがどのような関係にあるか判らない。高価なキャビアをクリームに入れるとそれだけで商品価値が上がるのかもしれない。定価が6800円となっているが、2200円で売っていた。すると、仕入れの価格はもっと安いことになるのだが。
 三番目の写真の上を見て頂きたい。「化粧品をオーダーでお作りします」、という企業の告知がある。この会社に依頼すれば、化学の知識などなくとも化粧品を製造してくれるのだ。貴方も明日からオリジナルの化粧品販売ができることになる。中小の化粧品会社は自社で製造工程を持たず、他社に製造を依頼しているのが実情である。数万円もの化粧品を購入する女性達は、遠いヨーロッパから仕入れたものだ、というロマンを抱いているようだ。しかし、豪華な箱に入れられた訪問販売の化粧品は、実は下町の中小化粧品製造会社から供給されているかもしれない。乙女達の夢を砕くようで失礼かもしれないが、化粧品の業界はそんなものらしい。
2005年9月14日

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●ダイエット&ビューティフェアで、その3

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老いていく身体に若さを求めるのが女性心理か。

『ダイエット&ビューティ』という見本市での新しいテーマはアンチエージング、つまり加齢を弱めて若返ることである。年齢と共に肌や体力が減衰していくのは人の常である。その減衰を弱めて、若さをなんとか維持させようとしたいのが女性の心理である。従来は化粧品で誤魔化したり、エステで潤いを保たせることが主流であった。最近では肌の老化そのものを止めようとするのが主流になりつつある。見本市でもこのアンチエージングの化粧品、食物を出店している企業が多く見受けられた。
 写真では2社を掲載しているが、一つは特殊なクリームを肌に塗布して若返りをするものである。クリームを塗ってビニール袋で閉鎖するとクリームが肌をリフレッシュするとのこと。全身にクリームを塗ることもあるらしい。「十二歳若くなります」というのが効能であった。
 もう一つは酵素による健康食品で若返りできます、という出店である。いずれにしても、金銭で若さを買うことができれば安いものかもしれない。それよりも中身の方も若さを保つ工夫が必要なのではなかろうか。
2005年9月14日

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●ダイエット&ビューティフェアで、その2

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よく分からない商品。鉱石の珪素が美顔になるのかな。

『ダイエット&ビューティ』という見本市で見かけた不思議な商品。
 『珪素』を溶解し、水に溶かしたり粉末にして使用するのだそうだ。殺菌性、細胞活性化、浄化作用などがあり、肌荒れ、アレルギーなどに効果があるとのこと。岩石を高温で溶かして珪素をイオン化し、再結晶させたのが原料であるとのこと。しかし、鉱物である珪素が水に溶けるのだろうか疑問である。何回も説明を聞いたが理解できなかった。
 このメーカーは韓国が本社であるが、エステ、痩身関係の薬剤、美容品では中国、韓国からの出店が多かった。これは現地の薬事法や薬品取扱法が日本と比べて緩やかであることが原因であろう。日本と比べると相当大胆に薬品を化粧品に使用することができるようだ。資生堂、カネボウなどからでは絶対に商品化されないような化粧品を見かけることができた。だが、このような怪しげな商品にも顧客がつくようであり、営業としては成り立っているようだ。
2005年9月14日

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●ダイエット&ビューティフェアで。その1

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女性の「美」を追求する見本市ですが、怪しげな?健康食品が多いのでは。

