2006年10月31日
●かなり変わった機械なのですが面白さがあります。


こんな花束を贈られた女性はどんな気持ちになるでしょうか。
「国際フラワーEXPO」の会場で見つけた新商品です。一段目の写真の右側にあるのが花に文字を印刷するプリンターです。この機械の中にバラやチューリップの花を入れて固定し、パソコンでデーターを入力すると花弁に文字が印刷されるのです。特殊なインクを使って印刷するので、水などでは落ちないそうです。
この機械を使って印刷するとなれば、愛の告白か何かの記念日に特定の人に差し出す場合でしょう。使う機会は少ないのですが、このプリンターで文字を印刷された花束を受け取ったならビックリすることは間違いないでしょう。
2006年10月30日
●花の匂いが強烈な見本市でした。





展示物が花だけの見本市です。
花が好きな人にとっては見応えのあるものばかりでした。
花卉の商談だけをする「国際フラワーEXPO」にでかけました。この見本市は、花屋や花卉問屋、花卉市場などの花に関するプロだけが来場するものです。会場内には色とりどりの生花、加工花が出品されていて、どこのブースも「花・花・花」で飾られてます。通路を歩くと強烈な独特の匂いがして、匂いだけでもむせてしまいそうです。
日本国内に流通する花卉は、実は国際的となっていて、世界各国から輸入されているのが実情です。このため、ブースには世界各国からの専門業者が商談のために待機していました。二段目の写真は南米のコロンビアのブースであり、三段目の写真は何とアフリカのケニアのブースです。この他に、中国、韓国、台湾、中南米、オランダなどからも多数の業者が出店していました。このような農産物は人件費の安い中国からの輸入が多いようにおもえますが、実は中南米のコロンビア、エクアドル、グアテラマなどからの輸入が多いのです。中南米では花卉の種類が極端に多く、また、品種改良の技術も優れているそうなんです。身近な花屋にも中南米の花卉が販売されているのではないでしょうか。
今回、花卉の見本市に入場して分かったのは、品種改良により極めて種類が多いことでした。細かなことを言えば、花卉の種類には数千以上もあるようで、かつ、色彩で分類すれば数十万種類もあるのではないでしょうか。この業界の奥の深いことを知らされました。三段目の写真はガーベラの品種を展示したブースで、色の違いだけでこのような花がありました。実際には展示してある花だけではなく、もっと種類が多いとのことでした。
品種改良では四段目の花はポインセチアです。通常のポインセチアは奥にあるように赤い色なんですが、改良されたポインセチアは前側にある青い色に改良されてました。今年から出荷されるそうなんですが、私も始めて見ました。
2006年10月30日
2006年10月29日
●私の体験談。

私も見本市に出店しました。
間借りの出店なのですが面白い体験でした。
今回、「産業交流展」に私も出品してみました。或る団体の一部を又借りし、私自身の商品を展示してみました。今まで三百回以上の見本市にでかけ、出店者のブースに立ち寄って商品について質問したことは数多くありましたが、逆の立場にたったのは今回が始めてです。何時もとは違う体験をしてきましたので報告します。
私が展示したのは壁の上部に貼ってある写真です。私がパノラマ写真を撮影しており、注文により撮影を受注しよう、という企みでした。私のパノラマ写真は特殊な撮影方法であり、複数枚の写真をパソコンでつなぎ合わせて細長く加工したものではなく、カメラ自体を回転させて360度撮影できるものです。この撮影方法はあまり一般的ではないのですが、全周を撮影するにはこの方法が一番ベストなのです。見本市の来場者との間で商談が成立したならば、このパノラマ撮影をサイドビジネスにしようか、ともくろんでいました。
しかし、2日間ブースに立っていて、来場者と対応すると最初の期待は脆くも崩れてしまいました。商談は成立せず、全くの空振りに終わってしまいました。2日間の体験から、見本市に出店することはどういうことであるか、をまとめてみます。
1、来場者が反応してくれない。
ブースの前を通る来場者に、「お早う御座います」「今日は」などと声をかけても全く返答してくれません。声をかけてこちらに関心を持たせ、話のキッカケを作ろうとするのですが、それができません。声をかけられた来場者の殆どは眼をそむけ、私の眼を合わせないようにしているのです。来場者の立場からすれば、下手に私の挨拶に返答してクダクダと商品の説明をさせられるのが時間が無駄と考えてみえるのでしょうか。考えてみると、私も見本市会場では関心の無いブースでは眼をそむけていました。反対の立場に立ってみると、挨拶に返答しないことは侮辱なことだと痛感しました。
2、立っていると疲れる。
ブースで来場者を待っている間は椅子に腰掛けてはいけません。常に立っていないといけません。これは、ブースの前で出店者が椅子に座っていると、来場者が心理的に嫌がってブースの中に入ってくれないからです。このため、一日中立ちっぱなしでした。これが疲れるのです。コンクリートの床では固さが足から回ってくるので、午後5時になると足がガクガクしました。
3、暇つぶしに困った。
来場者が次から次ぎにブースに立ち寄ってくれて、一日中商談になるかと思ってたら、私の話を聞いてくれる人が一日に数人以下なのです。その説明する時間も一人数分で終わってしまいました。すると、午前10時の開会から午後5時の閉会までの間にすることがないのです。ただ、じっとブースに立ち寄ってくれる来場者を待つのみでした。いわば、釣で魚がかかってくるのを待っているのと同じ状況です。この待ちの時間にすることがないのです。本でも読むか、携帯ゲームでもしていたのでは熱心な出店者とは思われず、来場者はブースに振り向いてもくれません。こうなると持久戦となり、ただただ誰かブースに立ち寄ってくれるのを待つばかりでした。かって、見本市のブースに私が立ち寄ると、営業部員が熱心にかつ丁寧に商品やサービスの説明をしてくれた理由が判りました。一日待っていてもそんなにブースには立ち寄ってくれないのです。立ち寄ってくれた来場者には待ってました、とばかりくそ丁寧に準備していた説明をしたかったのでしょう。
4、出店者と仲良くなれた。
ブースに来場者が入らず、暇つぶしに困るとなると、隣近所のブースにいる営業部員達と無駄話をすることになります。暇にまかせて左右と前後にあるブースの人達を話をしていると、相手の会社の事情も分かり、仲良くなります。美人の社員や派遣のモデルがいたら楽しいのですが、生憎と私のブースの左右前後はほとんど男だらけでした。
ということで、私の2日間の出店の初体験は終わりました。疲れた~。
2006年10月29日
●不思議な商品なのですがそれでも需要者はいるらしいのです。

