2010年02月07日
●廃物利用では面白いものです。



壁面にペットボトルが下げられているとは。
外観では想像できない仕掛けでしょう。
都会では温暖化防止のために屋上緑化や壁面緑化が奨励されています。また、コンクリートの壁面を緑で覆うと見た目にもいいので、昨今はあちこちで見かけるようになりました。このブースでは、ペットボトルを持った説明員が緑化の手順を説明していました。一段目の写真では、底を取って側面に切り込みを入れたペットボトルを示し、これから花を嵌め込む前の状態を示しています。本来なら廃棄するペットボトルを花入れに活用するのです。このペットボトルの切り込みに人工床、鉢植えの花を差し込み、組み合わせます。鉢植えはどこの花屋でも売っている、プラスチックのポット入りの花であり、このポットごと切り込みに入れ、花だけをペットボトルの側面から露出させるようにするのです。二段目の写真は2つのポットを入れるところであり、これで1つのユニットが完成します。こうして組み合わせたユニットを上下左右につり下げることで三段目の写真にあるように、壁面が緑と花で覆われることになります。水は上のペットボトルから注入すると、順次下段のペットボトルに落下していきます。
廃物利用で面白いものを考えたものだ、と関心していたら、この会社はペットボトルなどの素材を売るのではないそうです。この会社の本業は造園業であり、壁面緑化を請負い、このような工法で緑化の作業をするのだというデモンストレーションでした。なお、ペットボトル2本分、花のポット4個分で四千円程度とのことでした。
2010年2月7日
●周期的に見かけられるアイデアです。


工作は普通の木工所ならできるものなので。
簡単にできても売るのは難しいのです。
ベンチャーフェアの会場内には、障子と壁紙を立てかけた小さな部屋が展示されてました。中には畳が敷かれて和室となっていて、床の間なども設えてあります。マンションなどの洋室の中に、四方を白木の素材で柱を立て、ユニットとなっている障子や壁紙をはめ合わせることで仕切られた空間を作るのだそうです。この中に入ると和室となってくつろぐことができ、心がなごむのだそうです。目立つ商品なので結構、見学している人がいました。
この商品は売れそうに見えるのですが、2、3年に一回は何処かの見本市で必ず見かけることのできる「新製品」なのです。地方都市の木工所などがアイデアを出して試作品を出品するのです。木工の知識があれば、製作するのにはそれほど難しいものではありません。そのため、周期的にどこかの木工所が製作してみるのです。だが、このような安易なアイデアの商品では売れません。なぜなら、それほど需要が無いからです。世間では見かけないため、あれば売れるのではないかと考えるのですが、類似品が世間にはないだけであって需要層が存在しないからです。
このような仮設の和室は一坪茶室といって、極く少数ですが需要があり、主に海外でお茶の手前を披露するために利用されているようです。しかし、それほどに需要があるのではないたため、新たに参入しても売れないものです。
2010年2月7日
●ベンチャーフェアに行ってきました。



今年は少し活気が薄かったようです。
今年最初の中小企業向けの見本市である「ベンチャーフェア2010」に出掛けてきました。毎年会場は国際フォーラムで、有楽町駅から徒歩1分という好立地のため見学しやすい見本市と言えます。会場は狭いながら中小企業の開発した新商品が並べられているので、楽しみにしているものです。
だが、今年は少し様子が変わっていました。出展者が例年に比べて少ないのです。ざっと見て10~15%は減少しているのではないかと推測されます。その原因として考えられるのは、不況により営業資金が不足してきたため遠方から出展するのが難しくなったこと、過去に出展したのだが商談の成立が少なかったこと、などが挙げられます。不況だからこそ中小企業は新商品を発表して頑張って貰いたいのですが。
また、会場内では面白い商品を展示しているブースが少なく、私も少しガッカリしました。例年ならば、不細工なのですが見たことのない楽しい商品が展示されているのですが、今年はソフト開発の企業が目立ち、平凡な商品が多かったようです。
さて、今年の会場で見かけた面白い商品は二段目のもので、注文で印刷できるネクタイです。この会社では、画像を送るとその画像を絵柄としてネクタイに印刷してくれます。オーダーメイドのネクタイというところでしょう。素材はレーヨンなので少し安っぽく見えるのが欠点ですが、イベントなどに利用するのであれば伸びるでしょう。
三段目の写真は、履き心地の良い男性用下着です。パネルに貼ってあるポスターにご注意下さい。使用上ではこんな風になるのが特色です。販売員は「股間がむれなくて、快適にすごせます」と力説してました。うーん、これは売れるかどうか疑問です。
2010年2月7日
2010年02月01日
●模様はこうして加工するのでした。