『ダイエット&ビューティ』という見本市に出掛けた。タイトルの通り、『痩身、減量』と『美しさ』をテーマとしていることから、女性が対象の見本市である。美しくなることは年齢を問わず全ての女性の願望であり、そのためには金を惜しまないのであり、それが巨大なマーケットとなっているようだ。
 出店している企業は、エステ機器、リラクゼーション機器、化粧品、健康食品などのメーカーである。来場する人達は、エステショップ、美容院のオーナー、訪問販売業者、健康食品店のオーナー等である。会場には痩身と美容に関するありとあらゆる商品、機器が並べられていたが、男性から見ると「このような薬品や機械が不思議に高い金額で取引されているのが理解できない」のが実情であろう。スチームが出てきて肌を滑らかにする機器が500万円、小さな瓶に入れた美容クリームが1万円以上もしている。美貌を追い求める女性にとっては万難を排しても投資するに値する金額かもしれない。
 他の見本市の雰囲気と根本的に違うのは、「実用性を問わず、生活の二次的な商品を売買する」ことである。通常の見本市では、日常生活に必要な商品であったり、工場の生産ラインで不可欠な機械が展示されている。社会が必要としている商品が出展され、商談の対象となっているのである。しかし、『ダイエット&ビューティ』では、極端に言えば生活していく上ではあっても無くても構わないような、不急不要の商品である。「美」という虚構を求めるための商品であることから、一般の見本市とは違った会場の雰囲気であった。
 写真はいずれも健康を維持し、肌を美しくするための商材を販売しているブースである。どれも聞いたことの無いような素材を元にした飲料やクリームである。活性酵素は聞いたことがあるが、「活性水素」なんて聞いたことがない。とにかく、身体に効き目があるような素材を加工し、それなりの効果を説明して販売していた。「鰯の頭も信心から」ではないが、もっともらしい効能を述べれば売れていくのではなかろうか。なお、これらの商品は医薬品ではないため、「痩せる」「肌が美しくなる」などの薬効をカタログなどでうたうことはできない。そのような薬効を記載すれば薬事法に違反してしまうからだ。このため、それぞれの商品は「健康に良い」とか「身体にやさしい」というような表現に止まっていた。なお、会場にはこの他に健康に関する飲食物や化粧品が並べられていたが、もっと怪しげな商品もあった。それでも、それなりに売れているようであった。
2005年9月14日

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2005年05月18日

●寂しくなった「ビジネスショウ」

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戦後から続く名門の見本市なのだが、このまま続けていいのだろうか。
政府外郭団体の一種の弊害ではなかろうか。

今年も『ビジネスショウ』が開催された。日本経営協会、東京商工会議所が主催し、昭和24年から続く由緒正しい見本市である。今回で56回目となったのだが・・・・。
 出展者の多くはコンピューターソフトの会社が目立ち、ビジネス用ソフトウエアの展示が大半であった。昨今流行りのIT関連についての展示もあり、まずまずの内容である。しかし、会場には活気が無いのである。来場者は3日間で2万人を想定しているとのことであるが、それ程の人数とは思われず閑散としていた。出展者もキャンセルがあったようで、会場内には写真にあるように一部では空き地が目立っていた。
 かっては企業の事務部門の合理化のために、最先端の事務機器やパソコンが出展され、最新鋭の商品は新聞などで特別に報道されていた。会場内では人込みが溢れて活気があり、背広姿の来場者がカタログを入れた紙袋を持ち帰る姿があった。昭和40年代に晴海見本市会場で開催していた頃に比べると全く寂しい雰囲気である。
 どうしてこのように侘しくなったか、と考えると、『ビジネスショウ』が時代に合わなくなってきたのではなかろうか。戦後から昭和30年代までは、事務機器の総合見本市はこの『ビジネスショウ』しかなく、企業が新製品を発表する場が限られていた。だが、現在ではコンピューター、パソコン、ソフトウエアを専門に展示する見本市が各種開催されている。それらは極めて専門化されていて、分野は狭いが世界の最先端の技術だけが展示されるようになってきた。顧客の方も、広く汎用化された事務機器やソフトウエアであってはもの足らない。そもそも、汎用性のあるようなコンピューター関連の機器やソフトウエアは街の電気店に並んでいるし、インターネットで簡単に閲覧することができるのである。顧客が見本市で求めている事務機器やソフトウエアは、これから発表されるような商品か、一般には実物を見る機会が少ない特殊な商品なのである。
 かっては、国内の一流企業は競って出展していたのだが、現在は出展してもメリットが無くなり、出展者は中小のソフトハウスが目立っている。また、大手企業も出展しているが、昔からの付き合いで出展しているようで、説明員もやる気がなさそうである。
 『ビジネスショウ』の主催者は社会の変化に対応できす、栄光のあった昔の時代をそのまま引きずってダラダラと見本市を開催しているのではなかろうか。主催者は社団法人であり、半分官庁のような団体である。惰性で見本市を続けているのか、一種の既得権で続けているのか判らないが、そろそろここらで開催を中止するか民間団体に委譲すべきではなかろうか。なお、後援、協賛の団体は総務省を初めとして、多数の協議会などが名を連ねている。バックが多すぎて身動きがとれないのだろうか。そろそろ、このような政府外郭団体が主催する見本市は引き際ではなかろうか。
2005年5月18日