デザインも不思議なら用途も不思議でした。
女性からはオーラが漂ってくるような感じをうけました。
「産業交流展」の会場で見つけた新商品です。この女性が手に持っている土器のようなものが商品で、これは「まくら」なんだそうです。上下に分離されたお釜と蓋で組み合わされていて、素焼きの素材です。お釜の中に頭を入れ、顔を隠すように蓋を置くと安眠できるとのことでした。この頭全体を覆ったまくらで寝ると、宇宙空間に漂うような異次元の体験ができるそうなんです。このまくらを買わなくとも、出店者の会社に出掛けると、レンタルでお試しできるコースもあるそうなんです。私は余り乗り気はしなかったのですが。出店者の女性は、「これは商品ではなく、芸術品です」と力説していましが、どことなく霊能者のような雰囲気がありました。
2006年10月29日
●思わぬ用途にニッチと判断しました。


最初は余り関心を持たなかったのですが、説明を聞くと「なるほど」と思わされました。
「産業交流展」の会場で見つけた新商品です。ゴミの重量を測定する機械です。上段の写真にあるように、一般に見慣れたデジタル体重計のような形をしています。下段はゴミ袋の重量を測定している状態を写したもので、測定器にゴミ袋を持ったまま乗り、重量を計測します。その後、人物だけの重量(体重)を計測して、差し引けばゴミ袋の重量が算出できます。ゴミ袋を持ったままと手ぶらの状態では重量が変わり、ゴミ袋だけの重量が算出できるのは当たり前のことです。この機械では、その測定結果を無線LANでパソコンに伝達できる機能があり、価格は38万円であるとのこと。
最初にこの機械を見た時に、ゴミ袋の重量を計るだけのための機能があるだけで、売れるのかどうか疑問に思いました。重量を計測するだけであれば、こんな機械を買わなくとも量販店で数千円の体重計を購入すれば良いはずです。しかし、出店者にいろいろと尋ねて見ると、なるほどな、と関心させられました。このへんてこな機械はちゃんとした需要があるのです。
例えば、多数の小さな小売店が並んでいる共同市場では、ゴミを捨てるにはその捨てた重量により処理費用が必要となります。今までは、毎月のゴミ処理費用から小売店の数で頭割りでして負担していましたが、ゴミを大量に出す小売店とそうでない小売店では不平等となります。このゴミ重量測定器を共同市場のゴミ捨場に置き、各小売店から出るゴミ袋の重量を計測し、その総合計により毎月のゴミ処理費用を按分すれば極めて明瞭会計となるのです。出したゴミの重量に比例して処理費用を負担するのであれば誰からも文句はでないことになります。こんな用途に、このゴミ重量測定器が必要となってくるのでした。この機械は多数は売れませんが、全国では必要としている人達がいたのです。これぞまさしくニッチ商品なのでした。
2006年10月29日
●愛犬家ではだれもが困っていることです。


