2005年05月02日

●取材先でのご接待

取材では時々御馳走になることもあった。
期待はしていなかったが、あまり回数は多くなかったのが実際でした。

 取材していて有り難いのは、取材先から接待して頂けることである。限られた予算の中で、ギリギリの経費で取材しているため、接待して頂けると気持ちの良いものであった。卑しいようであるが、フリーの取材者としては千円、二千円の経費も自腹なので心から有り難いことであった。企業紹介をする上では、取材先からの饗応があってはいけないが、許容できる範囲であれば受け入れた。私の収入が激減していた時期であったので、出張先で食事を奢って貰えると、涙が出るほど嬉しかった。
 接待はそれほど多いものではなく、山形に出張した時に温泉旅館に泊めてもらったこと、愛知に出張した時に社長の自宅に泊めてもらったこと、大阪に出張したときにホテル代を負担してもらったこと、の3回だけであった。それ以外の接待では、晩飯を御馳走になったことである。それでも回数は少なく、全部で数回もなかった。大阪では、私の大好きな河豚のフルコースを御馳走になって感激した。だが、大半の取材先では、インスタントコーヒーを1杯だけ出されてお終い、ということばかりであった。その会社から頼まれて取材するのではなく、こちらから無理を言って取材を申し込むのだから当然かもしれない。
 1度だけ『お車代』として1万円の入った封筒を渡してきた社長がいたが、さすがにこれだけは困った。相手としては感謝の意味を込めてポケットにねじ込んできたのであるが、現金だけは受け取れなかった。この現金は後日書留便で丁寧に理由を述べて返送した。
 私の取材で一番困ったのは交通手段である。駅の前に会社があれば不便ではないのだが、ほとんどの取材先は駅から離れているか、山の中に設立されているケースばかりであった。こんな場合は駅からタクシーを利用するのであるが、結構高い交通費となってしまう。取材費が乏しいため、きついものであった。事前に連絡して、駅まで迎えにきて頂いた取材先は有り難いものであった。数千円のタクシー代の出費でも私にはきついものであったからである。しかし、往復とも自腹でタクシーを利用するような場合には、泣きたくなるような気持ちであった。取材が終わって会社から出るとき、『駅まで送っていきましょうか』と言われると助かったような気持ちになることが多かった。
 中小零細企業では、マスコミからの取材には慣れていないであろうが、せめて駅までの送迎だけはお願いしたものである。
 2005年5月1日

Posted by hibi at 2005年05月02日 16:46
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