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2005年05月10日

●ビューティワールドでは

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写真。
 ビキニ姿のおネーチャンです。エステ機器の会社に雇われ、チラシを配ってました。産業機械や工業製品の見本市では、チラシ配りのおネーチャン達はミニスカートかへそ出しルックが精一杯です。こんなチラシ配りばかりが見本市に出没すると楽しくなるのですが。
 今回は撮影させてくれたが、以前、ある見本市でTバッグでブラジャーも半分以下の際どい衣装でチラシ配りをしていたおネーチャンを見かけたことがあった。水着というよりも下着に近いような姿であった。この時は、さすがに撮影は許可してくれなかった経験がある。
2005年5月9日

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●ビューティワールドでは

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写真上。
 イタリアの会社からの出展で、最新のエステの技術を実物の人間を使って説明していました。こんなデモンストレーションは滅多に見られません。男性からすれば楽しいのですが、会場の女性(エステの従業員)からすれば、これから導入する技術であり、真剣に観察されてました。この日のデモンストレーションを見学し、国内のどこかのエステサロンでは明日から活用されるのではないでしょうか。しかし、エステで施療されるお得意様にとっては、こんな風に最新技術が伝達されているとは考えもしないでしょうが。
写真下。
 バーゲン会場ではありません。見本市会場の一部では、プロ用の化粧品、美容器具の特売を行っています。この日だけは通常価格の3割引き以上の価格で売っているようです。プロ用の商品はどこでも売っているものではなく、しかも特売のため、これだけを目当てに来場する美容院の経営者もいるようでした。
2005年5月9日

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●女性美の世界

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エステ、美容は女性だけの世界でした。

『ビューティワールド』という見本市に出掛けました。世界的にも有名な見本市のようで、同じ系列の主催者は香港、ドバイ、モスコー、フランクフルト、メキシコ、ブエノスアイレスでも毎年開催しているらしい。
 出展業者は業務用化粧品、ネイル商品、ダイエット関連商品、ヘアケアー商品、アロマテラピー関連であり、来場者はエステサロン、美容院、ネイルサロン、サウナ風呂の経営者が主体である。『身体の美』を追求する女性のための展示会であり、出展されている商品、ブースには、男性が見たことのないようなものばかりでした。女性はこのような商品、サービスに大金を投じ、美しくなることを求めているのだ、と感心しました。なお、来場者の半分以上は若い女性ばかりですが、彼女らはエステサロンや美容院に勤める従業員であり、最新の美容技術を入手するために参加しているのです。美容関係者は服装や化粧がケバく、会場内は華やかな雰囲気でした。なお、会場内では韓国語、中国語が飛び交い、近隣国からの見学者も異常に多いものでした。日本は美容、エステの産業では東南アジアでは先進国なのです。
写真上。
 美容矯正の教育をしている『勝山浩尉智の専門カレッジ』のデモンストレーション。私は知らなかったのですが、この勝山氏はエステの業界では神様みたいな人だそうです。しかし、パンフレットにある授業料は結構高かった。
写真下。
 ウッグの試着。髪を長く見せて増量するために、人工髪を髪の根本に接続している。机の上にある細長いものが人工髪で、これを何本も本物の髪に連結していくのです。業者が無料で来場者に試着していました。
2005年5月9日