これがあれば愛犬家にとっては朗報です。
ワンちゃんの方はどんな気分になるでしょうか。
「産業交流展」の会場で見つけた新商品です。ワンちゃんの糞を拾い上げる道具です。この出店者の持っている棒の先にはビニール袋が取り付けてあり、その袋を今まさにワンちゃんが糞をしようとするときにお尻に差し出すのです。すると、ワンちゃんの糞は袋の中に落下して、地面にはへばりつきません。棒の手元のワイヤーを操作すると袋は折り畳まれ、糞は袋の中に収納されるようになっています。こうして、ワンちゃんが道端に糞を落としておくことなく、飼い主は手を汚さずに糞を袋に取り込むことができるのです。愛犬家にとっては、煩わしい作業がなくて、めでたしめでたしということになります。
愛犬家では、ワンちゃんの散歩の際に道路の落としていく糞の処理に悩まされていました。このため、過去にも糞取り機は各種開発されていたようですが、アイデア段階で終わっていて商品化までされた方は少なかったようです。特許公報や実用新案公報を検索するとワンちゃんの糞取り機の発明が数多く見受けられるからです。商品化はしたのですから、今後の販売にご尽力下さい。
なお、この開発者はビルのオーナーのようで、余裕がある雰囲気でした。新商品を販売して儲ける、というよりは、アイデアを実現化して発表することが生き甲斐のようでした。ブースには、この糞取り機の他にも新商品が多数並べられていて、特許も多数取得していてアイデアマンのようでした。
2006年10月29日
●首都圏の中小企業のための見本市です。





ありとあらゆるジャンルの中小企業が出店し、まとまりがないのが特徴です。
行ったことはありませんが、アラブのバザールのような雰囲気です。
中小企業、零細企業、個人事業主が出店する「産業交流展」にでかけてみました。この見本市は、主催が東京都、東京商工会議所などであり、出店者の条件は「東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県の首都圏に事業所が所在する中小企業」というだけで、それ以外には特に制限がありません。つまり、中小企業の概念に該当すれば、マルチ商法、公序良俗に違反する商品・業務などを除いた健全な企業であれば誰でもが出店できるのです。このため、会場内はあれこれと多種多品目の商品・サービスが展示されていました。三段目の写真は浅草の伝統工芸品を展示しているコーナーであり、四段目の写真はマッサージのサービスを展示しているコーナーであり、五段目の写真は事務家具のリサイクル品を展示しているコーナーです。新商品から旧来の伝統品まで、ありとあらゆる業種が出店してて、まとまりがつかないのが現実です。しかし、これはこれで楽しいもので、小さな店舗が並んだアメ横を歩くような雰囲気であり、何があるかわからないものを捜し出す楽しさがあります。
この見本市では、首都圏にある中小企業に商談の場を設けて、活性化を図ることが狙いのようです。このため、出店するのが容易なようにしてありました。会場内の床は、区などの地域毎や組合などの団体毎に貸し出されているスペースと、一つの企業が独自に出店するために貸し出されているスペースに分けられていました。地域、団体毎に貸し出されるスペースでは、例えば二段目の写真にあるように「台東区」がまとめて借り、それを台東区にある中小企業に又貸しするような形でブースを設営していました。この場合のブースの貸し出し料はその地域、団体によって異なるようですが、無料又は無料に近い金額のところもあったようです。また、単一の企業が独自に一つのブースを借りた場合の出店料は約7万円(3×3メートル)でした。民間イベント企業が主催する見本市では、同じ広さであっては35万円前後ですから極端に安い出店料といえます。こんなに安くブースを借りられるのは、当然のように主催者からの補助があるためで、回り回って我々の税金から補われているのは当然のことです。この他に著名人による講演会や優良企業の表彰などもあって、税金による大盤振る舞いの見本市ではないかと思いました。税金で運営されるのであれば、もう少し工夫してみても良いのではないでしょうか。
2006年10月29日
2006年10月27日
●これからの新人を発掘できるかもしれません。



大手のライセンシーの片隅ですが、売り出したい新人の場もありました。
主催者の粹な取り計らいではないでしょうか。
「ライセンシングアジア」の会場の隅にはギャラリーと称して、新人のためのコーナーが設けられていました。このコーナーは空間を仕切らずに壁だけが主催者から提供され、その前の1メートル四方の場所が作品を展示するスペースとなっています。このスペースの貸し出し料は2日間で7万円とのことで、格安の価格設定ではないでしょうか。出店者は1メートル四方の床と壁にそれぞれの作品やデザイン画を展示して、商談を行うことになります。出店者はこれから売り出したい若手デザイナー、プランナーばかりです。言い換えれば、未だ売れないデザイナー、プランナーが自己宣伝してスポンサーを見つけるための場とも言えます。これから売り出す無名のデザイナー、プランナーを育成しようとする、主催者側の親心ではないかと思います。多分、7万円の出店料を徴収したとしても、主催者からすれば赤字になるコーナーだと思います。
未だ無名なのですが、これから自己表現をした作品を世のなかに出していきたい若手のデザイナー、プランナーは、出品物の説明に熱心でした。中にはゴマ塩頭の中年の方も見かけられましたので、作品の売り込みは大変なのでしょう。三段目の写真は絵本やキャラクターを商品化していきたい女性で、本職は看護師だそうです。仕事の合間にデザインを描いているのでしょうか。この人以外にも、プロに転向したくて出店していた人が多くいました。皆様頑張って下さい。
2006年10月27日
●こんなものまでライセンスされてます。