彫金も電動化の世界となってきていました。
しかし、人件費が製品価格に影響してくるでしょう。
会場で何やら実演しているブースを見つけました。リングの周囲に模様を彫っていくのです。リングを専用の治具で固定し、電動ノミで彫っていくのです。三段目の写真が模様を彫りあげたリングなのです。製品は今まで見たことがあるのですが、作業をしているのは初めて見ました。私は、このような彫金はタガネとハンマーで作業すると考えていたのですが、このような電動ノミでいとも簡単に彫っていくことができるようです。
考えてみたら、電動ノミは世界のどこでも入手することができるため、コストは人件費だけとなります。すると、人件費の安い中国、インドで作業すれば恐ろしく安く加工ができることになります。同じデザインのリングを大量に加工するとなれば、日本よりも海外の方が強いことになってしまいます。この業界も後進国にかなわなくなってきているようです。実際に、金銀製品は東南アジアで大量生産が行われているのが実情です。
2010年2月1日
●新商品が出てました


宝石類では出品される種類に変化は少ないのですが。
今までとは変わった商品も見かけられました。
宝飾展で見かけた新商品に、一段目の写真にある高額時計の保管箱がありました。スイス製の手巻き時計は毎日ネジを回していないと止まってしまいます。そのため、この装置では手巻き時計をアクリルの筒に入れ、モーターで回転させることで自動巻き上げさせるようにしていました。同じような商品は既にあるのですが、この保管箱は、盗難防止のために監視カメラ、防犯ブザー、GPS追跡機能が付いていて、防犯のための機能を持っているとのこと。1台200万円弱とのことですが、納める時計も高額なのですが保管箱も高額でした。
二段目の写真は今年初めて見かけた宝飾品です。ビーズ玉のように見えるのは丸い陶磁器であって、表面に手書きの模様が描かれているものです。内部は中空になっているので見かけよりも軽いものでした。ハンガリー製らしいのですが、以前から輸入されていたのですが、商品は今年初めての出品とのこと。。
2010年2月1日
●今年の宝飾展では異変が。





宝飾品は景気に左右されやすいものでした。
海外からの買いつけが増えたみたいです。
宝石、貴金属専門の「国際宝飾展」に出掛けてきました。今までは年々盛大になっていったのですが、今年は少し様子が変わってました。昨年はビッグサイトの6ホールを借り切って開催していたのですが、今年は5ホールとなって面積が縮小されてました。すなわち、出店者数の減少でしょう。これも不況の影響が極めて強いものと思われます。日常生活品ではなく、どちらかと言えば(そうでもなくても)貴金属類は生活に余裕がなければ売れません。不況も2年続いていて、宝石、貴金属を購入する需要が落ち込んでいることは確かでしょう。
二段目の写真は会場内の風景です。来場者はそれなりにいて、活況があるのですが来場者の年齢層が低くなっているようです。すなわち、アクセサリーのデザイナーや学生などが目立っていて、仕入れを目的に来ている地方の小売店主が目立たないような気がしました。それでも、出店している業者に聞くと、ここでの売上げはそれほど落ちてはいない、とのことでした。もしかしたら、出店者数が減っているので、1ブース当たりの売上げが集中しているのではないかと推測されます。また、来場者では、今年は滅多やたら外人が目立つのです。東南アジアではなく、インド、パキスタン系の人達なのです。サリーなどの民族衣装を着た人があちこちで見かけられました。かの地から宝飾品を買い付けにきたのでしょうか。三段目の写真では注意書きの看板なのですが、日本語、英語、韓国語、中国語、スペイン語、ポルトガル語、ヒンズー語の7ヵ国語で掲載されてました。それだけ海外からの来場者が多様化しているということでしょう。
四段目の写真はあるブースなのですが、こうして見ると夜店に並んだビーズ製品のように見えますが、何れも小売店のショーケースに並べば数千円から数十万円になるアクセサリーなのです。バイヤーにとっては宝飾品というよりも、商売の道具なのです。
五段目の写真は併設された時計のエリアです。昨年から宝飾品の他に時計の販売ブースも設置さてきました。入手困難なスイス製の高額な時計から、中国製のプラスチック製の時計まで多岐に渡ってました。しかし、今年は出店者が減っているような気がしました。ただ、デザインや企業がヨーロッパからであっても、製造は中国で行っている時計もあって良く聞いてみないと製造国が判らないものもありました。
2010年2月1日