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2005年04月14日

●惣菜・弁当専門展 その3

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新製品のカツ丼です。ゲップが出るほど試食できます。

 写真上。
 今年から発売されるという『冷凍カツ丼』。材料を鍋に入れてレンジで加熱し、熱くなったところで溶き卵を入れると、3分でカツ丼が完成します。バイトでも誰でも調理できるのが特徴。飲食店でカツ丼を注文すると、裏の調理場では袋を破いて冷凍食材を加熱しているのかと想像すると、何だか悲しくなってきた。もう少ししたら、『お袋の味』といった町の食堂でも、全ての料理が冷凍食材になるのだろうか。
 写真下。
 豚カツの試食です。豚肉に衣を付けて冷凍した食材をフライにしたもの。色々な種類の豚カツがあり、試食は自由です。デパ地下でも試食をさせてくれますが、食品が少量であったり、特定の店に限られてます。試食目当てに来店する客がいるからでしょう。しかし、見本市ではどのブースでも試食は歓迎であり、何回試食しても文句は言いません。商談によっては大量に購入してくれる可能性があるのですから、出展者は必死に試食を勧めてくれます。試食大歓迎、なんていうのは見本市だけでしょう。
 この日は、試食だけで満腹となり、昼食は食べられません。なお、フライ物が多いので、油気のあるゲップが出たのが印象的でした。
2005年4月14日

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●惣菜・弁当専門展 その2

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デパ地下ではありません。見本市会場です。

 写真上。
 デパート地下の食品売り場ではありません。惣菜・弁当専門の『ファベックス2005』の会場です。実際の店舗と同じようなショーケースを並べ、食材を展示しています。ここはパン屋向けの食材ですが、パン生地が冷凍となってます。
 写真下。
 ベトナム産の冷凍食品。業務用の冷凍食品で、ベトナムで生産されたマンゴー、カボチャ、ほうれん草などがパック詰めされてます。スーパーなどでは絶対に見かけられない珍しい食材もありました。
2005年4月14日

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●惣菜・弁当専門展

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惣菜の専門展である「ファベックス」の会場です。

 今週開催された『ファベックス2005』は、外食産業向けの惣菜、弁当の業務用食材の見本市である。食材専門の見本市としては、『国際食品・飲料展(フーデックス)』があるが、こちらの見本市は弁当店や惣菜店、飲食店向けの小規模なものである。皆様が街の弁当店、飲食店で注文されているほとんどの食材が出展されていた。
 ありとあらゆる種類の食材が見受けられ、それらは冷凍であったり、パック詰めであったりして、半加工した状態のものばかりである。味付けや調理が済んでいて、油で揚げるか加熱するかで直ぐに食べられるものばかりである。要するに、電子レンジやフライヤーがあれば誰でも美味しそうな惣菜を作ることができる。飲食店で注文すると、湯気を出した料理が美味しそうにテーブルに出されてくるのだが、実は調理された冷凍食品なのである。こんな料理まで冷凍食品か、と驚かされることもあります。飲食店の裏側を見るようであり、日頃食べている料理はこんな形で供給されているか、と想像するとガッカリする。なお、加工食品の特徴から、油で揚げる料理が目立ち、ハンバーガーのような脂肪が多い料理に偏ってます。冷凍食品を食べつづけると身体に良くないのでは。
2005年4月14日

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2005年03月09日

●見本市で出会った読者

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私の著作を読まれ、見本市に出店された読者。
脱サラして始めての出店とのこと、ご健闘を祈ります。