ブランド、キャラクターでは何でもライセンスできる時代です。
「ライセンシングアジア」の会場で見つけたライセンス商品です。クッションに医薬品のブランドをプリントしたもので、クッション以外の商品にもブランドを印刷したものもありました。この会社では、日常見かける医薬品のブランドを医薬品以外の商品に使用するためのライセンシングをしていました。何時も見慣れた龍角散や宇津救命丸のパッケージがそのまま生活用品に印刷されていると、何か新鮮な感じがします。要するに、アンディーウオーホールがキャンベルスープの缶をそのまま描写したのが美術品になるのと同じ理由でしょうか。
このライセンシングの企業では、国内で昔から使われている家庭常備薬に絞って商品化しているようです。現在は何でもライセンスの対象となるようで、どのようなブランド、著作権をどのように加工して商品化するかが勝負のようです。この他に、有名企業のブランドをTシャツに印刷し、その企業から広告料を徴収することで利益をだしている企業もありました。
2006年10月27日
●身の回りにあるキャラクターや漫画の使用許諾をする見本市です。





著作権や商品化権をライセンスするための見本市です。
販売する商品はありませんが、キャラクターなどの画像は豊富でした。
「ライセンシングアジア」という変わった見本市にでかけてきました。この見本市では、それぞれのブースにサンプルや有体物を展示しているのですが、直接販売する商品が無いのです。各出店者が販売するのは、キャラクターや漫画の主人公、デザイン、映画のシーン、記録写真などの著作権、商品化権のライセンスなのです。キャラクターをTシャツに印刷するような場合には権利者から許諾を受けて製作できるのですが、そのためには権利者(或いは、総代理店)から許諾の契約を交わさなければなりません。この見本市では、その許諾しても良い著作物、キャラクターなどを展示していて、販売するような形のある商品は一つもないのです。いわば、「許諾の契約書」がこの見本市での商品と言えるかもしれません。
会場内にはすでにあちこちで見かけた馴染みのあるキャラクターや漫画から、これから売り出すキャラクター、写真などが展示されていました。こんなものまでもがライセンスの対象となるか、と思わせるような著作物までもが出品されてました。今やライセンスビジネスは巨大なマーケットなのです。
二段目の写真は外国企業が保有する写真素材や映画などをライセンスする出店者で、三段目の写真は見たとおりの漫画の主人公をライセンスする出店者であって、四段目の写真は著名なキャラクターの着ぐるみをつけて宣伝している出店者です。これらは従来から知られているライセンスの対象なので理解できますが、他の出店者には少し理解に苦しむようなライセンシングをしているところもありました。しかし、権利意識が強くなってきたため、人が考えたアイデア、著作物であれば何でもライセンスできる、と考えた方がいいのではないでしょうか。
会場で気がついたことなのですが、東南アジアからの出店者が増えてきたことです。従来までは、アメリカやヨーロッパからキャラクターや商標をライセンスするのが通常であり、青い眼をしたデザイナーの作品が尊重されていたようでした。しかし、東南アジアからは日本のマーケットにデザイン、キャラクターを売り込もうと乗り込んできていました。四段目の写真は韓国の数人の学生デザイナーが出店していたブースです。日本でライセンスをしてみたいようでしたが、日本のキャラクターとは少し雰囲気が違っていて、日本人に受けるかどうか少し疑問です。この他にも韓国からはライセンシングをしたい出店者がブースを出していましたが、中国からの出店者はいませんでした。中国はライセンシングビジネスでは未だ後進国であり、外国にまでライセンスできるようなオリジナルの著作物がないのでしょう。しかし、これからはシンガポール、香港などからはライセンシングしたい出店者が出てくるのではないでしょうか。
2006年10月27日
2006年10月16日
●メガネだけの見本市です。





