2009年11月20日

●面白い商品ですが。

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 一段目、二段目の写真は新製品なのですが、何と「犬の糞の回収箱」でした。飼い犬を連れて歩くと道端で糞をするのですが、飼い主はその糞をビニール袋などで持ちかえってます。そのビニール袋を回収するのがこの装置なんだそうです。蓋を開けると中にはビニールの筒で汚物を取り込む便器(これは市販されているもので、介護用品として使用されているもの)が収納されてました。飼い犬が放出した糞を飼い主が持ち帰り、この箱に投入するとビニールの筒で梱包してくれて、後の処理が簡単なんだそうです。便利そうなのですが、このような装置を誰が購入して、どこに設置するのか疑問です。
 三段目、四段目の写真では和服を来た若者がブースに待機してました。てっきり和服を販売する業者かと思ったら、羊羹を販売する会社でした。いわゆる一口サイズの羊羹であり、珍しいものではありません(羊羹の中身は他社から購入しているらしい)。ただ、この羊羹は歴史上の人物や事件を解説した本と一緒にして、江戸時代を表現しながら販売するらしいのです。販売実績を見たら、結構売れていました。イベントなどで販売しているのでしょうか。
2009年11月20日

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●地方の特産物を利用した商品です。

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地元にある素材を巧みに利用しているところが特徴です。

 ビジネスサミットでは全国から中小企業が出店するので、その地方独特の商品が見られます。
 一段目、二段目の写真は鹿児島からの出店者で、地元に大量にあるシラス(火山灰)を利用した化粧石鹸を出品していました。シラスを極微粉末にして石鹸に練り混み、肌を良くするのだそうです。シラスは大雨の度に崩れて災害を引き起こすため、地元ではやっかい者となっているのですが、それを上手く利用したものでしょう。
 三段目、四段目の写真は岐阜県からの出店者で、杉の薄板をサンドブラストにより透かし彫りとして、文字や絵を表現する額縁を展示していました。私も初めて見るものです。サンドブラストによる加工はありふれた技術なのですが、細かい細工には独特の技能が必要とされるとのことで、全国でも2人しかいない、と説明されてました。要するに、判る人には判る商品なのです。
2009年11月20日

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●今年のビジネスサミットは規模が小さくなってました。

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不況の影響でしょうか、活気が薄くなっているような気がします。

 毎年秋になると楽しみとしている見本市が三つあります。「東京ビジネスサミット」と「中小企業総合展」と「産業交流展」です。これらは中小企業だけが出店するもので、全国の中小企業が開発したり販売している商品が多数並べられ、その年の中小企業の開発状況を細かく観察することができるものなのです。いわば、中小企業のための年一回のイベントだと考えれば宜しいでしょうか。地方都市でも中小企業だけを集めた見本市が開催されていることはいるのですが、規模が全く違います。北海道、九州などの地方から東京に乗り込んできた中小企業は元気があり、迫力のあるものです。そんな中小企業のための大イベントは新商品観察のためには勉強になっていたのです。
 だが、今年の中小企業向けの三大イベントの様子が少し変わってきたのです。先ず、開催日が重なったことがあります。例年、三つの見本市は一週間程度の間隔をおいて開催されていて、重なるということはありませんでした。しかし、今年は三つとも同じ日に開催されたのです。その理由は不明なのですが、一つには、同じ内容の見本市であることから開催日を重ねると全国からの集客が共通化できて、来場者に便利ではないか、ということが挙げられます。二つ目の理由として、中小企業総合展の方に来場者を誘導させ、ビジネスサミットに出掛ける客を減少させようとしたのではないか、といううがった考えもあります(中小企業総合展は東館であり、ビジネスサミットは西館であるためです)。
 どんな理由で開催日が重なったのかは不明なのですが、私にとっては災難なことでした。多数のブースが並ぶこれらの見本市を細かく見学するためには時間がかかります。例年なら一週間に一回だけ東京ビッグサイトにでかければ良かったものが、今年は三日間毎日でかけなければなりませんでした。初日はビジネスサミットだけ、二日目は中小企業総合展だけ、三日目は産業交流展だけをそれぞれ観察することとなったのでした。三日間も会場を歩いたので疲労困憊となりました。
 さて、今年の東京ビジネスサミットでは、不況のためか規模が縮小されていました。会場の面積は昨年の半分、出店者も半分近い約360社となっていました。昨年からの不況が強烈に響いてきたようです。そして、出店者の顔ぶれが変わってました。例年はブースの数の半分近くを占める第一次産品(農作物、水産物などの食料品)の出店が激減していてました。また、飲食店関係の出店も少なくなっていて、工業製品が多くなっていました。地方の農水産業者の力が弱くなったのでしょうか。
 二段目、三段目の写真は、例年のように地方からまとまって出店しているエリアであり、それなりの活気がありましたが、四段目に写真にあるようにブースの間隔が広くなっていて、出店者が少なくなっているようです。また、来場者も少なくなっているようで、例年は通路では人込みで真っ直ぐ歩けないような混み具合だったのですが、ことしはそんなことはありませんでした。
 今年の出店者で変わったブースは、五段目、六段目のブースで、ロシアの銀行とカムチャッカ半島の水産会社でした。銀行はルーブル貯金をして欲しい、と宣伝していましたが、利率は高いのでしょうが不安定なルーブルを預ける人はいるでしょうか疑問です。水産会社では、地元で捕れる鮭などを買って欲しい、とのことですが、少々場違いな感じがしました。
2009年11月20日