 3月の見本市『ホテルレストランショー』に出店していた櫻井さん。某二輪メーカーを脱サラし、ワサビから抽出した成分を主原料とする消臭剤の販売権を獲得した。見本市に出店して、これからホテル、旅館に消臭剤を販売していかれるのだそうだ。
 拙著『下請けやめてニッチをめざせ』を読まれ、ニッチ企業の面白さに目覚めたそうだ。それがキッカケで脱サラをされた訳ではないそうだが、大企業に見切りをつけて個人会社を立ち上げられたそうである。さらに、拙著『大商談』を読まれて、見本市に出店するメリットやポイントを学ばれたそうだ。愛読していただいて有り難う。作者冥利に尽きます。
 今後も見本市会場で、拙著を読まれた方と出会うのを楽しみとしています。
平成17年3月9日

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2005年03月02日

●いつものキツネうどん

いつも食べてるビッグサイトのキツネうどん。
うどん屋の兄ちゃんにはいつもお世話になってます。

 『東京ビッグサイト』には数万人が来場しても対応できるだけの食堂、レストランが開業している。しかし、いずれの店も高くて不味く、しかも値段が高いという致命傷がある。施設の賃料が高いので、料理の値段に反映するのは仕方がないが、もう少し品数を増やして、美味い食事を提供してくれないだろうか。『早い、安い、美味い』の吉野屋が出店してくれると有り難いのだが。
 私がいつも利用しているうどん屋である。ここでキツネうどんを食べるのが習慣となっている。ビッグサイトで開業している食堂の中で、これが一番安いからである。
 いつもお世話になっているうどん屋の兄ちゃんと一緒にキツネうどんを写してみた。私が毎週のようにこのうどん屋を訪れるので、ある時にこの兄ちゃんから、『おたくの職業は何ですか』と聞かれたことがあった。通常、特定の業界の人が見本市に出掛けるのは、年に1回か2回程度である。どんな見本市にもでかける人はまずいないはずである。この兄ちゃんが私の目的と職業を知らないため、あしげく通う私を不審に思ったのであった。馴染みになったので、私がキツネうどんを頼むと、兄ちゃんはうどんに入れるネギを3倍くらい多く入れてくれる。
平成17年3月2日

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●東京ビッグサイト

私が一番通った見本市会場です。
地方の人には珍しいかもしれません。

 私が一番通った見本市会場の『東京ビッグサイト』です。見本市が開催されると、雪国まいたけの形をした建物を目指して歩いていった。冬は東京湾からの寒風が吹きさらし、夏はコンクリートからの反射熱で焼けるようであった。もう少し来場者のために気持ち良い雰囲気にしてもらえないかと感じている。
なお、この建物は会議棟であり、商品などを展示する展示棟はこの建物の裏側に位置する西館と、写真左手に続く東館に分けられる。巨大な展示敷設であるが、世界的な見本市会場に比べると遙に小さい。この建物を建設するとき、十年後、二十年後のことを考えてもっと大きくしておくべきではなかったか。
平成17年3月2日

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2005年02月26日

●老社長のボロ会社

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久しぶりに老社長の元会社にでかけてみた。
ここが私のニッチ企業に目覚めた原点である。

 私にニッチ企業の運営について始めて教えてくれた、老社長の会社である。どこにでもありそうな吹けば飛ぶような安っぽい造りの建物である。外観から判断したら、この建物の中で高収益の商品を製造しているとはだれも気づかないであろう。
 しかし、この会社はもう存在しない。跡継ぎがいなかったので5年前に会社を清算し、閉鎖している。零細会社の運営を解説してくれた老社長は、3年前に92歳で大往生した。老社長は巨大な利益を儲けることはなかったが、借金はしなかったので精神的に楽ではなかっただろうか。会社は小さくとも、親会社や銀行などに神経を使わずに気儘に運営してこられたのではなかろうか。人生を自分のペースで楽しく生きていけたので、それはそれで幸せではなかっただろうか。ご冥福を祈ります。
平成17年2月26日

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