メガネの国際総合展にでかけてきました。
どんな要望にも答えることができるあらゆるデザインのメガネがあります。
近視の多い日本人にとってメガネは必需品です。このため、メガネの業者だけを集めた「メガネの国際総合展」という見本市が開催されています。昔はメガネは一人一枚を保有しているのが普通でしたが、昨今は雰囲気、衣料に合わせて着用するため複数枚保有することが多くなってきました。また、昔に比べてメガネの価格が相対的に安価となってきましたので、医療器具というよりはファッション素材のような感覚で購入されているようです。
会場には新型のメガネを販売しようとするメーカーが出店しており、ありとあらゆる形のメガネが展示されてました。最近の傾向では、国内のメーカー(主に、福井県鯖江市が多い)ばかりか、フランス、イタリアなどの海外からのメーカーの出店が目立ってます。二段目、三段目の写真は海外から出店したメガネメーカーのブースで、メガネを購入しようとする問屋、小売店とで商談が行われてました。ここで展示してあるメガネは見本であって、この見本を元にして発注する数量を商談するのです。三段目の写真では、アメリカでは有名なサングラスメーカーのようで、今年から日本のマーケットに進出していきたい、とのことでした。四段目の写真はメガネを修理する道具を販売しているブースで、細かな商品を修理するため多種類の道具が展示されていました。
2006年10月16日
●売れそうにない発明品 ③


日常生活で便利そうに見えるのですが。
自宅を大改造するまでもないと思うのですが。
「パテントソリューションフェア」のブースで見た特許商品です。台所から出るゴミ箱を内外から取り出すことのできる装置なんだそうです。
台所には生ゴミなどを入れるゴミ箱が設置されていますが、ゴミを捨てるには一々取り出して外に捨てに行かなければなりません。このアイデアでは、家の壁に穴を開け、部屋の内外でゴミ箱を取り出したり、入れたりすることができるのだそうです。ゴミ箱を台所の中で持ち運ぶこともなく、清潔になるはずです。
しかし、家の壁を破ってまでして穴を開ける必要があるのでしょうか。また、壁に穴を開けるとなるとそれだけ大工仕事の工賃がかかります。新築の工事で、仕事が増えればそれだけ建築費が高くなるはずです。また、穴を開ければ風水が進入しやすいものであり、家の寿命にも影響してくるのではないでしょうか。
なお、日常的に生ゴミが発生する料理店の板場では、隣の部屋にゴミ箱を移動させるような穴を開けているのは見たことがあります。しかし、一般家庭ではここまでして壁に穴を開ける人はいないのではないでしょうか。
2006年10月15日
●売れそうにない発明品 ②

昔のアイデアではないかと思います。
今は安くて使いやすい機械が沢山出回ってます。
「パテントソリューションフェア」のブースで見た特許商品です。一斗缶を押しつぶしてしまう道具なのだそうです。機械工場や食品工場では不用になった一斗缶が沢山出ます。それらを上下から押し潰して小さくすることで廃棄するのに便利な道具だそうです。
この道具は写真で判るように、2メーター程の長さがあって重いのです。テコの原理で軽く押し潰すためにはこの程度の大きさが必要かもしれません。だが、マーケットでは電動で簡単に一斗缶を押し潰す機械が販売されているのです。それも数社から。大きさも数十センチ四方の大きさであって、場所を取りません。
この道具であれば動力もいらず、どこでも使うことはできますが、こんな大きな道具を導入して使いたい会社は無いでしょう。会社の上層部よりも、作業現場で働く人からは、「ボタンで簡単に押し潰す機械があるのだからそれを買ってくれ」、という要求があるのではないでしょうか。
時代錯誤の商品であり、こんな馬鹿でかい道具を使いたいと感じる人は少ないのではないでしょうか。
2006年10月15日
●売れそうにない発明品 ①


個人的な趣味のアイデアでした。
「パテントソリューションフェア」のブースで見た特許商品なのですが、何度説明を受けても理解できないものだった。要するに、思い出や記念をシールやメタルにしておき、後日になってその場に居たことを証明します、というアイデアであった。仕掛けとしては、コンサート、観劇、映画、野球などにでかけたなら、そのチケットの半券(の番号でも良い)を本部(つまり、特許権者のいる事務所)に送ると、その日、その会場にいたことを証明するメタルを発行してくれる、というものである。発明者の女性は、「その日、その場にいたことを証明し、思い出が正確な記録として残る」と力説されていた。
だが、このような個人の行動を証明して記録することに何か意義があるのだろうか。個人的な記録を残すだけの価値があるとは思えない。無料であればまだしも、本部に手数料を支払ってまでして記録を残したいと考える人は少ないであろう。また、そのような需要があったとしても、極く少ない人数ではなかろうか。
この発明者の女性の個人的な欲望から開発したと思われるのだが、誰も買わないであろう。世のなかの需要を考慮せずに開発してしまったのではなかろうか。
2006年10月14日
2006年10月15日
●特許を流通させるための見本市に行ってきました。





