2010年04月16日
●宗教用具業界にも変化があります。



意外にも変化が大きい業界でした。
宗教業界にも合理化の波が押し寄せているようで、省力化やIT化が増えてました。一段目の写真は位牌なのですが、以前は手書きでした。現在は二段目の写真にあるように、コンピューターで動作するプリンターで自動的に印字されます。これなら文字を間違うこともなく、正確に印字できるでしょうが味気ないものです。しかし、位牌に刷られた戒名はとても機械で印字されたものとは思えないほどの出来具合でした。
三段目の写真は、蓮の花の造花です。葬儀や仏事には菊の花を飾ることが多いのですが、蓮の花を飾ることは滅多にありません。菊の生花は年中栽培できるのですが、蓮の生花は一時期しか入手できないからでしょう。また、蓮を飾る慣習が少なかったためではないかと思われます。私は造花を販売している会社は把握していますが、蓮の造花を見たのは始めてでした。造花を販売していたこの会社の社長は、「日本国内で蓮の造花を扱っているのはわが社だけだ」と自慢してみえました。
2010年4月16日
●特殊な職人集団です。


宗教用具にはそれぞれ専門家がいるのです。
仏壇に関係する仏具は多種多様なものがあり、それぞれに専門家がいます。一段目に写真は掛軸などを専門とする書家であり、仏事に関する書や仏絵を専門にしていました。ただし、単なる書家ではなく、僧籍を持たれた宗教界の人でした。
二段目の写真は今は珍しい絵ろうそくを製造している人です。その昔(明治時代まで)は和ろうそくという商品がありました。樹木から採取した木蝋からろうそくを製造していて極めて高価なものだったようです。現在は石油からの生産物であるパラフィンを素材としたろうそくが主流となっています。横に立っている人は坊さんではなく、この和ろうそくに絵柄を書く職人です。手作業なので、当然絵ろうそくは高価となります。灯を点けて消滅するような絵ろうそくを購入する信者はどんな人か想像できません。
2010年4月16日
●仏壇専門の商談会です。





私も初めて見る特殊な業界でした。
某所で開催された「唐木仏壇展」に出掛けてきました。この見本市は仏壇・仏具を製造するメーカーと仏壇店とが商談するもので、一般客は一切入れないものです。仏壇という非日常的な商品を販売するのですからあまり商談の場を世間に見せたくないのかもしれません。会場内にはズラーと仏壇が並び、一種独特の雰囲気がありました。
二段目の写真はメーカーと小売店とが商談しているところです。この日は、小売店にとっては一年に一度か二度の仕入れの日なのです。これから一年か半年の間にその小売店が販売できると見込んだ台数の仏壇を仕入れ、それが小売店の在庫となるのです。デザイン、価格などで売れるか売れないかを見極めなければならず、真剣そのもでした。なお、仏壇は返品できるかどうか不明ですが、小売店から買った仏壇を返品するようなお客はいないようです。
三段目の写真は、本日見た一番高価な仏壇で、軽く1千万円は出るそうです。素材は古代木と言って、主に東北地方から出土する特殊な木材なんだそうです。マンション一戸分がこの仏壇と同じ価格なのです。
四段目、五段目の写真では、仏壇に納める仏像などが陳列されてました。各宗派によって仏像が違うのだそうで、色々な仏様神様がなれべられてました。ただし、仏壇は国産ばかりなのですが、仏像は中国製なんだそうです。仏像を価格的に安く供給するためには人件費の安い中国でないと採算がとれないとのこと。また、寺院に納める仏像は、日本人の仏具師が彫り上げたもので、価格は非常に高い物であり、一般家庭用とは別に供給されるようです。
2010年4月16日
2010年04月06日
●You Tubeに掲載されました。
表参道新潟館ネスパスで3月まで開催していた連続セミナー「隙間商品開発と目利き人間育成講座」がYou tubeに掲載されました。
最後の講座の一部ですが、皆様楽しく勉強されてみえました。
http://www.youtube.com/watch?v=G2zUlzPRG4g