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2009年11月07日

●変わった加工機械でした。

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少ロットの製品や試作に使われるようでした。

 今回の会場では「金型が不要な金属加工機」という機械が出品されてました。通常、金属板を加工するには、金型で雄型と雌型を製作し、二つの金型の間に金属板を挟み込んで加工するのですが、この機械は金型を製作しなくとも金属板を加工できるといものです。
 一段目の写真がその機械の外観で、二段目の写真が金属板を富士山の形状に加工している状態のものです。木型などで製品と同じ形状のものを製作し、その木型の上に比較的柔らかい金属板(アルミなら一番良い)を密着させ、金属板の表面に先端が丸い棒を押し当てて少しづつ押し下げて加工していくのです。要するに、絞り加工を平面で行うようなものです。こうして加工したのが三段目の写真あるような、薄いアルミ板でできた富士山の模型なのです。
 ガチャンと金型を押さなくとも金属板を加工できるのですが、加工には時間がかかるのが欠点です。少量の製品を製造する場合には便利なんだそうです。国内では一社だけしかこの加工機を製造していないとのこと。用途が限定されるので、狭いマーケットのためでしょう。
2009年11月7日

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●金属加工の基本の機械です。

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珍しい見本市ですが、これから隔年で開催されるそうです。
今まで開催されなかったのが不思議です。

 金属の加工には、圧力を加えて素材を変形させる鍛圧加工と、刃物で素材を切り取る切削加工の二種類があり、その目的のための装置では前者は鍛圧機械、後者は工作機械と区分けされています。旋盤、フライス盤などの工作機械についての見本市は比較的多く開催されるのですが、プレス機や鍛造機などの鍛圧機械の見本市の開催は聞いたことがありません。今回、日本で初めての鍛圧機械の見本市である「プレス・板金・フォーミング展」が開催されることになりました。私も今まで鍛圧機械の展示は見たことがないので、出掛けてきました。鍛圧機械を一口にまとめると、上下にガチャガチャとハンマーを落としたり、金属板を折り曲げたりするような動作をするもの、と考えればいいでしょうか。
 金属を塑性加工するのは産業の基本なのですが、今まで日本で鍛圧機械の展示が開催されたことのないのは不思議なことです。海外では米国、欧州で毎年開催されているようなのですが、機械加工が世界のトップである日本でなぜ開催されなかったのか理由が不明です。きっと、装置が大きいために、会場への搬入が困難であったからでしょうか。それとも、鍛圧機械を購入するような企業は限定されているので、セールスマンが出張営業に出掛ければ事足りたのかもしれません。まあ、理由はともかく、今回の見本市では私が初めて見るような機械ばかりでした。
 二段目、三段目の写真は、日本のアマノが出品しているブースで、薄肉金属板をプレスして自動的に穴空け、切断などを行う機械です。このような機械は滅多に見ることができないのか、動作の説明には多数の来場者が熱心に見学してました。四段目の写真はこの機械で成形された商品で、一枚の金属板からこのように加工されていました。家電製品や自動車などの内部に使われるものでしょう。
 五段目、六段目の写真は、ドイツの企業が出品した板金加工機であり、巨大なものでした。一枚の金属板を自由自在に成形することができるようです。
 七段目の写真は、昔からお馴染みのプレスによる金属打ち抜き機であり、トントントンと音を出しながら金属板から丸い部材を打ち抜いてました。このような単純なプレス機であってもコンピューター化が進められていて、打ち抜きの場所や打ち抜き回数などの設定では自動化となっていました。(当然のことかもしれませんが)それにしても、比較的目にすることのできない工場内の加工機械を全て観察できることは貴重かもしれません。
2009年11月7日

Posted by hibi at 21:52 | Comments [0] | Trackbacks [0]