パテントソリューションフェアという見本市です。
何とも奇妙な見本市でした。
「パテントソリューションフェア」という見本市で、主催者は特許庁と関東経済産業局でした。要するに、「特許の流通の促進を助成するための見本市」という内容で、民間会社や個人発明家が保有している特許の内で、使われていない特許を市場に放出し、販売したりライセンシングする場を与えようとするものなのです。昨年も同じような見本市が同じ主催者で開催されたようですが、私は今回が始めての入場です。
この見本市での出店の条件は、特許出願しているか特許を取得していることであり、それぞれの出店者は出願番号や特許番号を表示していました。特許庁が主催するのですから、特許にからめた商品でなければ出店する意義がないからです。そして、この見本市の趣旨は、町の発明家が開発した特許や大企業が保有している使われていない特許を、第三者に使ってもらい発明の有効な活用を促進するというものです。この趣旨は非常に良いのですが、見本市の会場が暗いのです。通路を歩いている人が極端に少なく、ブースを訪れて商談している風景が殆どないのです。出店者はブースにそれぞれの発明品や特許製品の見本を並べているのですが、全く活気がありません。出店者の多くは老人や老女が目立ち、自営業者というよりは発明マニアのような人達が目立ちました。展示してある発明品の見本を見ても、とても商業ベースに乗るようなものはなく、個人的な趣味で開発したようなものが目立ちます。殆どの発明は私が見ても売れそうにないものばかりです。各ブースで出店者から説明を聞くと、その発明品がいかに優れているか、を力説されるのですが、大部分は自己満足のようなものばかりです。中には相当の資本を投下し、見本品ばかりか量産もしている人もお見えになりました。海外への特許出願もされた方もみえて、発明が道楽のようになっている方もいるようでした。
そもそも、このような特許の流通のための見本市は必要なのかどうか疑問です。これから販売が見込めるような特許製品であれば、何もこの見本市に出店しなくともスポンサーがつくはずです。アイデアだけで売れそうにもないため、スポンサーが誰も付かなかったのではないでしょうか。会場を歩いていると何だか侘しくなりました。マーケットが振り向きもしないような売れない発明品を展示するのはもう止めた方がいいのではないでしょうか。
二段目の写真は会場の入口ですが、特許を流通させるという趣旨のためか、特許の相談員が待機していました。三段目の写真は通路なのですが、来場者が少ないのです。出店者ばかりが目立ってました。四段目の写真は、自らの発明品であるチューブ入りペンキを展示していた叔母さんです。ペンキをチューブに入れただけなので、特に目立った特徴はありません。本人は商品がもっと売れて欲しいと願ってました。五段目の写真は防犯用の戸を展示しているブースです。会社をリタイアして発明品を販売しているようです。全体的には70歳程度の、自営業を辞めたり、リタイアした人が多かったような印象があります。
これから販売する発明品や特許製品を展示する見本市があってもいいと思うのですが、発明マニアの老人や老女が目立つような活気の無い見本市はもう止めてもいいのではないでしょうか。もし、継続して開催するのであれば出店する商品を吟味し、爆発的に販売はできなくとも社会のどこかで活用できるような商品を選定すべきではないでしょうか。
2006年10月15日
●どこでも見かけられる娯楽の用具です。


レジャー&サービス産業展にはありふれた商品が出店されてました。
大企業では絶対に製造していないのです。
「レジャー&サービス産業展」では、簡易型のジム機器が出店されてました。スポーツジムやフィットネスクラブには必ず機械で肉体をトレーニングするジム機器が設置されています。しかし、それらの多くは大型で高価なものでした。この会社では、機能を省略し、安価なジム機器を販売していました。但し、フットネスクラブに向けて数種類の異なったジム機器を一括販売しているのであって、一般家庭向けには販売していません。
最近のフィットネスクラブでは、シャワーを無くして設備を小さくし、投下資本を少なくした小型の店舗展開が増えています。駅前の小さな広さのビルで直ぐに開業できるのを狙ってます。クラブの会員からすれば、豪華なシャワーや休憩室などは不用であって、気軽に汗を流せるのであればそれで十分なのです。そんな要望のためにこのようなパイプ製の簡易なジム機器が開発されたようです。
下段の写真は街の雑貨屋とか駄菓子屋の店頭で見かけられる占い販売機や千社札販売機です。コインを投入して、必要なデーターを入力すれば占い札や千社札が出てくるものです。全国のどこでも見かけられる自動販売機なのですが、実際に製造し、販売している会社は名も知れない小さな会社なのです。ただ、利用しているお客にとっては、誰が製造して流通させたか、は知るよしもありません。それでいいのです。このような目立たないヒット商品は静かに、黙って売れていくのです。
2006年10月14日
●時間を消費することを援助する見本市でした。



レジャー&サービス産業展にでかけてきました。
時間を消費するには色々な方法があるようです。
「レジャー&サービス」というタイトルでは内容がイマイチ不明ですが、要するに娯楽に関する業界の見本市です。生産や加工などの工業でもなく、飲食・喫茶などの日常生活に不可欠なものでもなく、農水産業のような生産業でもない、その他の分野に属する業界と言えます。つまり、無くても毎日の生活には支障はないが、あれば生活に潤いを与える業界といえます。
昨年はラブホテル関連の業者の出店が多かったのですが、今年の出店者は多様な分野の業者が出店していました。カラオケ関係の業者、マンガ喫茶関連の業者、癒し関連の業者の出店が目立っていました。日本人の生活パターンが、「時間を潰すための消費」の比重が大きくなってきており、娯楽、遊びについても一つの産業として認識されてきたのでしょう。会場には、カラオケ業者、スパ業者、アミューズメント業者、フットサルなどの運動競技業者などが出店していました。娯楽産業といっても、パチンコ業者の出店はなく、また、リゾート産業の出店もありません。来場者の多くは自前の建物などを持った街の自営業者が大半で、出店されているレジャーやサービスの中で取り込むことができる新事業を探しにきた人です。娯楽といっても、パチンコやゴルフのような投下資本が大きいものではなく、街の中で手軽に遊べる小さなものを目指してきているのです。どこの駅前にも見かけられる小さな娯楽事業なんです。この見本市から導入した新規事業が全国の駅前、ロードサイドで開業することになるでしょう。
二段目の写真は公園や遊園地の遊具を施工する業者であり、テーマパークのように大きなものではないが、どこの地方都市にでもある小さな公園に設置するための遊具です。三段目の写真は、子供向けの写真スタジオを販売する業者です。子供服をレンタルし、デジタルカメラで撮影するとその子供だけのアルバムを製作することができるものです。スタジオに新規参入してみたい自営業者は、カメラ機材とノウハウの一式を購入し、スタジオを経営することができるのです。
2006年10月14日
2006年10月14日
●極めて多機能な商品なのですよ。

世間にはこんな不思議な電化製品もあるのです。
しかし、実際に使う人もいるのです。
「ダイレクトマーケッティングフェア」でみつけた不思議な機械です。極めて大型のハードディスク(300ギガ以上あるらしい)を搭載した電子機器で、カラオケ、テレビゲーム、囲碁ソフト、将棋ソフト、数十本の劇映画、観光地の風景画像などのソフトを収納してあるのだそうです。これ一台で、カラオケを始めとする全ての遊び(ソフト)が出来るのだそうです。これから高齢化社会となり、定年で退職した人達が自宅で時間潰しをするために製作された新型商品なんだそうです。
写真の中央にある紫色をした機械がその本体で(テレビは含まず)、一台が何と90万円もします。この金額が高いと感じるか、安いと感じるかはその人の主観でしょう。この機械を5年間使ったとすれば、1日500円です。この金額で暇つぶしができるのなら安いかもしれません。
では、この商品が売れるのでしょうか。実は売れるのです。強力なセールストークの営業員では、このような多目的多機能の商品の長所だけを説明し、小金を持った顧客に営業していくのです。世のなかにはこのような暇つぶしの機械を必要としている人種もどこかにいるのです。そういった人達のためにこの新製品は企画された、と考えれば良いのです。1、2年の内に、どこかの家庭にこの機械が据えつけられているのをご覧になることもあるでしょう。なお、この機械を誰がどのようにして販売するか、については私は説明を差し控えさせて頂きますが。
2006年10月14日
●ダイレクトマーケッティングの見本市に行ってきました。




訪問販売が主体の見本市です。
一般にはなじみの薄い商品なんですが。
「ダイレクトマーケッティング」の英文(和製英語なのですが)を直訳すれば「直接の販売」となります。すなわち、「店舗を持たずに、顧客に直接商品やサービスを販売すること」になり、訪問販売のジャンルになるのではないでしょうか。すると、この見本市の主旨は、訪問販売のために必要な商品や訪問販売を支援するサービスを展示することになります。会場には、訪問販売に向けた商品(健康食品、美容器具、エステ器具など)が並べられますが、どれもデパートや商店では見かけられない特殊なものばかりです。訪問販売では、営業員が直接家庭を訪問して説明と販売を行うため、どうしても商品が特殊で高価にならざるを得ません。しかし、素人の私が見ていても不可思議な商品が多いのです。会場には、新しい商財を仕入れたり代理店になろうとするブローカー風の人達がいて、一種独特の雰囲気でした。
二段目の写真は商品流通のフランチャイズを募集している出店者で、生協とカタログ販売の長所を取り入れた新型の小売り業なんだそうです。数十万円の加盟金を払うと代理店になれて、近所の人達にカタログ販売を代行することができるのだそうです。生協のように注文した商品の取り次ぎは必要なく、安定した収入が得られる、との説明でしたが何だかよく分かりませんでした。
三段目と四段目の写真では、「NETWORK BUSINESS」の業者の総合展示のコーナーです。ネットワークと言ってもインターネットではなくて、知人を加盟させて販売網を広げる商売です。ねずみ講などでは無限連鎖販売法により禁止されてますが、一定の限度を設定すると(例えば、販売金額が一定額よりも低い)、ネットワークビジネスとして合法に営業できるのです。四段目の写真では、これらのネットワークビジネス会社が販売している商品を陳列してありました。健康食品のように消耗品が多かったような気がします。
極めて特殊な見本市と考えられますが、広い日本ではこのような訪問販売業者も数多く活動している証拠でしょう。
2006年10月14日
2006年10月01日
●大企業の乗り込みが始まった。


介護用品、リハビリ用品の分野はこれからです。
異業種の大企業からも参入が相次いでいました。
福祉機器展には介護用品ばかりでなく、リハビリに関する商品も出店されています。二つの写真は何れも脚力を増強し、身体を柔軟にさせる訓練のために使用するものです。一段目の写真では、両脚を開閉して両脚を開くための装置です。二段目の写真は、足を前後させることで歩行を回復させるための装置です。何れも新製品で、これからの販売となるそうです。
この機械が珍しいのではなく、この機械を製造していうのが古河機械金属という一部上場企業なのです。どちらかと言えば、固くて大型の機械などしか製造してこなかった企業ですが、すでのリハビリの分野も研究していたのでしょう。歴史のある大企業も福祉関連の業界に乗り込んできた証拠です。
2006年9月30日
●不便な介護用品でないかと思うのですが。


介護の世界には新商品が現れます。
本当に売れるかどうか疑問となりますが。
福祉機器展には毎年のように新製品が出品されてます。しかし、一見しただけで不可思議な(つまり、売れそうにもない)商品が出品されているのを見かけます。新製品を案出する努力も必要なのですが、はたして市場で必要とされている商品かどうかも考慮すべきではないでしょうか。
一段目の写真は畳を持ち上げることのできる装置だそうで、写真の状態が畳が最大に上昇した位置で、下降させると他の畳の高さに収納できるものです。なんだか、時代劇に出てくる忍者屋敷の畳みたいです。この装置では、畳の上で介護を受けたい老人のために製作されたもので、要介護者が寝ている畳を持ち上げて介護できるようにしたとのことでした。しかし、本来、畳は部屋の中に敷きつめられているので役に立つものです。一枚の畳を持ち上げるとその周囲は他の畳と擦れることになります。また、畳は床の根太の薄い板に載せられているので、このような機械を載せることができるかどうか問題となります。また、介護する人達にとっては、このように畳敷きの部屋の中で、畳が持ち上がったところでも別に便利ではありません。老人介護では身体の沐浴や排泄物の処理などがあり、水分を吸いやすい畳の上でこのような作業をするとなれば、介護する人にとっては大きな負担となるのではないでしょうか。発想はユニークなのですが、介護する人達の利便性は考えられなかったようでした。
二段目の写真は、車椅子に取り付けて三輪車にするアダプターです。車椅子の前に取り付けて、ハンドルを操作しながら前輪を回すことで、要介護者が自力で移動でき、脚力の増強になるのだそうです。しかし、本来車椅子を使用しなければならない要介護者では、脚力がないために車椅子に座るのです。脚力を訓練するためには別途専用のリハビリ用品があるため、それを使った方が便利です。また、要介護者が子供の三輪車のような道具を喜んで使う、とは思われません。一見すると、車椅子にもリハビリ用品にもなる便利なものと思われるのですが、実際には使われることは少ないでしょう。
2006年9月30日
●便利な介護用品ではないでしょうか。


小さな介護用品ですが便利でしょう。
中小企業でも便利でユニークな商品を販売しているところもありました。福祉機器であっても、他社では取り扱わない商品開発をするべきです。
一段目の写真は歩行補助具であり、足腰の弱ったお年寄りが体重を車体にかけながら歩行することができるものです。別名、お年寄りのオープンカー、と呼ばれているようですが。従来は乳母車のような車体にビニールのカバーがかけられた構造のものばかりでした。どちらかと言えば、ダサイくて、老人らしい商品でした。この会社ではデザインを一新して、モダンな補助具を展示していました。価格は従来品の三倍もしますが、散歩にもお洒落な感じをもたせるでしょう。なお、この会社では、この補助具を男性の老人に販売していきたい、と言ってました。男性は外出するときに、このような補助具を使うのを嫌がるそうです。モダンでお洒落な補助具であれば、歩行の友達に使うのではないでしょうか。
二段目の写真は、車椅子で使用する大型の帽子です。車椅子に座っていて雨に降られると、雨水が肩からしみ込むそうです。通常の三倍以上のツバが広いので、雨水が体に当たり難くなってます。どこにでも有りそうなのですが、実は他には無い帽子だそうです。
2006年9月30日